2006年08月31日

ケモノヅメ#4「過去の苦み」

桃田十蔵前師範が殺される状況を前後においての、彼の回想による過去エピソード。やっぱり道場の和風の雰囲気があってこその本作ですわ。春美の楚々とした色気といい、高倉健そっくりな十蔵の男前ぶりといい、昭和ノスタルジーがたまらない。

うーん、すばらしい要素が多すぎてかえってどこからコメントしたらいいか分からないですよ。わからないですよ!! とにかく作画も演出も脚本も。そしてそのマッチングが。

というわけで、利江の義理の父である柿の木刃が娶った道場ゆかりの連れ子アリの嫁が相当な醜女だった点になにやら十蔵への確執がいや増した説得力やらリアルな世知辛さやらを感じたのでした。しかし、可愛がられていたとは言いがたかった利江は、十蔵の方をきっと父がわりとして慕っていたんでしょうね。
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牙#22「記憶の迷路」

もしかして主体的かつ積極的に動いてくれてるギンガ(坂口大助氏がこういうやんちゃキャラやるのは珍しい)の方がゼッドより主人公に向いてるんではないだろうか… ゼッドとロイア(タスク服の方が似合ってる!! もう着替えたままでいいのにー)って、それぞれ並んで別々なことを考え込むという構図が多いペアなんで、全然関係性の進展に興味湧かないんだよなあ。あとタスクという領域の情報明示の少なさね。何がどう『暗黒の地』で『悪の枢軸』なのかさっぱり分からない。今のところ、ジーモットよりかは暮らしやすそうにみえるくらいなんですけど。

ロイアママコンパチというびっくりはったり展開(久々にきたね)については、ネタバレ知ってなければあやうく爆笑するところでした。だから描写が唐突すぎるんだってばよ。せめて仮面を自分で付けるカットぐらい入れてくれい。
posted by 三和土 at 02:47| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

しばわんこ(夏祭り編)/NANA#21

しばわんこ:参加した「つもり」だけで完全な満足感や共同体との一体感をおぼえられるしばわんは、なるほど理想的な町内会員だと思った。お神輿かつぎに「宮出し」や「宮入れ」(直前に高くかかげてお祓いを受ける)があるというのは勉強になりました。しかし金魚すくいの金魚を襲おうとするみけにゃんはアナーキーだな。ところでゆるナビに久しぶりに『恋する算数』コーナーが復活してた。

NANA:“食われる”側のグルーピー的立場から感情描写するというのはなかなか斬新に思いました。あとはタクミがなぜ奈々にことさら惹かれたのか描写があれば良かったかなと。ところで今回の膝をかかえてテレビを見る幼女というアヴァンはいつにもまして独特な雰囲気でしたね。
posted by 三和土 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする