ベリーベリー:ED部分をまちがえて見ないうちから上書きしてしまったよ。せっかく殺伐として不条理な空気をあの叫ぶ詩人の会ライブ張りの超朗読具合で吹き飛ばしたかったのに… まっちでいいかんじー さてノアたんノアたん。あんま頬赤らめんな。あざといから。ただでさえゼッドゼッドと偏執ぶりが不審なのに(笑) あとこの眼鏡くんはなぜか襟足が女の子みたいに切りそろえられてる。あれがちょっとおかっぱっぽくて気になる。冒頭ちょこっとジャウスト決勝戦の前振りをやって、そのままカットが切り替わってテント式家屋に保護されて寝込んでいるノアへ。扱い的にはゼッドとほぼ同等なように思える場面移行ぶりだった。ノアは思ってた以上に主役級の扱いなのだとガッテン。ところでいろんな世界を見られるという趣向はなかなか楽しいですね。そう思うと背景美術もさりげなくレベル高いのかもなー 小物設定(室内備品とか)も凝ってるし、あ、そうそうゲイルくんが旧友を見下げたシーンなんですけど、急に目つき変わってて吹いた。なんかこのアニメは、細心な部分と大雑把な部分、アナクロな雰囲気と独自性のある設定とか入り交じってて面白いことになってると思う。
アイニージュラー:ナナ編後半。そして過去回想分はおそらく今回でおしまい。今回はね、すごく良かったですよ。キャラの性格に共感してなくても、同じような体験があったわけでなくても、ナナと蓮の淡々と割り切りながらも切ない別れぶりには感動させられた。何が一番良かったかといいますと、ナナが一旦は蓮についていって嫁さん的にフォローするのもいいのではないかと考える“フェイント”ね。その後、ナナは蓮とそのまま上京の電車に乗り込むかと見せかけて、実はキスした後に一人だけ降りてくる。これみよがしな演出が付けられてないだけにじんときましたわ。ブラストの他メンバー2人もいいひとらで、また。まあとにかく、今回はとても良かった。元彼との絆をあらためて前向きにとらえることで前へすすむ糧とする奈々、あえてお互いの道を尊重しあうことで恋人よりも自立を選ぶナナ。どちらも懸命なことだけはこれまでの流れで伝わってきたように思うですよ。
黒い珊瑚礁:うちの地元新聞のラテ欄は『ブララグ』って略してました。ちょっと気に入りました。えーと第2話は、話の流れがちょっとゆるやかになった分、第1話より面白く見られました。中田譲治声の部長、いいですよね。家庭生活シーンがアイロニカルで良かったし。長男がオタクっぽい感じなのとかなんかリアリティあるなあ。ところで、こんなことあえて言うのもなんだけど岡島くんがまんま手塚スターなロックたんにみえてしまって、それがかなり気になる。それならそれで、いっそもっと腹黒い方向に。