2006年08月03日

イノセント・ヴィーナス#2/TOKKO#13(終)

「凶気」:OP付きました。美少女アニメの雰囲気的なハイトーンの女性ボーカル曲がメカアクションものとしては異例かも。動き自体よりもキャラ顔見せの構図演出を押し出したタイプと見た。というかよく動くシーンは多分ほとんど第1話からの使いまわしだ。ところでローラー移動するグラディエーターは、ボトムズを思い出させると同時に光GENJIも思い出したりするんだけど私だけ?

原発を占拠して収監中の仲間の釈放を要求するテロリスト団。うひょー何度目だそのシチュとまぜっかえしたくもなるけど、しかしロゴスにも電車で通勤する中間層がいたり、またテロリストの中にいかにも訓練受けてなさそうな眼鏡もっさり青年(悪サイサイシーにのどかっきられてかわいそうだった。なお悪役ファントムの副司令はハガレンに出てた女傑とクリソツだよ!)が混じってたりとプロットのありきたりさをわりとしっかり演出や作画でカバーできている感じ。待ち時間に手持ち無沙汰そうにハンドルに寄りかかってる丈(やっぱり大西氏は009のリベンジしたいのかなあ)も年相応さがなかなか印象的だったし。歳といえば、沙那は14歳だそうで。いや、あの幼さっぷりはもうすこし下だと思うんだけどなー

しかしあれだなー。次回「倭寇」が踏んばり処かな。一気にファンタジー方向へブレてしまわなければいいんだけど。見かけからしていかにもパイレーツって感じの面子だもんなあ。あと、丈と仁が何をおもってファントムを脱走したかについての説明も引っぱりすぎないでほしいよね。

「黎」:もうわやくちゃやー。つうかわからへん。こんな意味のない最終回エピソードもめずらしいよ。一応の区切り付けようとして見事に失敗した感じ。町田の穴が塞がれたと思ったらまたすぐ開きましたってなんじゃそりゃ(笑) ほんと何やりたいか分からんくなっちゃった感バリバリですがな。でも眼鏡副長とルルパパ(死亡フラグなかったことにされてる。どうやってあの包囲破ったんだYO-)のカップリングに少し萌えられたのと、あららぎ兄弟(妹こっちの方がかわいいしこちらの組を主人公に翻案すればよかったのに)が蘭丸に「太子は町田に共生者連れてってるでえ」と伝えるだけの役割だったのがウけたんでまあいいや。というかもうすでにどうでもいい…
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しばわんこ(雷様編)/NANA#17/牙#18

しばわん:ゆるナビ8月のコラムニストは中島朋子氏かー 着物に凝ってますというトークでやんした。今回は『世界ドリンク紀行』がインパクトあった。ロシアの名前忘れたけど、黒パンを焦したものを湯で浸出して作る飲み物。イースト菌で醗酵させて炭酸ドリンク調で飲む。柑橘類で香り付けしたり砂糖と蜂蜜で甘み加えたりしてたけど、それでも味が想像できねえー でもロシアでは千年の歴史を持つポピュラーな健康系飲み物だそうです。あ、しばわんは傍若無人さのためか段々みんなの会話から外れてしまっていっているみけにゃんの立ち位置が心配な今日この頃です。あと「鳴神」って名字はかっこいいよね。実際にあるか知らないけど。

NANA:「結界師」の宣伝タイミング早っ!! しかもCMが二種類ある。主人公の顔付きがなんだか地味だなあ。あとヒロインのキャスティングがやけに大人しめな声質に聞こえた。

さて帰郷編。奈々は姉もいるんだね。母のふっくらぶりといい、彼女には意外に肥満体質の疑いも出てきたね(父親の遺伝子関係もあるから一概には言えないが)。今回のトラネスコンサートの演出は、前々回のブラストライブの時より格段に盛り上がりが伝わってきて良かったと思います。二題目でEDに突入する流れ含めて。

「消えない祈り」:ケンプ(両耳を貫く形で鼓膜を自分で破っていたシーンの粗忽描写ぶりが惜しい。即死するからそれ!!)は今までで一番筋が通った人間として描かれていたかも。いかんせんそんなキャラほどあの世界観ではあっさりと死んでいくわけだが。その真逆として、活き活きと殺りくしまくるエルメイダ(台詞まわしの良さもあって今回はこのキャラの演技が一番光ってたなあ)もまたなんていいますか生物としてはけっこう正しい道を走っているようにも思えるね。人間としては『北斗の拳』の雑魚キャラレベルのアレですが。そんなわけで言いたい方向性はわりにストレートに伝わってくるのですが、手法がほんっとうに微妙なんだよ!! たしかに混沌さはリアルの一条件ではあるが、しかし娯楽作品でまで見たくないという気持ちもあるんだよねえ〜 正直、見ていてもうちょっと救いが感じられる流れがあった方がいいんじゃないかと。あとレベッカの最後こそ看取ったとはいえ、ゼッドは彼女がなんで精神の自由を理解したかについては全然分かってないわけやん。レベッカをケンプがかばった現場にいるべきだったと思う。そうでないと彼は成長できないし主人公としての存在意義ない。

まあともかくカードゲーム発売おめでとうございます。直前のCMでもなぜか日付け告知なかったけど、ぎりぎり7月中に間に合ったわけですな。カードの詳細情報チラ見したけど「遊戯王」的なものよりも対象年齢がやや上な、細く長く売るタイプに見えました。なるほどこういう感じなら、世界観を宣伝することのみクリアすれば良いああいうタイアップぶりでも納得できるかも。
posted by 三和土 at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする