2006年02月27日

マイネwie#6「楽園」

女子生徒たちの有閑マダムみたいなもったりもったりした会話のあたりから笑いの予兆が止まなかった。さすがはヒロインのカミユたんメイン回。前シリーズでもカミユ回だった第3話からマイネ度が急上昇した観があったしな!

カミユの突然の自主退学に世話役オルフェさんはやきもき。エドさん家に続いて今度はカミユ家へ躊躇なく出発を決めます。授業は出席しなくていいの…? しかしそんなカミユの元へは新シュトラール候補生の一番穏やかそうな子(名前覚えてません)が一歩先に。だから行動早えぇよ(笑) …というかこれは罠ね!?

一方、そんな折にもっとも頼りになるはずのカミユの遠縁親類にて幼なじみのルーイ様の生家においても国王の実妹(前シリーズにおいてはルーイはハルペルトという実の伯父を追求したわけか…学園魔王の中の人も大変だなって初めて思った)である母になにやら心の乱れがあった模様。…またしてもこれは罠ね!? みんなの仲良しぶりを嫉妬した誰かの罠なのね!!

今回は状況に惑わされずに仲間同士の絆を守れるかとゆーテーマっぽいね。

訂正追記
posted by 三和土 at 03:39| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ノエイン#19「オモイデ」

東京時代のかつての親友がハルカを覚えていなかったのは、最初はノエイン(ところで今までの筋としては未来のユウという設定の方が自然なんだろうけど、私はハルカの成れの果ての方が話として面白いと思う)の因果律干渉のせいかと思ったけど、その後のユウと二人での思いで談義と合わせた印象においては、単純な物忘れという線もある。そういった曖昧さが、シリーズに深みを与えているなと今回も感じました。

しかし気付けば、残り5話。これまではマジックサークル・プロジェクト本格起動による時空間混濁の瞬間が中盤のクライマックスにくると思っていたけど、この調子では阻止できるか否か自体に焦点が持っていかれそうですね。

で、アトリの覚醒(というか病態再悪化というか)は何を意味するのやら。行動原理のほぼすべてが「カラスうぜぇ」なわけだから(ああ、そんでコサギは過剰に警戒してるの?)大事な局面で足を引っ張ってくるとかかな。

次回、ふたたびハルカはラクリマ時空へ。今度はユウが頑張るみたい。にしてもクイナが再登場したのは驚いた。身体が量子化されているということは、再構成が容易だというメリットがあるのだという設定を初めて意識したかも。評議会への一喝はなかなかかっこよかったですよ! (ああいうヘタレのやぶれかぶれの前向きさは作劇においては嫌いじゃない(笑))
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エウレカ#44「イッツ・オール・イン・ザ・マインド」

詳細は分かりづらいけど、ともかくアネモネの出自は戦災孤児だったわけで、かつ自分から選んでジ・エンドを駆っていたわけではないと。…そんな想像できてしかるべきことに情報将校あがりのドミニクが気付いてなかったというのは不思議なんだけど、ま、それはいつものお得意のリアリティ演出かな。薄々気付いているけど自分にとって都合の悪い認識だから気付かないふりをするというのは現実生活においてもよくあることだし。

顎で動かしてきたカンチョウさん(名前おぼえてない)ともちょっぴり分かりあえたことでドミニクサイドに活路は見えてきた。一方レントンサイドは… と、とりあえずモーリスきゅんにリーダーシップを委譲してみたらいかがか。
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BLOOD+#19「折れたココロ」

初めてエロティックに描かれた(ヒトの姿を完全にとどめた翼手ーアンシェルの言うところの『羊』とはわざと泳がされている人工翼手とか?ーが出たの初めてだもんねえ)吸血行為、深見梨加の含み豊かな演技が隠喩としての同性愛の雰囲気を高める偽リーザによる小夜への心理的揺さぶりなど、シリーズ構成上の要と娯楽性の高さを同時に達成した佳作回。余談ながらああいうホテル泊まってみてえー 最近ロシアがマイブーム気味なんです。あんなに文化性の高い国が、どうして政治面では。とかとか。話横道それすぎ

戦闘シーンも、アクションの動作一つ一つが、刀の重みを伝えるかのように具体的に描写されていて見応えがあった。

なにより、小夜の心の揺らぎに初めて共感できたような気がする。今回が本作におけるターニングポイントになることを希望します。
posted by 三和土 at 03:07| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月24日

BLACK CAT#17「船出する猫」

定番のキャラ配置(こんなにハマった神奈延年の直情演技がいまどき見られるなんて…)でベタな人情ものにうまく落とし込んだーー!! やるなー。世界観の書き割りみたいなペラさはまごうことなきゴンゾアニメだけど、これはけっこう良心的な類のゴンゾアニメ。

シャオリーの心理描写が原作よりも彫り込まれていた(と思う多分)のも嬉しい。

ところでなんでクリードが寝込んでるのか、以前の話の流れを思い出せない…
posted by 三和土 at 02:52| Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月22日

地獄少女#20「地獄少女 対 地獄少年」

「なんじゃこりゃぁああ!!!」「トウ!」


じりじりと性格俳優(そういえば性格声優という語彙は有効?)への転身をはかる三木眞一郎と、正調主人公街道まっしぐらの福山潤というせめぎ合いキャスティングにまずもってハラハラする。が、後半に進むと案外にストーリーと演出とのコンビネーションそのものに集中できてしまうあたり、やはりこの作品あなどれない。

能力を持った者が少数ながら確かに存在するという世界観があきらかになったわけで、かつあいの過去をほのめかすカットもふたつ登場した。やはり彼女の出自は戦国時代あたりっぽい。外的な要因は置いておいて、あいの内面にもまた地獄への水先案内人を務めなければならないそれなりに切実な理由があるようだ。

地獄少年くんの地獄に悶えるイメージが、ボスの絵画のような中世ヨーロッパ的悪夢の世界だったのが素晴らしかった。ぎりぎりのところで格調を保っているような気がする。けっこう良質な娯楽番組ですよね。
posted by 三和土 at 02:26| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月20日

マイネwie#5「冷雨」

エド父にこっそり警告の手紙を送ったのはアイザックなんだろうけど、前シリーズならもっと華々しい行動を取っていただろうなと思うと、今シリーズでは演出自体の基調が地味なものになったんだなと改めて確認。エドが自力で私邸まで辿り着いたのも同様。ここ数回は、エドが家族のしがらみから自立するお話だったわけですね。オルフェの役割はあくまで手助けと精神的サポート程度。

印象的だったのは、エド母が1カットながら生き生きとしたエキゾチック美女として描かれていたこと(エドと妹との再会展開ももしかしたら終盤に見られる?)でエド父という脇キャラの優柔不断さにもフォローが与えられていたこと、同様にエドの義母の申し分のない令嬢だった若い頃も回想されることで性格のバックアップが与えられていたこと。続編シリーズならではの余裕ある演出だったと思います。

列車とか街頭の人々の服装が、実際の1930年代ヨーロッパっぽくなっているのも前シリーズからの明らかな変更ですね。主人公オルフェの意識は、すでにしっかりと現実の世界と重なっているということかと。

さて次回からはカミユが物語の主軸に来るようで。そこから新シュトラール候補組との本格的絡みが入ってくるかな。

posted by 三和土 at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エウレカ#43「ザ・サンシャイン・アンダーグラウンド」

もしかして、舞台が現在の地球でないと劇中描写ではっきり分かったのって今回が初めて? そしてレントンたちのいた移民惑星には海がなかったらしいことに初めて気付いた。サーフィンという言葉が出なかったわけですね。

レントンが戸惑うエウレカに包容力のかけらも見せないあたり、思春期の人格成熟過渡の揺り戻しを見るようでリアリティはあったものの、やはり見ていて少々鬱屈する。来週にはなにか状況のブレイクスルーがあればいいんだけど。

対して、舞踏会でアネモネにデューイが語った父殺しの過去の方はなかなか印象的。何を意図しての描写かは相変わらず分かりづらいけど。アネモネが決定的にデューイの底を見切るフラグ? あと奮戦するホランド(脳神経と直結して操縦するあのLFOって前にも出てたっけか?)のもう一つの“理由”についての補強かな。

ガリバーにベッドをへし折られたドミニクの叫びが可笑しかった。ガリバーもアネモネの側にいるのがつらくなってしまったのかな。しかし本当にひとりになったアネモネ。それが、良い方面に転ぶといいけど。
posted by 三和土 at 16:17| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月19日

ガイバー#26(終)「降臨!! 巨人殖装」

OPの導入部に点滅する文字列が通常時の「GUYVER THE BIOBOOSTED ARMOR」から「GUYVER GENESIS begins…」と微妙な特別仕様に。

志津さんがニュータイプ並みの直感を発揮してたり、なぜか今回のみアプトムの首から上だけが獣化が解けるという器用なことになってたりとかは、まあ瑣末なことと見てみぬふりはできるんだ。(とはいえどう見ても超脚本&演出ぶりです。本当にあ…)

だけど、目覚めたあとの晶が直面していくであろう今後の悲愴な激闘がこれっぽちもほのめかされずに、瑞紀とのアットホームなパーソナルワールド(なんですかあの湖畔のイメージシーンわ)に逃避したまま、なんとなくの雰囲気でごまかされたのが納得いかないんだ!! 造りが荒い、荒いよ武上せんせい。こんなんなら前回担当した高橋ナツコ氏や前々回担当だった小林靖子氏にまかせてくれてた方が、まだこまやかな配慮が期待できたと思う。

おいらの見たかった最終回:OP省略→本編(もちろんアプトムたんのツンデレ素養全面開花が最大の見どころ。プルクシュタールさんもなんとなく獣神変したりしてちょっとしたサービス)→瑞紀の感慨をこめてしみじみとつぶやく「おかえりなさい」を皮切りにエピローグ部へ。これからの展開を予感させるような顎人の腹黒モノローグとかアルカンたんとその背後に控えるイマカラきゅん(だからゾアクリスタルを手に村上の亡骸をふりかえるアルカンフェルという#23でわざわざ入れてた描写の意味はどこにいってしまったんだと)とか。BGMにOPテーマ曲。そして締めは晶のちょっと勇ましげな決意の台詞で。

…… あー、まあ言ってみればとうに旬を過ぎた観のある:しかもいまだ完結していない原作を元に、むしろ企画組や制作スタッフは健闘してたと思います。当初の監督インタビューでも明言されていた“ドラマ性を重視した新アプローチ”の意図もよく伝わった。アクション描写も前半にくらべれば、終盤付近はぐっと垢抜けていましたし。なにより、個人的には忘却の彼方にあったこの作品に、ふたたび目を向けるきっかけをくれた事自体がありがたかった。だから全体的にはそう悪くなかったと思っているんですよ。ただ最終回のシナリオと演出にもうひとふんばり欲しかったなあという正直な気持ちも感じるだけで。

ところで(特に原作再読しないままに更新してた前半部分の感想では)本作の感想エントリにおいては、原作へのうろ覚え認識ゆえに事実誤認部分が多かったことをここにお詫びしたく思います。ことに哲郎さんが落ちてたユニットに最初に興味を持った展開が今回のアニメオリジナルだと知らずに責めるようなことを書いてしまったのは痛恨。ごめんねカベゴンタ。

posted by 三和土 at 06:26| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

GPOの毎回感想は停止となります

二週前までキッズステーションの放映を追いかけていたわけですが、中盤まできてようやく自分の嗜好に合わないことがはっきりしたため、とりあえず感想更新は停止します。視聴自体は、気が向いたらという感じになりそうです。「青の章」もやはりちょっと気になってたりもしますし…(何その煮え切らない態度)
posted by 三和土 at 05:46| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BLOOD+#18「エカテリンブルグの月」

ソ連時代建造の、殺風景な団地群が雰囲気出てました。ロシア編の空気感は全体的に好印象ですね。

息子を翼手化させてしまった血液学科学者の哀しみという筋立て自体は(デヴィッドやカイたちバックアップ組のキャラ補強ともきちんと絡み合っていたし)良かったものの、事故の経緯がまったく提示されなかったのには物足りなさも。
posted by 三和土 at 05:24| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月18日

ノエイン#18「ワルイユメ」

微妙に微妙に、危機の暗い影が物語に迫っている印象ですね。

ハルカがノエインに向かって「許さない」と憤慨していたのは、直接的にはカラスの存在を抹消しようとした行為に対して、間接的には自分の日常をこっそりと侵しつつある事実に対してだろうか。やや唐突ながらも、直観にすぐれたハルカらしい感情の動きでした。

トビと内田ちゃんの会話にはやっぱりついていけない(笑) ただ、マジックサークル・プロジェクトが時空間混乱の“原因”というよりもシャングリラ時空界の因果律干渉による“結果”の産物らしいとトビが解釈しているということだけは分かった。引っかけの多いアニメですな。面白い。

ところで気が付けばあと残り6話。主人公の片割れであるユウ少年がいまだ影が薄いのは、今後フォローを期待していいのでしょうか(笑) 
posted by 三和土 at 04:48| Comment(0) | TrackBack(2) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月17日

BLACK CAT#16「まどろむ猫」

ついさっき監督さんのインタビュー記事を読みました。まだ32歳なんだ! ちょっと驚いた。んでもってどうもやっぱり、ロジックとして見ないでただただ楽しんでほしい、みたいな事おっしゃってますね。

そんなわけで白昼夢エピソード。サキと話してたところで急にスヴェンといる場面に切り替わったよね。んんんん… まあいいや。トレインの脳内には摘出されてない弾丸の破片があるんだな、きっと。

なんだかサキが人生とか未来についていい事を言っていたような気がするが、忘れた。それにしても赤ん坊の顔が映らなかったのがやけに気になる。もし映ってたらすいません。わりとながら見だったので。

あと駅員や宿にいた人が、正面構図の棒立ちで口だけ動画入ってるのがゲーム画面みたいで可笑しかった。あんたらNPCですか。
posted by 三和土 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月15日

地獄少女#19「花嫁人形」

かっちりとフォルム取りされた作画傾向だったため、人形作家義母(このキャラ、ネウロの犯人並みにハジケてるw)はより憎々しく不気味に、そしてゲストキャラの幼な妻はよりけなげな和風美人ぶり。ふだんより依頼者への問いかけが多めだったあいの微妙な表情の表出もまたしかり。

やや現実離れした展開を、リアリティの籠った内面描写にてフォロー。こういうテイストのゴシックホラーめいた現代劇って、ふた昔ほど前の二時間ドラマ枠でけっこう見られたもんです。

名誉の大きさに比例して重圧もまたふくらんでいき、歪んだ想念は美へのアンビバレントな執着へと育っていく。芸術家も実に因業な人種なんかもしれんね。

ゆえに、一番不可解なのは息子の方なのかもしれない。母親の方はすくなくとも彼のように空ろではなかったし。追いつめられた状態ではまともな判断はむずかしいという、むなしいオチでしたよ。

…ほんとだ、はじめちゃん全然役に立ってないな(笑) THE傍観者。
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2006年02月13日

マイネwie#4「焦燥」

アイザック、ベルーゼとの同居乙www 使い走りみたいなことやらされとるね…

もうお目にかかれないかと思っていた芝美奈子氏の作監回。すこし頭部が横長気味になったような? 芝氏の回の場合、原画の美しさもさることながら動画にも目を配られているのか、あきらかにキャラクターの動作が滑らかになっていたりするんだけど、今回は冒頭でピアノを弾くエドの上体が微妙に揺れる箇所が見事でした。

学園の不穏な空気に消耗していくカミユと平行して、エドへの新シュトラール候補生からの揺さぶり(これだから平民は… と思わせるマイネのエスタブリッシュメントクオリチー)、さらにはエド義母のふたたびの画策と。まったりしていると思わせてなかなかの密度でした。雨が涙のように見えるラストカットの演出もベタながらけっこう胸にせまる。あんな冷たい女でもエドにとっちゃ“うちのかあさん”なんだな…
posted by 三和土 at 04:09| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雪の女王#36(終)「故郷へ」

うわあ… わがはい前言撤回するなり…… とってもきれいな大団円でした。結婚式シーン感動した。キスシーンのふたり美しすぎる。

スーパーアンデルセン大戦(だれかが言ったすばらしく的確な表現)はAパートで終了。ラギの雪の女王への恨みは誤解からくるものでしたという肩すかしオチも、女王がなんとなくいい感じの格言めいたことを口にしてうまいこと収めた(これぐらいの強引さなど年期の入った出崎演出の前には無問題)。あとは帰還の途中で、旅に出たフリーダと再会するくだりが嬉しかったなー。きかん気の強いこの子の顔立ちは好きだ。あとね、ラギは結局ゲルダの初恋の相手だったといってさしつかえないのだと思う。初恋は去り、旅は終わる。原作のテーマからはズレたままな気がするけど、それでも出崎作品らしいところには着地しているのかなと。

思い返せば、色々と斬新な感銘を受けるアレンジが為されていたり、あるいはサイケデリックなまでにぶっとんだ原作解釈が見られたりと、エンタティンメントの本領が感じられた3クールでした。途中でやめずに見て良かったと思うております。


ところで数週前には公式サイトにて、三週に渡って総集編を放映するとの告知が出ていたけれど、実際に最終回にてテロップで知らされたのは海外実写ドラマ(と思われる)が次週から始まるというものでした。「火の鳥」「ポワロとマープル」から三作続いたアニメ枠が消滅するのは、多少残念ではあります。

posted by 三和土 at 03:20| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ガイバー#25「胎動の蛹」

自分では認めていないにせよ、アプトムが陽動してくれていたおかげでDr.バルカスの注意がロッキー山脈で発見されたサナギではなくネオゼクトールの調整に向けられていたわけで。瑞紀たちの潜伏を陰に助けていたことと合わせて、晶がいない間の最大の功労者といってもいいのでは。さすが最強ツンデレ生物。健気すぎます。

瑞紀が戒厳令の中をいちかばちかで飛び出した論拠となった「晶が帰ってきたのに違いない」という直感は、つまるところ見当ちがいだったのだけど、しかし感情の高ぶりからの叫びが晶に届くというあたりは、リアリティ描写(煮詰まった心理下における思い込み)から定番虚構パターンへと滑らかに移りかわっており、ここでも本作の特徴が顕著に出ている。結果オーライというものは、晶のような人格円満者のみが生み出す影響現象かもしれん。だってあの顎人が「絶対おれが助けてやる」とかモノローグしてるんだからなー (でもこの台詞って男性脚本家だったら書かなさそう(笑))

ラス前ということもあってか作画も地味目ながらクオリティが高くて申し分なし。最終回はぜひOP曲で「おかえりなさい」シーンを感動的に締めてほしい。
posted by 三和土 at 03:04| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月12日

エウレカ#42「スターダンサー」

まあ、ホランドの無事がすぐに確認できたのにはホッとしましたよ… 機体がまっぷたつになってるのにどうしてだろうと思わないでもないけど。あ、でも空中でコクピットに乗り込むという奇策にはワクワクしました。

今週はそんだけかな。戦闘描写はあいかわらず平均的に見事なんだけど、キャラ心理描写の方がおおむね型通りに思えてるので、特には感想が出てこない。たとえばノルブとサクヤのカップルというのは、特殊中の特殊な結びつきなわけでしょう。それが学童同士の告白みたいなノートに描いたハートマークを見せるようなありきたりぶりでは、やはりどうしても醒めるんです。なんでもかんでもをあえて類型に落とし込もうとしてるのかなとかちらりとは考えたりもするんですが、それでもね〜
posted by 三和土 at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BLOOD+#17「約束おぼえてる?」

前回にて車外に投げ出された小夜を救出したハジ、と見せかけて繋げた過去回想エピソード。

ソーニャのロシア娘ぶり、その可憐さと比して際立つ翼手(やはり吸血鬼には韜晦さがなくっちゃね)という生物のグロテスクさ。北の森というゴシックホラー伝統の舞台の雰囲気がよく活かされた好編でした。

現代のハジが言葉少ななのは、目覚めて間もない小夜との距離感を慎重をはかりつづけているせいなのかな。

ところで結部でリーザがふつうにリクと連れ立ってやってきていたのには軽い違和感。前回でジュリアに見せた不敵な笑みとつながらない気がする。

前回感想追補:小夜が戦うことに躊躇がなくなった理由は、私が見逃した#14に鍵があるようですね。香里との絆を確かめあって、人々の日常を守るという目的を見いだしたとか…(wiki該当ページを参照しました)
posted by 三和土 at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月11日

ノエイン#17「マヨイ」

鉄オタである父が函館市電のシーンをちらりと見て「これは古い時代のアニメか」と口にしたのを受けた時に認識をあらたにしたのだけど、本作って現代の場面でもノスタルジーを強く意識した画面処理がされてますよね。画面処理というか演出傾向の統一かな? おそらくこれこそが赤根監督の持ち味の筆頭なんですよ。ぶっちゃけていえば“あなたも原田知世の「時をかける少女」にノックアウトされた世代ですね?”と、まあそういうことです。出渕裕氏やゆうきまさみ氏とかと同世代かな。

それは別として、今回のトビの台詞にてはっきりしたように時間軸上の「現在」はラクリマ時空の窮余の策として干渉を受けた結果の、カラスやフクロウが通過してきた「過去」とは限りなく近似値であるけれど異なる時空である(このあたりは卵が先か鶏が先か、でややこしい。深く考えると混乱する)、と。誰かの認識を受けた“過去”は、すでにして“実際の過去”とは違うものであるという繊細な視点が、物語の背後に透けて見えてくるようです。ひとが追憶にふける時、そこにあるのは“あらかじめ失われた過去”なんですね。ノスタルジーはその意味で二重に切ない。

まあ、一番言いたいことは、今回はコサギ、アマミク、アイ、ハルカといった女性キャラの描写が特によかったということなんだけど。女性脚本家(浅川美也氏)の本領発揮といった感じでしょうか。
posted by 三和土 at 03:16| Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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