2006年08月19日

ゼーガペイン#20「イェル、シズノ」

シズノ先輩、好機の搦め手ターン。キョウの気持ちの揺れに合わせてキャラカットの配置(リョーコ←→シズノ)を変えてきたED演出が心憎い。あの水中にゆらめく先輩はいきなり目にするには色っぽすぎるので、今回の中程に挿し込んでくる順序の方が好きですわ。

「イェル」は『幻体』と同じ一般名詞に近い意味合いを持つ言葉としか今回は明かされなかったのは拍子抜けというか、ちょっとジリジリする。もったいつけずにズバッと教えてくれよー。せめて次回には、ぜひ(シマ司令もシズノと出自は同じなのかな。IAL社側からの寝返り組で進化したAIとか?)。

それにしてもリョーコの感情の動きを描写する繊細にして自然な手腕は一貫してすばらしい。その場で感情表現できずに後になってからそれがぶりかえすというのも辛いものだとなんとなく想像できるだけに、なんだか非常にすんなり納得できるんですわ。

しかし舞浜サーバーだけ、発想の転換による奇策で月面のガルズオルム施設そばにデータ移動させたという理由はまだ説明されてないと思うけど、何でなんだろう。まだ謎は複数残されてますね。

次回予告では、クロシオとイリエがそれぞれガンナーとウィザードをこなしていたのが印象的。でも、たしか最初の話数においても1カットあったような気もする(その時はキャラの名前も顔も憶えていなかったので定かではないけど)。

えー、にしてもキョウちゃんリブート前の天然たらしぶりはすごいものがありましたね。初共同作業中にいきなり命名(昔大事だった人の名前をすんなりあげるもんかあ?!)、そして肩を抱きキス。いつ惚れたというのでしょうか。月面での自爆の件といい、悪くいえばひとりよがりなタイプだったようで。…幻体データ復旧というのは、人格変化の危険まである実に譲歩が多いもんなんだなあ。シズノの大切な人は、はたして生き返ったといえるのかな。今の彼はもう前の…
posted by 三和土 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする