2006年05月30日

蟲師#23「錆の鳴く聲」

今回はしげとテツの幼いカップルが実に初々しくて良いです。彼らの爽やかさのおかげで、しげ一家を村八分にしてる住民たちの憎々しさも相殺されているというか。…まあ正直、たしかに恨まれても人情的にはしょうがないケースではあるし…

それにしても“甘さと渋みが同居して、少女に似合わぬ太いかすれた声”が原作で読んだ時のイメージ通りに再現されていて感激。なんというか、筒の中で反響して聞こえてくるような… 物語山場における、しげの叫びもまたひたむきさが溢れているよい演技でした。音響さんのお仕事ぶりも去ることながら、キャスティングにおいても抜かりないのですなあ。
posted by 三和土 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エルゴプラクシー#12「君微笑めば」

すごく心苦しいのだけど、認めざるを得ない。ここ3〜4話分における全体的な迷走っぷりを。

まず一番に見ていてしんどいのは、リアルな造形ゆえに複雑なニュアンスを持ち、なおかつアイデンティティが分裂した主人公という設定面の難しさを作画面がまったくフォローできておらず、しかもその点が足を引っ張って要所要所に踏んばるべきアクション動画もいまひとつ冴えないものになっている事。

今回なんて、思いあまったビンスが隙をみせたリルを押し倒すという釣り餌ふんぱつ回だったのに… カット毎に顔のクオリティがころころ変わるのが気にかかって萌えれねーーー……

あと巨人プラクシーと少女アンドロイドの関係や今後への絡みの有無も予想ができないほどに情報がみえてこなかった。演出面もやばいよー

こうなれば、せめてミステリー要素だけででも引っ張ってくれれば毎回チェックする意欲は失わずに済むのだけど…

むー、WOWOWアニメってどうして、こう…
posted by 三和土 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする