2005年12月12日

エウレカ#34「インナー・フライト」

アンチヒーローのようでヒーローキャラなようでやっぱりアンチヒーロー。ノルブは個人的にかなりツボですよ。キャストが小山力也だとか、登場シーンが今川版GRみたいなテイストだったりとか渋すぎる。あと顔のゴルゴ紋(他に形容できない)。しかし彼が対になろうとしたというサクヤが超miteeee. きっとオリエンタル美少女に違いないよ。それにしても「しかし、かわいいんだからいいじゃないか」という爽やか生臭坊主ゼリフにはもう惚れるしかないな。というかお前は電波男か。開き直り過ぎ。そんなこといってたら今に二次元界住人との婚姻届けを役所が受理せざるを得ない世情になっちゃうんだからね!

ところで今回の話って以前にも放送された軍による街ぐるみ虐殺エピの視点をずらした変奏であるわけだよね。エウレカがメーテルたち三人を見つけるくだりなんてフィルム流用部分の割合も多かったように思うけど、印象としては今回の方が全然センシティブに迫ってくる。まるでスタッフ反省会の成果を見せられているかのようでした。

追伸:数週前の感想で“もうアパレル商品出ないんでしょ?”って打っちゃったけど、あとで公式サイト見てきてたらばっちり発売予定されてる(なんかレントンのジャケットとか …でもいっそ赤ジャージの方が売れるんでない?)ことが分かった。かっこわるい自分かっこわるい。
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BLOOD+#9「それぞれの虹」

若年層に向けた教育色の強さこそ意識せざるを得ないとして、サブタイトルに上げられてたテーマ性もそれなりに昇華されていたしそんなに悪くない出来だったと思う。カイのお兄ちゃん性がクローズアップされてたのも微笑ましかったし。

しかし完全単発のちょっといい話エピかと思ってたら、製薬会社の裏部門に拉致される展開になってて意表をつかれた。シリーズ構成的にも綱渡りっぽさもあれどとりあえず機能中。

(ボディラインにメリハリありすぎてどっちかというとチャイナドレスにしか見えなかったけど)アオザイ姿をデヴィッドに見てほしかったジュリア。二人の会話もそれとはなしにキャラ性をふくらまそうとしているように見えた。

でも「兄ちゃん、ぼく複雑な気持ちだよ」ってズバリなセリフ回しはいただけねー… ノーモアおとぎぞうし。
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GPO#5「アンダーグラウンド」

抜けすぎてて色男になりきれてない岩崎はいいキャラですね。なんだかんだで仲間思いだから見てて安心できるし。

今回はツインブリッジを再度守備するために、地下施設で歩兵サイズ幻獣を迎え撃つ話。正月休暇で通常の前線メンバーがそろわずに整備班(しかしももかタソはどういった能力を買われて徴兵されてるんだらふ)や司令車運転役まで駆り出されるというイレギュラー性が、小道具も上手に活かした状況設定と合わさって面白く見られる回になっておりました。もはや中隊長どのに逆らうことが目的化している乃絵留にしても、あの前髪ぱっつん小娘とつるんでなきゃさほど見ていてムカつかないことが分かったし。

しかしこのアニメ、稲田徹を非常に無駄遣いしてると思う。といいますか、八百屋のおやじ役はむしろ徹が兼任するべきだったのでは… まあ若本節の接客で笑わせていただきましたが。ところでHBペソギソって章が変わったらほかのアニモーに交代するのかな。いずれにせよ、どうも存在意義があやふや。だってこのアニメ、コメディなのかシリアス寄りストーリーものなのかどうにもはっきりしてないもの。
posted by 三和土 at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする