2006年05月14日

BLOOD+#31「壊れゆく盾」

一部に人気の高いカールたん、勝負服であるタキシードで主とともに<復活後>はじめてのおつかい。ところでカールっていつも瞳孔開いてね? といいますか、そんな彼たまが私もだいちゅき。だってよく噛み付く犬ほどかわいいって言うからね!(言いません

しかし作画すごかったね。リクがシュヴァリエになった回も相当だったけど、今回はシリーズ最低ラインだったかもしれん。でもまあ他のもっと低予算なアニメにくらべればまだしも、という程度ですが。

「赤い盾」の構成員はすごくかわいそう。『いいな、頭をねらえ』とかあきらかによく分かってない人に説明してる段階で、もうさあ… 現ジョエルは意欲は認めるけど、やっぱ無能なんではないかという疑念がどうしても拭えずに、コリンズ教授の寝返りもインパクトナッシング。せめて、今回の事が一段落ついたら、料理のうまい太った人(名前ど忘れした)にでも、教授を自動車事故に見せかけて暗殺させるべき。それぐらいのハード描写は必要。…、あ、でもそもそも人材自体が極少だから、見せしめの意味なんてないかもな。いかん、やっぱ終わ… 小夜のバックアップと戦闘時の時間かせぎにしか…

ごちゃごちゃ言ったけど、今回も吉田玲子氏は担当回での役割を十二分にこなしておりました。紆余曲折の末にどうにか元の兄弟の絆を取り戻した三人の姿は自然そのものでした。家族の間では、重いくびきさえも一時は棚上げにできるもんですよね。
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エルゴプラクシー#10「存在」

調教お1人様入りましたー!! よろこんでー!!! (なぜか錯乱中)

ここ3話ほど腐女子狙いへとシフト切り替わった気がするけど、まあおそらくは春の暖気が呼んだ気の迷いなので聞き流してください。といいますか、花田光氏(最初は若貴兄弟のおにいちゃんかと思ったよ(実話))と小林沙苗氏それぞれの渋巧いカップリング演技に痺れた。デダルスが小賢しい美少年設定なのにはそういう意味が…?!

はい、てなわけでリル殺害(未遂)事件の顛末と、ロムド(このドームの前身はロンドン?)組のそれぞれの納まる位置とが語られた回でした。リルはモナドプラクシーとなんらかの生物的関係があり、その双方のためにデダルスは“生産”された。リルを消去しようとした首謀者は実はラウルではなくリルの祖父である執国で、ラウルはそれを巧みに利用してデダルスの能力を手中に収めることに成功。現在のロムド内パワーゲームで先んじているのはラウル≧執国>デダルス(>リル)という形であることが明らかに。まあ、そんなこんなの大人のおもちゃ(アバンタイトルによれば佐藤大氏は自らを鬼籍に入れたので許してあげてつかあさい)、じゃなくてもつれとは関係なしに、リルは恐れとともに荒野をめざす。なぜならそこに真実があるから。死の匂いを嗅ぎとりながらも、現実の姿を追い求めずにはいられない。それが、リル・メイヤーだから。

作画レベルはまだ不安定だけれど、やはりビンスパートよりリルパートの方が多少の勢いや華やぎがありますね。…でも次回はビンスとピノを見たいな。はやくリルがビンスのうさぎ号に追い付けばいいけど。
posted by 三和土 at 02:15| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする