2006年08月13日

ゼーガペイン#19「ラストサパー」

サブタイトルはなんでも『最後の晩餐』を意味するらしいですね。

今回はぐっと脚本を凝ってきた印象。ウェイトレス役に徹したメイメイ姉妹はサーバー干渉によるロールプレイ? しかしあれだ。今回の裏幕然と微笑むシズノをみて思った。彼女は「ギルガメッシュ」の伯爵夫人に似てるんだな。つまりこのアニメの真の主役はシズノなのかもしれない。

だから、ヒロインの座においてリョーコ(公式サイト人気投票1位おめで…)に負けててもいいんだよ!! ああ、たしかに今回もリョーコは可愛かったさ!! 「私キョウちゃんと一緒にいたい!」って背中にすがりつくところとか。っていうかもうあの二人は夫婦みたいな感じだしさ〜

次回は舞浜サーバーの秘密、シズノが負うものの説明。先輩、崩れ折れちゃってどうしたの…

ところで私はシマとシズノのカップリングに萌える自分をつい最近発見しました。
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妖怪人間ベム#18/BLOOD#44

「ベム誕生の秘密」:あっけらかんとおざなりに適当な定番セリフで締められる、武上純希せんせい十八番のテンプレ脚本。ああ、この番組も1クールあたりで切っとくべきだったな。序盤の粘度高い画面演出も近頃はさっぱりだし。さて、今回悪夢として見せられていた家族を殺された錬金術師の強い執着によってベムたちは生み出されたという過去の話は劇中の事実ということでいいのかしら。前作では、確か工業廃棄物から偶然発生的に生まれていたような気がするけど。まあ、そちらもよくは知らないんですけどね。

「光の中に」:今週も三文芝居シナリオだった。もうテンポたるくってきちんと正視できない。4クール目がこのていたらくとは想定外でした。さすが世界のProduction I.G。こちらの期…予想をサラリと裏切ってくれる!! ルルゥはかわいらしくていいんですけどね。カルマンとモーゼスのキャラがなぜここにきて逆戻りに浅くしか描けないのかと… ところで髪を下ろしたジュリアさん(寝返りのおとがめ0で戻ってきたらしい)は若返ってみえて非常にいいですね。しかし来週のサブタイ、ふざけたセンスだなあ。
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2006年08月11日

妖逆門#19「友情のフリーズムーン」

諸リソース不足があきらかな… 思わず録画テープ早送りだぜ!!

とりあえず

・カードのパック販促のため三志郎とロンドンを組ませて
・夏休みドリル風に漢字分解遊びで教育番組要素を
・そして「へん」と「つくり」が合わさる様子を作中の上位変換システムとダブらせることでルール理解を促す

という目論みは分かったものの、前回との繋がりが全然なく始まる冒頭の唐突さやら、急にロンドンが他ぷれいやからの人望厚いキャラになってる強引さやら、普通に良くない作画やらで、もうなんといったらいいか。

こんなんなら順当にばけぎゃもん界の三沢こと修のエピソードやっときゃいいものを…
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2006年08月10日

NANA#18/イノセント・ヴィーナス#3/牙#19

ゆるナビは今週ない(これも大概な不定期番組だ)のでしばわん感想もないのであります。私もぶちにゃんこ見たい…

NANA:チャンネル合わせて待機してたら寝オチした。起きたら初しゃべりのレイラが。しかしこのアニメに出てくる男性キャラには萌えない。まるでリカちゃんの彼氏のえーと、ケン? ああいう感じ。清潔すぎるっつうか無機質つうか。そんな中、シンの美少年ぶりと天然喰わせ者(石田氏の演技はこのアニメで一番巧いかも)なキャラはちょっといいなと思うのだった。 萌えないけど。

イノヴィ:アヴァン部分がアダルティだった。ああいう時呑んでるカプセルは事後避妊薬だったりするのだろうか。しかしたしかに話の進み遅いね、こりゃ。もしかして仁の腹黒ぶりが段々明かされていくだけの作品だったりして… 死に装束のなんちゃって竜馬さんはなんか寒そうだ。汚れやすそうだし。あとヒジンさんをなぜおりょうと呼ぶのか。なんちゃってキャラ演技はネットの中だけにしるべき!! あ、作画は今回もまあまあのレベル保ってましたよ。

牙:おれもう決めたんだ。展開の変なところにいちいちツッコむのやめようって。そんなわけで一言でいうと、ゼッドはテンプラーで無料働きさせられる身分に固まったころ、ノアはオサレ眼鏡を買ってくれたおばねえさんにすっかり懐いてなおかつ幼女との二人暮らしを満喫していた。そして今度はタスクという最悪暗黒ワールドへいよいよ突入ですよ。渡る世界は鬼ばかり。っていうか今度は獣人かよ!! ほんとなんでもアリだな。しかも腕四本仕様。ああ、それにしてもゼッドの心境の変化を本人の台詞ひとつで描いたつもりになるお手軽さはなんとかしてくれまいか… 愚痴で終わるのもなんなんで良かったところを一つ上げるとキースが手錠外してくれない? と持ちかけるのを二度繰り返した軽いギャグはけっこう息抜きになって良かったですよ。キースには生き残ってほしいものです。
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2006年08月09日

銀魂#18/スパイダー#18

ふんどし仮面:園部啓一さんの演技が神でした。ほんとにキャスティングがハマってるアニメですよね。そしてやはり作画の善し悪しは志村姉弟の顔面の輝きにより即座に判定できる。脚本、演出、絵コンテ、作画、演技とどれを取っても穴のない回でしたが、枠移動が決まって(そもそもいきなりからのゴールデンタイムは荷が重すぎたよね)かえって開放感があふれたかなという印象。なんだかんだで今一番面白いジャンプアニメだと思うんで、がんばってください。

アクーネ女学生エピ:2クールで一区切り付いて、半年のタイムラグ挿んで第二期を放送するという噂を目にしましたが… もしそれが本当なら、アクーネのインセクター離脱が一つの山場となるわけですかね。さて今回は寺院の陰影コントラストが強い背景美術とそれを活かした(つまりいかにも真下作品らしい)演出が印象的でした。結局こういう雰囲気が好きだからこそ展開に盛り上がりがほとんどないこのアニメを見続けているんだよなあ。
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「ProjectBLUE 地球SOS」#2

AT-Xの無料放送にて視聴。第一話にくらべて、ガジェットアイディアも活劇演出もけれん味に欠けててちょっと退屈でしたわ。ロッタ(この子たぶん毎回気絶するんだな)の猫が動きがリアルでかわいかったのが一番印象に残った。

エメリーさんのエレガンス有能ぶりはいいんだけど、ビリーとペニー、はたまたジェームズといった男性陣がいまひとつ奮わないなあ。あ、小川真司声のロッタ父博士はかっこいいです。OPの部下に指図するポーズがたまらん。

にしても、謎の美少女の誘導展開も毎回入れるべきだよなあ。
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2006年08月07日

(2006夏:新)「ギャグマンガ日和2」

キッズステーション独占放送にて第二期シーズン開始。前期の締めであったうさみちゃんエピが今回の頭に持ってこられてるというのはなかなか心憎い。

「名探偵だぞえ! うさみちゃん」:当シリーズの実質的な主人公であると思われるくまきちくんのイいキャラっぷりの回転数がさらに上がる。おまえ、同級生女子の靴下を頬に含むって。もはや存在自体がセクハラ。最終セクハラ兵器くまきちくん。長じたら一体どういう事になるというのか。逮捕→きみたちは気付いてない。ぼくもまたこの事件の被害者だということに コンボの繰り返しがたまらなく脳に効く。いいねえ。前期よりも全体的な完成度に期待できそうな予感してきた。あとペンギンキャラがぜんぜんペンギンに似ておらず、またかわいくもないというデザイン上のネタがけっこうツボりました。
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ゼーガペイン#18「偽りの傷、痛みは枯れて」

ルーシェンがナレ担当してた次回予告によれば、来週はミステリー部分の山場が訪れる模様。というわけで、今回はその前説的にキョウの抑鬱がついに頂点に達して表出しましたというお話。

リョーコの舞浜サーバーでの性格が変わるだけで、あんなに息が詰まるような雰囲気になるだなんて。今までで一番きついエピソードでした。そして、百合の群生地でキョウの問いかけに答えたリョーコの「舞浜でも戦場でもどちらも自分たちは幻でしかない。『本物』はこの百合に触れられる体を持つシンたちの方」という真摯な答え。リョーコというキャラをここにきて、かなり好きになりました。ああいう時はとりあえずはぐらかして恋人をはげますという方法論もありじゃないですか。でも、リョーコという子はそれをやらない。シンから補填された幻体移植の経験からきた虚しさを、きちんとキョウに正面から伝える。しっかりと精神を育ててきたいい子だなあと感じましたよ。

(シンの好意からという皮肉な行動により)リョーコを二度目に失ったようなものであり、また幻体データリブート後(フォセッタはもう以前の彼女ではない。AIすら人格は不二だとすることで、なおさら現実と幻想という対立概念の境目はあいまいに。)に初めてのサーバーリセットを受け止めたストレスも講じて、キョウの精神はかつてないほどに懐疑に満ちた。ここで、次回に裏切りイベントがやって来ると。うーん、面白い。目が離せませんね。
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(2006夏:新)「ケモノヅメ」

もしかしてOPとEDはどちらも「ギャラリーフェイク」担当だったユニットなんでは。OP映像は昭和歌謡調に統一されているんで、相乗効果で持ち味が活かされてます。勝手にしやがれ(すごいバンド名)はこう使うべきなんですよなあ。

いや、おもしろすぎた。笑えるしエロいし。WOWOWはやればできる子。

湯浅アクションがこれでもかと何シーンも楽しめて、ちょっと信じられないほど豪華なつくりだと思いました。演出もすごいですよ。ヒロインの由香が初めて俊彦の前に現れた時の、彼の目からみた彼女の美人ぶりの印象の強さ、その動きぶりが網膜に焼き付く様子が丹念に描写されていて、その数十秒だけでひとめぼれの説得力がきちんと生まれている。

で、ほんとにいい感じの笑いがあるんですよ。八方からボールを飛ばす俊彦の訓練の様子なんて、本人の真剣さを俯瞰してなおかつここぞとばかりに動かしまくってるから可笑しくてたまらんかった。萌えキャラであるらしき一馬くん(刀のビス抜かれてさらには袴までほどかれるってw)を翻弄したサルに向かって俊彦がいきなり「なにかをおれに伝えようというのか!!」とか思い込みで追いかける流れも最高。そういう性格なんだなあ。

これ、今期イチオシかも。

ところで私は湯浅政明氏の活躍ぶりをこれまで知らなかったんですが、今回じっくり観る機会を得て「あ、クレしん劇場版の人か」とようやく名前と印象とが一致しました。
posted by 三和土 at 04:10| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

AT-X無料放映日にて牙#11を視聴補完

あーBSジャパンのガクブチ放映よりこっちの方が全然いいなあ。デュマス先生の喜々とした鬼気迫るウヒャぶりもひとしおだよ。ベリーベリーもやっぱ最高。本気でEDはずっとこれでいってほしかった…

しかしこの回作画良い。なんでも作画マニア筋に最近けっこう注目されてる岩瀧智氏という人が作画監督で。骨格デッサンがきっちりしてる印象で、特に鼻の穴までしっかり描かれてるカットの多かったゼッドが活き活きとして美味しゅうございました。ヒューに顔ごりごり踏まれてるとこはなんかフェチっぽくていいわー(悪趣味すんまそん) レベッカもたぶん一番きれいに描かれてる回。ついでにいえばヒューも美形だなあ。装備は劇中最悪にダサいと思うが。次点はロベスたん。

でも最近の放映回とくらべると、このあたりはまだ作画レベルが相当良かったなあと改めて確認できて、ちょっと切なくなった。やっぱりこのアニメは作画が良くないとダメだわ。脚本も演出も足腰危ういもん。

ところでフィリップは眉うすいからカルブ・フー出身の成り上がりだったのではとか以前このブログ上で想像したりもしてたのだけど、確認してみたらエラなかったですわ。
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2006年08月06日

エルゴプラクシー#22「桎梏」

それがですね

最後5〜8分ぐらい(ラウルが自分んち戻ったとこから)の大事なところ見逃して、というかまたしても家族にセレクタ切り替えされちゃってですね

しょうがなく、2chスレで情報漁った次第なんですが

まあ怒濤の展開、に近い状態だったらしく   殺 意 

…落ち着け …運命に耐えられなくなったエルゴプラクシーがビンセント・ロウという仮人格を生み出したように、私も自らの内にアニメごときで家族を憎まないおだやかなイパーンジンパーソナリティを

というか逆に考えるんだ 失敗したのが再放送のあるWOWOWスクランブルアニメで良かったと

よし落ち着いた!!(前説ここまで)


今回良かったです。リルが死んだ(よな?)執国に向かって語りかけるシーン(ここかんちがい。祖父にではなくてビンスに語りかけてました)だけで、もうこれまでの足踏み感が許せるような気がした。あのダイアローグに近いモノローグ、演技の良さもあいまってとても静謐かつ締念に満ちて。それでも意志の力強さも感じられるのが、背景映像として編集されて流れていた回想カットにて表出されたリルの精神的成長とばっちりマッチして、じんとさせられる。自分の世界へと閉じていったデダルス、攻勢人格に転じながらも錯乱に追い込まれたラウルの両者と比べて、リルにはまだチャンスが残っている。自分の精神から真実を導き出す自由への扉に続く道が。


…うん、だめだ。局長死んだのは分かったけど、プラクシーワン登場の状況とかピノの安否とか分かんないんでやっぱちゃんと感想打てない。たぶん金曜未明に追記する形になるかと思われます。

後日追記
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2006年08月05日

BLOOD+#43「こころ乱れて」

台詞のすべてが浮いていてため息出たわ。これわひどい。ハジが翼を出して「自分がシュヴァリエの力を封印したのは小夜が最初におびえた顔して傷付いたからなんです」とかベラベラ後付けっぽいこと言い出した時はもうどうしようかと思ったよ。

ソロモンとハジが小夜を取り合う展開にとにかく持っていきたかったという目論みは読める気がするけど、それまでのプロット立てがとにかく不足してるんじゃないかなあ。ソロモンってアホだろって思うもの。おまえは小夜と寝たいだけで他はなんも考えてない(これ今回は小夜からも指摘されてたな)だろって。そんなん雰囲気に浸りたくても浸れねえよ!! 用意した服がウェディングドレス調ってのも引きまくりだよ!(笑) その意味では、ネイサンのキャラ立ては真逆にうまくいってると思うんだけど。まあ彼は芸術的変態なんですよね。で、シュヴァリエとしての実力はどうもアンシェルと並ぶぐらい強いらしいと。いいよね。いいキャラだよね。あと今回ははじめて真央の動かし方がいいなあと感じました。小夜もジュリアも今回急にキャラが変わったようにメロドラマヒロイン調になってて違和感持ったけど、真央だけは順当な方向に厚みの加わった描写を付けられてたと思う。
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2006年08月03日

イノセント・ヴィーナス#2/TOKKO#13(終)

「凶気」:OP付きました。美少女アニメの雰囲気的なハイトーンの女性ボーカル曲がメカアクションものとしては異例かも。動き自体よりもキャラ顔見せの構図演出を押し出したタイプと見た。というかよく動くシーンは多分ほとんど第1話からの使いまわしだ。ところでローラー移動するグラディエーターは、ボトムズを思い出させると同時に光GENJIも思い出したりするんだけど私だけ?

原発を占拠して収監中の仲間の釈放を要求するテロリスト団。うひょー何度目だそのシチュとまぜっかえしたくもなるけど、しかしロゴスにも電車で通勤する中間層がいたり、またテロリストの中にいかにも訓練受けてなさそうな眼鏡もっさり青年(悪サイサイシーにのどかっきられてかわいそうだった。なお悪役ファントムの副司令はハガレンに出てた女傑とクリソツだよ!)が混じってたりとプロットのありきたりさをわりとしっかり演出や作画でカバーできている感じ。待ち時間に手持ち無沙汰そうにハンドルに寄りかかってる丈(やっぱり大西氏は009のリベンジしたいのかなあ)も年相応さがなかなか印象的だったし。歳といえば、沙那は14歳だそうで。いや、あの幼さっぷりはもうすこし下だと思うんだけどなー

しかしあれだなー。次回「倭寇」が踏んばり処かな。一気にファンタジー方向へブレてしまわなければいいんだけど。見かけからしていかにもパイレーツって感じの面子だもんなあ。あと、丈と仁が何をおもってファントムを脱走したかについての説明も引っぱりすぎないでほしいよね。

「黎」:もうわやくちゃやー。つうかわからへん。こんな意味のない最終回エピソードもめずらしいよ。一応の区切り付けようとして見事に失敗した感じ。町田の穴が塞がれたと思ったらまたすぐ開きましたってなんじゃそりゃ(笑) ほんと何やりたいか分からんくなっちゃった感バリバリですがな。でも眼鏡副長とルルパパ(死亡フラグなかったことにされてる。どうやってあの包囲破ったんだYO-)のカップリングに少し萌えられたのと、あららぎ兄弟(妹こっちの方がかわいいしこちらの組を主人公に翻案すればよかったのに)が蘭丸に「太子は町田に共生者連れてってるでえ」と伝えるだけの役割だったのがウけたんでまあいいや。というかもうすでにどうでもいい…
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しばわんこ(雷様編)/NANA#17/牙#18

しばわん:ゆるナビ8月のコラムニストは中島朋子氏かー 着物に凝ってますというトークでやんした。今回は『世界ドリンク紀行』がインパクトあった。ロシアの名前忘れたけど、黒パンを焦したものを湯で浸出して作る飲み物。イースト菌で醗酵させて炭酸ドリンク調で飲む。柑橘類で香り付けしたり砂糖と蜂蜜で甘み加えたりしてたけど、それでも味が想像できねえー でもロシアでは千年の歴史を持つポピュラーな健康系飲み物だそうです。あ、しばわんは傍若無人さのためか段々みんなの会話から外れてしまっていっているみけにゃんの立ち位置が心配な今日この頃です。あと「鳴神」って名字はかっこいいよね。実際にあるか知らないけど。

NANA:「結界師」の宣伝タイミング早っ!! しかもCMが二種類ある。主人公の顔付きがなんだか地味だなあ。あとヒロインのキャスティングがやけに大人しめな声質に聞こえた。

さて帰郷編。奈々は姉もいるんだね。母のふっくらぶりといい、彼女には意外に肥満体質の疑いも出てきたね(父親の遺伝子関係もあるから一概には言えないが)。今回のトラネスコンサートの演出は、前々回のブラストライブの時より格段に盛り上がりが伝わってきて良かったと思います。二題目でEDに突入する流れ含めて。

「消えない祈り」:ケンプ(両耳を貫く形で鼓膜を自分で破っていたシーンの粗忽描写ぶりが惜しい。即死するからそれ!!)は今までで一番筋が通った人間として描かれていたかも。いかんせんそんなキャラほどあの世界観ではあっさりと死んでいくわけだが。その真逆として、活き活きと殺りくしまくるエルメイダ(台詞まわしの良さもあって今回はこのキャラの演技が一番光ってたなあ)もまたなんていいますか生物としてはけっこう正しい道を走っているようにも思えるね。人間としては『北斗の拳』の雑魚キャラレベルのアレですが。そんなわけで言いたい方向性はわりにストレートに伝わってくるのですが、手法がほんっとうに微妙なんだよ!! たしかに混沌さはリアルの一条件ではあるが、しかし娯楽作品でまで見たくないという気持ちもあるんだよねえ〜 正直、見ていてもうちょっと救いが感じられる流れがあった方がいいんじゃないかと。あとレベッカの最後こそ看取ったとはいえ、ゼッドは彼女がなんで精神の自由を理解したかについては全然分かってないわけやん。レベッカをケンプがかばった現場にいるべきだったと思う。そうでないと彼は成長できないし主人公としての存在意義ない。

まあともかくカードゲーム発売おめでとうございます。直前のCMでもなぜか日付け告知なかったけど、ぎりぎり7月中に間に合ったわけですな。カードの詳細情報チラ見したけど「遊戯王」的なものよりも対象年齢がやや上な、細く長く売るタイプに見えました。なるほどこういう感じなら、世界観を宣伝することのみクリアすれば良いああいうタイアップぶりでも納得できるかも。
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2006年08月02日

銀魂#17/スパイダー#17/妖逆門#18

からくり暗殺大作戦:サンライズお手のものなロボットまんがキター 金属製自走物をぶったぎれるらしいあの世界の刀はすごい、刀鍛冶マヂ超人ってあたい思いまいた。銀さんや桂は敵に敗れ味方に裏切られた、いわば超負け組。そんな彼らがいかに戦後を仲間と幸せに暮らすかという、この作品のテーマって実は意外とシビアだよな。で、暗黒銀さんとでも形容すべき高杉を子安先生が。つねに狂気、自分自身でなだめすかしておかないとすぐにでも暴れだす兇気。それを抑えつけたなんともいえない演技にてポッと出のキャラに存在感を与えていたのは流石のキャリア。銀さん役の杉田智和氏とは、伸びのある低音に特徴があるという声質が似ているとあらためて感じたわけですが、絶妙のキャスティングと言えましょう。さて、もうひとりの銀時であるともいえる高杉は実にひとりぼっちでかわいそうだから、もしアニメが終わる時には彼を救うエピソードで締めてほしいne! ともあれ、淡々とした原作をきちんと順当な重みを増やした演出にてブラッシュアップした良い要の回でした。

俺は牙でーお前は爪ー:後半録画事故で見られなかったけど、まあグレイは故郷の村のためにスパイみたいなことやってたんでしょ? イグナスやコロナの思わしげなアップのカットがあったんだけど、数秒の間全然表情が動かない。ふつうなら、口元を引き締めたり目元をすがめたりして決意やらを示すところなのに、真下演出の場合はあえて微動だにさせないのね。表面に出てこないほどに微妙な感情、という表現形式とでもいえばいいのか。そんなわけで単純馬鹿っぽかったイグナスに初めてキャラとしての深みが与えられたような印象の回でした。ところで先週公式サイトにて更新されたばっかりのコミックス版では、イグナスが鬼神のような働きをみせていて新鮮ですよ。つうかやっぱり違う人にしか見えん(笑) ほうきの子安なイグナスはあんなに使える人材じゃないからね。

太ももがやたら色っぽい鬼太郎娘はなんだったのか:番外編みたいな。かがり(ロケット乳と短すぎてスク水みたいにみえるミニスカという過剰エロスがかえって記号化が進むことでちゃんと子供向けアニメのキャラにみえる。にしても『お舐めじゃないよ!!』ってそれなんて昭和スケバン)と雷信(遊佐浩二キャスティングで渋くていーよーいーよー でも遊佐氏のキャラってもれなくくなんか影薄い)がきちんと藤田漫画タッチにみえて、非常に美味しい回でありました。でもパラレルワールドと解釈しろということか、次兄の存在はこれっぽちもアピールされなかった。あのかわいらしい黄緑色のいたちがそうだったりするのか?!とか思ったのに… フエの妖の中での微妙な立場の顕現はこれっぽちも意に介さず、妖怪たちとたわむれる三志郎がほほえましい。子供と大人の世界の棲み分けがきちんと意識されている点だけでも、このアニメは土台骨がかなりしっかりしている方だと思う。

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2006年08月01日

蟲師#9,10

今回はどちらも原作既読だったこともあり、またパターン性に目新しさを感じなくなってきたこともあってやや退屈でした。

「重い実」:男性版八百比久尼誕生。「枕小路」同様に蟲の影響のスケールのでかさに違和感を持つけど、それは自分がこの作品を生物学ものだと曲解しているためなのかもしれない。これは飽くまでファンタジー、おとぎ話であるのに。

「硯に棲む白」:もくもくと空に向かっていく桃色の豊かな雲の様子に、子供のころよく見ていた大きな空の感触を思い出した。タガネはこれまたさっぱりと(悪くいえば色気のない)した職人肌の女性キャラだなあ。問題の硯は、本当に美しいと思える質感が持たされていた。硬さの中に柔らかさを秘めた漆黒というか。
posted by 三和土 at 02:14| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする