2006年05月20日

BS放映時に見切りした「SAMURAI7」を実はぼつぼつ

見ていたり。てらそままさきさんの声渋ぇー あと猫顔さむらいかわいい。

何がいいたいかといいますとですね、地方人である私にとってこれが地上波でGONZOアニメを見られる最初の機会なんですよ。今まで、たりらりらーんとチャンネルを合わせてGONZOアニメを気楽にみる習慣がなかった。そこで一つ発見したんですけど。

 GONZOアニメってさらりと見流す分にはストレス感じませんね。

画面とストーリー密度の低さがいい具合で、ちょっと目を離しても損した気分がしないのとか(笑)

ところでSAMURAI7、新しく付けられたOPってカミングセンチュリーなんですね。ジャニ系だ。分かりやすいキャッチーさが地上波らしい差し替え方でこれはこれでなかなか。映像的には、かわゆい朴さむらいが見得を切ったらのこりのおさむらいさんも横にスライドして続いていくシークエンスが印象的。
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2006年05月19日

(2006春:新)つまみ食いアラカルト<その2>

アラカルトと名乗りつつも2本のみですが。これで今期はようやくすべて出揃いましたね。

機神咆吼デモンベイン:たしか18禁同人ゲームが原作、と目にしたような。やや廃墟がかったマンハッタンやシックな背景美術がなかなか。キャラクターはカーブ角度のきつい濃いめ、しかし最近のトレンド絵柄の風味も入っているので、おいらの目には判別付かないというかいいのか悪いのかもすらよく分からん。あとひとまわり若ければそこそこ楽しめたのだろうなあ(嘆息)。とにかく、色んなタームのごった煮が売りらしいことは分かりました。あとは主にロリキャラのぱんつとかでしょうかね。あ、胸も露出してた。

神様家族:鼻の穴をきっちり描く独特なキャラクターデザイン(エウレカでよく作監してた真庭秀明氏が担当なのでどことなく見覚えはあるタッチ)、あっさりとして透明感のあるラインを引き立てる色彩設計などには好感を持ちつつも、話の基本ラインが〜だったらイイナ!(マイ〆口様?)なのでうっすいうっすい。展開にいちいち必然性がないので、これまた私には向いてない感じです。心置きなくこちらも切れます。
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2006年05月18日

RAY#3/ブララグ#4

RAY:ああ、こういう必然性のある(というかこじつけられた)水着回ならまるっとOKです(笑) 今回は篠山のよいキャラぶりがよく出ていたし、同時にレイの(一見ショタ趣味にしかみえない)幼い少年へのトラウマと結びついた思い入れもほのめかされていたし、はたまた医療チーム内の人間模様の布石も果たしていたし。画面密度こそ低めとはいえ、レイアウトはそれなりのレベルなのも地味にポイント高めです。

ブララグ:1945年におけるUボート内での描写が良かったですねえ。ドイツ軍人とナチス親衛隊員を対比させている趣向もわりと物珍しくて新鮮だったし。今回は、やっぱり慌てて見切りしなくて良かった、と素直に感じました。しかしロック、ほとんど初心者レベルなのに潜水作業って。かわいそう〜 艇内で骸骨みたら気ぃ失っちゃいそうだ。
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牙#7「目覚めた思い」

15歳の特殊能力を持つ主人公の全力な追跡をわりと難なく振り払う老執事… おとりのにせものとほんものとそのまたにせものと… めくるめく超展開(これが話にきく井上脚本の魔力なんだらうか)の上に、アフロマニアのCMまで流れだして頭がどうかしそうです。これからは吹き出すのを我慢しなければいけないのはEDだけでなくなるみたいですよ… 

多世界設定ということで、同じジャウストという名の手合いトーナメントでもテンプラーとジーモットにおいては雰囲気に雲泥の差がある(敗者が落ちる場所が火焔と水堀だという描写でも比較される形になってましたね)のが新キャラ(悪眼鏡のカペーイさんはにゃんこ先生@GXの演技系か?)の顔見せと同時に描かれていたあたりは手慣れていると感じさせられるし、また大人が全能ではまったくなくそれぞれにバランスの悪い存在(ロベスのあれはなんていうんだっけ、あえて取る必要もないリスクのかかる行為に走る性質。デュマスにしてもやや世間知に欠けて不器用すぎるようだし)として物語上に配置されているのも野心的な手法で興味深い。

…だけど、やっぱり日曜の朝向けのアニメではないわな(笑) 個人的にはエウレカ並みに胃のあたりにしこりを感じる。
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6/28(水)よりCSフジ721で「蟲師」開始

BSフジで地上波未放映分の#21〜26が流れるとの報を聞いたとき、ちょっとだけ毒づいた私ですが、今回のCSでの放映は頭からやってくれます。そしてきっと地上波未放映分も続けて流れることでしょう。よかったよかった。

ほか、来月はTBS系CSチャンネルで坂本真綾嬢のドキュメンタリー番組(ちょっと見たいな。どれかのチャンネルからセレクト変えようかしらん。)、再来月に日テレ系CSチャンネルで「ごくせん」が始まるようです。
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しばわんこ(日本茶編)/NANA#7

なぜか惹かれるー:和のこーこーろー。この話はすでにこの前の一挙再放送で見たなあ。お茶の正しい庵れ方(茶わんをあっためるために捨て湯を使ったり、かと思えばわざわざ湯冷ましを使ったりなかなかじれったい)を実技するしばわんの伏せ目に萌えです。最後に「でもやっぱり、集金なんですけど…」とおずおず言う少年をガン無視するしばわん。なんて緊迫感のある演出なんだ。ゆるナビ、ほかのコンテンツは炊飯器を使わずごはんを炊く女性や韓国の干し柿茶(ちょっと飲んでみたい。あと関連の言い伝え描写での虎や赤ん坊の人形がめっさかわいかった)、大人のぬりえ(川原亜矢子、モデル出身だけあってさすが色彩センスがいい)、一条ゆかりが語る多田かおる(この人の絵柄ってさほど古びないなあと思った)の思い出など。数字の不思議を紹介するコーナーもいいね。すごく感心する。ってすでにゆるナビ感想化

NANA:でええぇ〜〜っっ!!(小林まことの描く驚愕リアクションで) まだ使いまわしやってはるでぇ。もう勘弁してえな。来週こそはな! 奈々はみんなに心配されていて、その愛され方はうらやましくないこともないが、しかし個室に鍵つけるってのにそこまで考えなくても、とは思う。むしろまったくの一人ぐらしの方が危険な気が。ところで今回はコミカル演出が基調でしたが、最初の頃より一つ一つのネタでのリアクション後の切り替えがスピーディーになり、大分少女漫画独特の匂いが鼻につかないテンポとなりました。(以下余談)アバンのそのまたアバンに『真ん中にアイ animo』ってコール入るじゃないですか。あれDEATH NOTEが次に来たときもやるのかなあって…
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2006年05月17日

銀魂#6/スパイダー#6/妖逆門#7

銀:自分で「きんたま」言っちゃってるし… しかし本編外での仕掛け(お通のシングルはほんとに売り出すのかと思った)の多い番組だな。BLEACHの頭3秒ほど、予告で使っちゃってたけど。にしても、一週ごとにイマイチなテンポとそこそこな出来の回とが順繰りに来ているような気がする。今回はまあまあ。でもお通ちゃんが出る回はなんか食欲なくしそう(笑) ところで暴走したファンクラブ会員は岡田斗司夫氏の似顔絵に似てませんか。

蜘蛛:かわいいな、ならまだしも魅力的だな、と妹をみて言ってる兄はさすがにヒく。妹の方は妹で、もらったボール大切にするね!と言ったその晩に真っ黒にぬりつぶして、まいっかクフッと含み笑いする男殺しぶり。ある意味、通俗的に王族っぽい描写でなんかヒヤッとしたよ、今回。でもやっぱりこの兄妹好きだけどね。来週は兄の女好き(でも13歳だったよな?)ぶりが描かれるそうで面白そう。しかしあれですね、グラスホップが出る回は千葉繁御大(熊本弁部分は総アドリブ?)の印象が全体を席巻しますね。そんな中、目立たない子安に腕を引かれてととっとよろけるスパークルの裸足が可憐でした。お付き蜘蛛ホターラもかわいい。普通に抱きしめたくなる。

逆門:ゆかな嬢って最近こういう姦しい役多いよなー。昔はそうでもなかった気がする。さて今回はけっこう良かったです。カードゲームはこうやって遊ぶといいでーすという紹介エピソードの役割をきちんと兼ねつつも、亜紀のブランド好きという個性を活かして、情報解析が対戦を有利に運ぶという描写が出来ていた感じ。幻風堂(で合ってるかな)の時空や次元がごっちゃになったつくりもぞくぞくした。特に戸を開けるともののけの食堂だったというカットとか、ああこういうの夢で見た感じとデジャビュ。フエがハル(スカート部が平面的なのが面白い)と親しげに会話するくだりも印象的。…しかしそういえば個魔というのはどういう存在なんだ? お札に封印される妖怪となにか違いがあるんだろうか。
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蟲師#21「綿胞子」

当ブログでは#1〜4のみの感想が記述されてる「蟲師」、BSフジでの放送分はせっかくだからレビューしておこうかなと。

生まれる前から我が子が人外にのっとられていたというエピソード。再開第一回にしてはハードなお話だなあ。あきさんと彼女をいたわる旦那が痛々しい。生涯において、不思議と悲運としか言い様のない出来事が続く時期があるなあとか。かつてはお腹をいためて生んだ子供を続けざまに失い、なおかつそれを母親の責任とおっかぶせられたりするという切なすぎる状況があったのだろうなあとか。一方通行的な愛情というのはペットへのそれと似ているよなあとか。やはり色々と感情が喚起される作品です。しかしギンコは今回特に災難だったなあ〜… なんていうか、割にあわない職業だわ。
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2006年05月15日

TOKKO#4/IGPX#19

TOKKO:今回は絵コンテ(演出とともに西山明樹彦氏担当)が良かったのでそこそこ見れました。しかし一番の見どころは竹下通り80年代リバイバルとでもしか言い様のない主人公のデート服で… デザインも去ることながら原色に近い黄色や緑色が目に痛い色彩設定が凄まじかった。大丈夫か、彼は。通行人女子のくすくす笑いはそういう意味だったのか?

IGPX:タケシ、前へ。というかタケシ、ちょっと表へ出ろ。というより、タケシ、振られてざまぁ。ファンティーヌの方が五十倍“漢”だったという話。男女のパイロット対決でこれだけ燃える演出を見たのはちょっと記憶にないです。私たち、いいおともだちでいましょうね。じゃなくて私たち、いいライバルでいましょうぜ!という感じのお話でした。
posted by 三和土 at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

妖怪人間ベム#5/チャングムの夢#4

ベム:うわ、ふつうに二昔前の子供向けゆるアニメになっちゃってる。ダメダヨーもっと空気に粘着性を入れてサイケな色彩設計でなくちゃー ところで今回の病院に居着いてたギズモみたいなヨーダみたいな妖怪はなにがモデルだったっけか。コボルト?

チャングム:チャン・スロが高一ぐらいだとしても、チャングムはどう見ても中一以上には見えない。うん、少しアレ。これからもがんばってください。配給の飯がまずい(白飯すらまずいってすさまじいやる気のなさ(笑)バケツ一杯の汚水でも毎回入れてたのだろうか …そういえば石。)といって兵士が血相変えてハンストする王宮。終わってるかもしれん。チャングムやクミョンたちの懸命な切磋琢磨も燃え尽きる前の短い輝かしさというやつでしょうか… 今回の具のせごはんは美味しそうだったし、内容もてんこもり/演出はベタと韓流を満喫いたしました。しかし便所に閉じ込められた形になってた賊ってどうなったんだっけ?
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2006年05月14日

BLOOD+#31「壊れゆく盾」

一部に人気の高いカールたん、勝負服であるタキシードで主とともに<復活後>はじめてのおつかい。ところでカールっていつも瞳孔開いてね? といいますか、そんな彼たまが私もだいちゅき。だってよく噛み付く犬ほどかわいいって言うからね!(言いません

しかし作画すごかったね。リクがシュヴァリエになった回も相当だったけど、今回はシリーズ最低ラインだったかもしれん。でもまあ他のもっと低予算なアニメにくらべればまだしも、という程度ですが。

「赤い盾」の構成員はすごくかわいそう。『いいな、頭をねらえ』とかあきらかによく分かってない人に説明してる段階で、もうさあ… 現ジョエルは意欲は認めるけど、やっぱ無能なんではないかという疑念がどうしても拭えずに、コリンズ教授の寝返りもインパクトナッシング。せめて、今回の事が一段落ついたら、料理のうまい太った人(名前ど忘れした)にでも、教授を自動車事故に見せかけて暗殺させるべき。それぐらいのハード描写は必要。…、あ、でもそもそも人材自体が極少だから、見せしめの意味なんてないかもな。いかん、やっぱ終わ… 小夜のバックアップと戦闘時の時間かせぎにしか…

ごちゃごちゃ言ったけど、今回も吉田玲子氏は担当回での役割を十二分にこなしておりました。紆余曲折の末にどうにか元の兄弟の絆を取り戻した三人の姿は自然そのものでした。家族の間では、重いくびきさえも一時は棚上げにできるもんですよね。
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エルゴプラクシー#10「存在」

調教お1人様入りましたー!! よろこんでー!!! (なぜか錯乱中)

ここ3話ほど腐女子狙いへとシフト切り替わった気がするけど、まあおそらくは春の暖気が呼んだ気の迷いなので聞き流してください。といいますか、花田光氏(最初は若貴兄弟のおにいちゃんかと思ったよ(実話))と小林沙苗氏それぞれの渋巧いカップリング演技に痺れた。デダルスが小賢しい美少年設定なのにはそういう意味が…?!

はい、てなわけでリル殺害(未遂)事件の顛末と、ロムド(このドームの前身はロンドン?)組のそれぞれの納まる位置とが語られた回でした。リルはモナドプラクシーとなんらかの生物的関係があり、その双方のためにデダルスは“生産”された。リルを消去しようとした首謀者は実はラウルではなくリルの祖父である執国で、ラウルはそれを巧みに利用してデダルスの能力を手中に収めることに成功。現在のロムド内パワーゲームで先んじているのはラウル≧執国>デダルス(>リル)という形であることが明らかに。まあ、そんなこんなの大人のおもちゃ(アバンタイトルによれば佐藤大氏は自らを鬼籍に入れたので許してあげてつかあさい)、じゃなくてもつれとは関係なしに、リルは恐れとともに荒野をめざす。なぜならそこに真実があるから。死の匂いを嗅ぎとりながらも、現実の姿を追い求めずにはいられない。それが、リル・メイヤーだから。

作画レベルはまだ不安定だけれど、やはりビンスパートよりリルパートの方が多少の勢いや華やぎがありますね。…でも次回はビンスとピノを見たいな。はやくリルがビンスのうさぎ号に追い付けばいいけど。
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2006年05月13日

ゼーガペイン#6「幻体」

理解はしていても、感情として現実を受け入れたがらないキョウに向かってシズノはとうとう明言する。この世界にはすでに実体をもった人間はいないのだと。誰もが、そして全てがサーバーに記憶されたデータに過ぎない。(じゃあ『どちらかが現実なら、必ずもう片方は虚構なのよ』という台詞は作劇上のブラフ? いや、廃墟の地上は少なくとも現実なのか。地上にかつての意味での生命が存在しないとしたら、セレブラムが何のために戦っているかは現在の価値観ではこれまた理解しづらそう)

…うすうす分かっていたことも、キャラクターの口から聞けるといよいよすっきりと頭に入った気分になれますね。完全に自律思考して生体と同等に複雑な感情活動を行える“データ”という想像上の技術進化の道筋を飲み込めさえできれば。まあSF小説においてはそれなりに定番の設定だから、とりあえずは「そんなこともあり得るかもね!」で思考停止しておいていいかな、と… ただ、かつては実体を持っていたデータ人間とAIの違いが今度は分からなくなるけど。思考における主体性のレベルの違い、なのかな。さて、あと明かされてないのはガルズオルムと呼称される敵の実態と目的ですかね。最近はやたら設定上の謎をひきのばす番組が目に付く中で、わりかし早いタイミングで重要な答えが提示されたことは、潔くてうれしいです。セレブラントの描写割合が高くマイナーチェンジされたOP、キョウの感情のテンポに見事に合わせた本編の演出、そしてタイアップ曲「リトルグッバイ」のさりげなくも効果的な宣伝も兼ねていたかのように雰囲気をなめらかに繋いだEDパート導入など、全体構成も細心の注意が払われていました。夕方の街の、初夏にしかないさわやかな空気感がたまらないですね。10代の頃の透明な気持ちをおだやかに喚起される…

で、この作品はつまりアニメキャラが自分を『まわりは分かってないけど、俺は知ってる。俺たちがアニメキャラだということを』って言ってるアニメだという感じなんでしょうかな。


あのー。キョウの名字「ソゴル」なんですけど。どこかで聞いた響きだなーと思ってたら、どうも『時をかける少女』の原作におけるヒロイン和子が出会って恋に落ちる未来人少年の名前が「ケン・ソゴル」らしいですね。もしかしたら展開にちょっと関係あるかもと思いつつ記述。
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2006年05月12日

牙#6

泣いても激昂しても顔を歪ませる表情が全然描かれないノアきゅん。この子はもう一人の主人公というよりかは、むしろ真のヒロインというべきなのかもしれませんな… 眼鏡が反射光全開モードになる時、なにかが起こる。そんなイヤボーンを秘めた悲劇のヒロイン。

今回もやっぱり勢いに任せた粗の目立つ脚本だったなあと。まずもって、ゲイルの人格の歪みとネオトピアの社会倫理の基準とが区別されてないのが気になるし、ノアの精神暴走による焼き払い後のカーター妻や村人の生死が分からないのも引っかかる。それでも、シリーズ構成上での狙いはきちんと伝わってくる(ゲイルとキースの対立を止めようとして村の存続をも図ったアイシャの真心からの行動が、それでも現実を救わなかったというアイディアは秀逸でしたし)から不思議だ。スタッフ間の連携がうまくいってるって事なんですかねー。ああ、でも時間帯の縛りや局要請からのやむを得ない措置なんだろうけど、流血を一切出せないらしいのは残念ですね。ちびっこたちはアイシャが事切れたシーンで「なんでこのおねえちゃん、死んでしまうん?」って思うんじゃないかのう。

元いた世界では、優等生として取りもなおさず世界に受け入れられていたノア(あの部族の宝箱に入ってるのがEDで出てる片目ツノの禍々しいスピリットで、ノアのものになるとしたらオラわくわくしてしまいますよ?)が召還後には社会システムの矛盾に心を閉ざしていき、非行少年として鳴らしていたゼッド(決勝中のロベス、順調にkuri-do化していて次回超楽しみw)は反対に序々に自分の生きる道を積極的に掴んでいくようになるとしたら、このアニメには、未成年の社会適応というテーマが入ってるのかもしれんね。…でも正直にいえばノアにはあまりダーク化してほしくなかったり。幼児ぜんそくを患っていた身としては、どちらかといえばノアの方に共感してしまうので。同年代にも丁寧語で話すような子の内側にある疎外感というのは、反転するとがちがちの破滅指向になり得る…
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2006年05月11日

TOKKO#3/ブララグ#3

TOKKO:ゲバッゲバッゲバッゲバッ♪というOP曲いいなあ。でもこの前、公式サイト見にいったら曲名載ってなかったよ… なんかdbというアーティスト名で、曲名は「Nothing」みたいですが。本編の方は新鮮味がゼロ値どころかマイナスというべきぐらいで泣きそうだ。まったくかわいく描けてない妹キャラの萌え狙いもつらすぎる。一番のみどころは、おそらく素の状態で観ることができてる中国からの動画仕事です。ホラーたら演出たら、そういう次元において線が引かれてない感じする。つまりこれって超アニメ?

ブララグ:アクセス解析みてみたら、この略称で検索して来てた人らもいて、うれしかった。んで。このアニメってやっぱり爽快感無くない? しかもリアリティやオリジナリティもあんま無くない? でも作画と演出の堅実さは抜群なんだよなあ。切れねえ… あ、今回はレヴィとロックの会話が多めだったのが印象的でした。
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しばわんこ(和菓子編)/NANA#6

しばわんこ:「ゆるナビ」は80年代のNHKコンテンツっぽい、お金のさほどかかってないサブカル色があってまさに和む。今回は世田谷の町家でカレー屋を営む若い女性のライフスタイルが印象に残った。風呂無しのアパート部屋も、暮らし方によってはいいものですね。で、わんこアニメの方はアルバイト少年の淡い恋の判明と破綻。早っ。和菓子屋さんに付いていく〜とはしゃぐみけにゃんこが可愛かった。声優さんのちょっと手慣れてないような演技がいい感じ。これはしばわんこの方も同様。

NANA:なんと、第1話と8割方同一のフィルム(アフレコは新録かも)を流してる!! これまでの回想描写を踏まえて、奈々への視聴者の理解をあらためて誘う構成か。お見それしました。だって全然退屈しなかったもん。でもやっぱり奈々の性格(特に夕食のあと落ち込んでいるところがこれ見よがしでうざっ)やナナナナの会話シーンの姦しさにはぐったりした(笑)
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2006年05月09日

妖逆門#6

正論を偉そうに言う少年キャラの初登場回。保村真さんといえば「ギルガメッシュ」で拝見したお名前だあ… オクト役だったかな?

えー、このシュウという子の基本顔立ちや髪型が「うしおととら」の主人公に似ていると思うのは強引過ぎでしょうか? でも同じように意志の強い目つきなんだけど、こちらは微妙に“逝っちゃってる感”が。回想シーンから察するに、エリート意識の強い親から常に勝者であることを目指せと教育されていた、と。ここはありがちな設定ではあるけど、ばけぎゃもんに勝ったら叶えたい願いが「カナヅチの克服」という矮小さは斬新だ(笑) そしてさやかに慰められて顔を赤らめながら手をつないで逆日本空間から離脱するシーンがなんとも微笑ましい。子供をきちんと子供として扱ってるアニメという感じですわ。

今回は作監がキャラクターデザイナー氏、絵コンテが大森英敏氏、原画クレジットにまさひろ山根氏と、よく整った見応えのある回でした。ひとくせある骨董屋というコクのある場面設定も印象的。今期のテレ東夕方アニメ、個人的にはかなり当たりです。
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銀魂#5/スパイダー#5

銀魂:なんかもう観るのだやくなってきたこれ。とか思いつつ。
この世界における攘夷とは、入ってきた異人を追い出す、ただそういう事らしいので分かりやすいですね。ところでアニメ版の銀さんはキャストが二枚目系だけにところどころ萌えてちょっと困る(笑) 動きをもっとかったるそうにだらしなくしてくれれば大丈夫かもしれん。で、エリザベスまだー?

蜘蛛:ちょっとクロエに似てるひんにう気味なおねいさんキター。しかもルーイみたいなしゃべりの美形虫人間(四天虫ワロス)も一緒ら。イモムシ空母に乗って王国に嫌がらせしてくる連中は、なんか聖宝を探してるらしい。今回はそれがほのめかされて、敵の目的がようやく掴めてきたと。あと聖所の管理人のおばちゃんにハンター調子にのってちゃだめ、と釘を刺させて、教育効果もばっちりと。面白くなってきました。来週はお気軽な雰囲気のルーティーン系のエピソードっぽそう。
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2006年05月08日

チャングムの夢#3/IGPX#18

チャングム:漁父の利でヨンセン! というかこの娘の方が性格もルックスもチャングムよりキャラ立ってないか…? 今回も不満は特にないですが、動物キャラのデザイン(今回初登場だとダチョウとか猫とか)が古くさいのはやや気になります。ところでおっかなさそうな献上品の犬を速攻で護衛に押し付ける王様、あまりろくな感じでもなさそうだなと思った(笑)

IGPX:自分からクラッシュに行って相手チームを巻き込むって。ロケットジョージ…… これは「見損なったよ」と言うチーム・サーイエッサーの方に共感してしまうでしょう。チーム・サトミ、だいじょうぶか? というかルール的にアリかナシかがよく分かりませんでした。
posted by 三和土 at 18:09| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゼーガペイン#5「デジャビュ」

Tさん、本当にありがとうございました。というわけで、観ることができました、是我痛(主人公の所属するチームがアジア混成なのでこの別称も納得できるなあ、とか)#5!!

そして、出たー。また出たー。量子論(笑) キョウの意識上で教師が述べるという形で基本設定の一端がチラ見させられたけど、例によってやっぱよく分からんわ(笑) 観測者がどうのとか、これほんとに科学の範疇か?と思いますよ。客観で観測をどうするのかが掴めん… で、まあこのアニメの世界においては、何らかの理由で人の存在(意識とほぼ同義か)がデータに置き換えられているらしいことは分かった。SFですねー。うまくやれば星雲賞も狙える? 分かったといえば、キョウと早瀬たちとの確執も明らかに。そしてリョーコのともだちと早瀬っちの関係も少し気になる、かも。

キョウの戸惑い様は、誰しも覚えがあるだろうデジャビュ感覚に託されていたことですんなり感情移入できました。とりあえず、シズノが自分を必要としていることだけは真実であることが、現状のキョウの戦う理由。そんな彼を「後でくる」と信じる姿勢を崩さないシズノの姿にも、ちょっと胸をうたれるものがありました。

そして、敵の正体も次回より少しずつ描かれる予感。人間なのかな?
posted by 三和土 at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする