2006年09月10日

「ぐる式」さんでモンソロ関連の記述がピックアップされた件

こちらのエントリ

うはww改めてみると私ってソロモン萌えブロガーwww

まあ確かに基本的に竹田氏のPD手腕が嫌いな私がなんで「BLOOD+」だけはわりと楽しんで見てきたかというと、つまるところ第一にはキャラ萌えなんですよ。特にディーヴァ側のシュヴァリエは全員好き(ただしハートブレイク後のジェイムズ除く)。それでもって、典型的ベタ美形キャラも好物な方なもんで自然、ソロモンはやはり注目度高かったですわ。

でも、モンソロに注目していた理由はもう一つある。それは彼が「BLOOD+」という作品のちぐはぐな傾向を体現しているキャラだったから。ブロンドでラテン系と思われるのに、見ようによって眠たげで地味なしょうゆ顔。腹に一物もって小夜にあえて接触したかのように見せかけて実は単なるひとめぼれ。シフふたりのコンビネーションをあえなく返り討ちにするほどの超絶戦闘力を持っている描写がありながらディーヴァには指一本触れず、その後しかもうっかりミスで致命傷を負う。…ほんとグダグダですがなw
posted by 三和土 at 04:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 閑話雑記/更新情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

BLOOD+#48「摩天楼オペラ」

盛装したカイが中居正広にみえて吹いた。たれ目度が足りてなかったのかな… それにしてもハジはほんっとうにカイを嫌ってるな(笑) でもきっと次回か最終回で唐突な理解りあい展開があるのだ。

キャラ処分市(杜撰な語彙だが事実だと思う)が一息ついて、今回はまずまず。ネイサンがラスボス説が真実味を帯びてきた(翼手を一払いで除けるカットかっこいい)のと飴眼鏡がブルッてた(にせライスの名前ブレッド。安易すぎ(笑))のでとりあえず満足。あと、アンシェルは飽くまで理系型変態だったと。社会変革とか考えてシュヴァリエになったのソロモンだけだったのね。

しかしまあ、同性視聴者から見ても女性キャラの描かれ様に魅力が乏しいのが分かるというのはもったいないところだよなあ。作画リソースがここにきて尽きるというのも本当切ない話や… ところでステージ出演したディーヴァ、頭にまでコウモリ羽根は変じゃない? ゲームキャラのコスプレじゃないんだから(笑)
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(2006夏:新)「BLACK BLOOD BROTHERS」

思いのほか、コメディ描写に流れてないつくりで好感持てました。吸血鬼もので、すでに恋人を失っている主人公というそこそこシビアな設定なんかもまだ自分的になじみがあった90年代前半ラノベっぽいし。

なにしろ、初回だけあって作画がかなり健闘。特にカーサという悪女っぽいキャラの一筋縄ではいかなさそうな表情が印象的でした。

あとショタキャラが実にいいですね。最初はあの八重歯(じゃねえよ)が媚びてるようで苛々したけど、動いてしゃべってると実にかわいらしい。

主人公の第一印象は「黒い(あるいは赤い)ハーメルンのバイオリン弾き」。

次回は人間側を代表するヒロインキャラの本格参入回で、吸血鬼と人間が共存する『特区』の説明が為される模様。期待してみます。
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ゼーガペイン#23「沈まない月」

おそらくカット数過去最大と思われる今回のOPには、久しぶりにテンション上がりました。特にシズノの背景が夕焼けにかわるところが好き。人類があんな情景をふたたび体感するハッピーエンドが近いのかもと想像させられる(その時にはもうシズノは存在し得なくなるみたいだけど)。あとキョウが水中を上面へ引いていくところ。あそこは動き自体が細心になっている印象があるんだけど。でも前回と見比べてないので分からない。逆に消えたシークェンスでは、ガルダの横滑りコピペがなかったのが残念だった。あそこは作品における独特なモチーフを端的に表現していて実はすごくお気に入り。

本編の方も、ここ二、三話分ほどのタメが効いてきていよいよ最終局面らしい緊迫した空気感が出てまいりました。クラゲに重要な役割(いや厳密に言わないでもあれはクラゲではないんだけど)が振られていたのは意外。次回はルーシェンにドラマ主軸が回ってくるみたいですね。

ナーガ(もはや一個人としては存在していないというのはありがちではあるけど、まあ納得できる。結局、たとえどんな形ではあれ不老不死自体は人類一般の夢であるから…)の懐柔を拒否するキョウのおれの上腕二頭筋がおまえへの怒りに打ち震えるぅuuuu!という熱血セリフにはやや萎えたのでありますが、まあキョウはああいうクサいこという奴だとはこれまでに何回もあったし、また専門用語を織りまぜてくるあたりもしっかりキャラを掴んでいたと言えるので。さてシズノの正体と並んで、実はキョウにもまだ隠されている秘密があるように思えるけど。今回も、ナーガは指名してキョウに運命の選択を迫ったわけだし。
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2006年09月07日

牙#23/しばわんこ(お月見編)/NANA#21.5

きば:屋敷焼き落として亜人種大殺戮な主人公ゼッドに苦笑。自覚がないだけで段々ノア並に死神化していってるような… 今回もテーマ性がないままに典型悲劇みたいなものが繰り広げられてたわけだけど、そんな中でアミルたんが室内で呼び出されて天井突いちゃうというギャグみたいな描写が最高だった。いやー、あの澄まし顔と全裸ほんとキモい。主人公のスピリットが一番気色悪いってすごいよね。あとはロイアが終始かわいく描かれていたことと、デスパラの女の怨念と使用人としての策士ぶりがいい感じ。予言もデスパラが仕込んだことじゃないかなーと思うんだけど、ジェサラへの個人的な妬み(たとえば幼なじみだったけどモロッコに見初められたのはジェサラの方だったとか)なんかも絡ませればもっとドロドロした演出付けられただろうになと思うとちょっともったいない。さらば死のアスパラガス女史。

しばわん:そうか、私は家でまったり暮らすしばわんとみけにゃんの様子にここ数カ月飢えているのか。今回は野のススキを切るしばわんのハサミ使いにハラハラした。高度なフェチアニメだぜ。

なな:普段の奈々ナレを淳子ver.でパロッたアヴァンとまさかの坂上女史出演が面白かった二回目の「淳子の部屋」。OP曲がライヴver.だったり、総集編ながらどうもBGMを付け直していたらしき本編とあいかわらずさりげなく濃やかさな配慮が。さて来週からたしかOPとED変わるんだよね。でもなんでどっちもトラネス歌になっちゃうんだろう…

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チャングムの夢#14/スパイダー#22

「海賊島」:海賊頭領の原始人みたいなデザインひでーひでー 同枠前番組ゆきじょの山賊登場以上のマイナスインパクト。もうこれ以上のふぁんたじーは勘弁してー!! 頼むから人間の限界をこえた超絶味覚と引き出しの奥がみえない素材蘊蓄を競い合う破天荒料理ものに戻って。そんな中で、チャン・スロとトンウの反発しあいながらも強まる絆だけが見どころなのであった。

「裏切り虫」:レミンが裏切り虫(一般インセクターって人間にくらべて知能低いのかとばっかり思ってたが)なら、彼女を追ってきたアクーネは裏切り人間か。単純にみえる種族争いにも複雑な面もあるのですよ、という回。アクーネがハンターに斬りつけるがマグマにさえぎられ、そこにポーシャがすべりこんでアクーネと引くというシークェンスのスピード感ある動画が良かったです。次回はグラスホップの家族が出てインセクター側の事情が分かるらしく。予告での子供たちがかわいかったんですごい楽しみ。

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2006年09月03日

シュヴァリエ#3「悲憤の剣」

デュランかっこいいし、ロビンかわいいし、テラゴリー先生しぶいし、デオンけなげだし、これにいかにもツンデレっぽい(もしくは不思議ちゃん)ロベスピエールたんまで出てきたら、わし萌え死ぬかもしれん。おかしいなー、KURAUではそうでもなかったんで自分には尾崎氏の絵柄へのレセプターがないと思ってたんだが。うれしい誤算であった。ところで公式にはデュラン×ロビン一推しですか? でもリア×デオンの一人二役カップリングもいいぞ!! 同人誌まず出ないと思うけど

今回の最大の見どころは先生対デュランの二回戦(剣戟前後の身のこなしと合わせてまるで宝塚歌劇のようなケレン味添加)ですが、個人的には泳がせたカロンが入っていった屋敷の塀を越える際の師弟コンビネーション軽業風味や、火の海の中証拠品を探していたデオンをかばう先生のテーブルさばき(あれは畳返しの亜流?!)といった地味技の方に惹かれます。

キャラ演出的には、にこやかな表情のままささっと尋問中のカロンの腱を切る(しかもひそかに寸止めだった)デュランのエージェントぶりに深みを感じました。おねいちんも女だてらにこういう汚れ仕事やっていたのだらうか…

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2006年09月02日

BLOOD+#47「すべての血を超えて」

ソロモンが今週も力一杯に対女子視聴者用の釣り餌キャラにされてて笑わずにはいられなかった。んでもあの死に方の(作劇上の)タイミングのまずさはさすがにかわいそうだべ。モーゼスに続いて単なる「消去」でしかないべ。もうせっかくだから、ホームレス調になるほどに路地裏に潜伏させておいて、ここぞ(もちろん最終回である)という時に小夜の大ピンチを救って、そして儚く華々しく散ってほしかったね。のちのモンソロ蝶である。(ヤヴぇ脳内麻薬出とる) あ、そういえば死にどころを間違ってたのはジェイムズも同様。というか、ディーヴァ側のシュヴァリエは結局アンシェル以外全員が精神に変調来してるじゃねーか。全然超人じゃないよ。

それにしても も う 何 も 期 待 で き な い 

でもあーくんは真央をゲットできるといいね。

あやかしあやしの番宣来てました。なんか一部でMUSASHIMUSASHI言われてますがおいらには分かりません。
posted by 三和土 at 22:26| Comment(4) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゼーガペイン#22「ジフェイタス」

今回はミナトライトアップときたか。まあこちらはまだしも妥当かな。ガルズオルムからの寝返りだとシズノの口から明かされたシマの正体(幻体クローンというのはよく分かんね。ダミー個体に近いんだろうか。FSS的に言えばエイリアス?)をオケアノスクルーたちが知ったことでみんなの気持ちもすっきり。それを更にシマに並々ならぬ恩義や想いを抱いているミナトがまとめあげるという展開は、納得がいくものでした。特別EDもまるでミナトの乙女心に合わせるかのように可愛らしいイラスト、ロッキーチャック(このユニットのアレンジは好みだ。サントラ買わないけどこの曲は欲しい…)の新曲とサービス感あるものだったし。

ただし、ここ数話はやや演出に物足りなさを感じているのも事実です。どこがどうとは言えないですが、余韻が以前ほどなくなったような。作画もいまひとつ冴えないし、制作現場は押してるっぽいなあと。

シズノの正体は最終回まで引っ張りそうですね。「私はガルズオルムなんかじゃないわ」とまで言ってたけど、だとするとシマ以上に特別な存在、もう人間の範疇でははっきりない出自なのかな。人類が実体を取り戻した時には、彼女はどうも存在し続けられないっぽいし。
posted by 三和土 at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シュヴァリエ#2「四銃士」

勇気凛々りんりきーりりんだるたにやーん。即席四銃士結成ナリー!! デュマの「三銃士」はおそらくもう出版されてたんだよに? この時代から100年ほど前になるのかしら。しかしデュラン役の成田剣氏の声量豊かな美声に聞き惚れる。堅いキャラが多い印象のある声優さんだったけど、伊達男役がこんなに堂に入ってるとはー。

なんかあったまわるいコメントしか出てきませんが、これも「ケモノヅメ」同様に褒めどころが多すぎて何を言っていいか分からないのです。もうただただフィルムを眺めていたい。それに尽きますわ。脚本と演出と作画のアンサンブルが揃っている作品に感想なぞ不要…「とにかく見るべし」に尽きます。特にOPは必見でしょう。感覚的エモーションと論理構築的演出がこうまで高いレベルで揃っている作品は今時めずらしいですよ。何より品位があってうっとりする。というかなんてキャラクターたちがチャーミングなんだろう。その時代や個別の状況において、人物がいかに懸命に生きているかをわざとらしくなく描きだせるという点において、自分は古橋監督の手際に魅せられているのだなあと再確認しました。ちょっとした意味のないような仕草(今回だとロビンと酒場で話してるデオンがカメラに背を向けたまま頭部をかすかに揺らすカットとか)が、積み重ねられることで独特の実在感が生まれている。

あと脚本の傾向上で好感を持ったのは、基本として死者への敬意が払われているところです。第一話ではデオンの居室でカロンに殺されたメイドが簡単な描写ながらちゃんと悼まれていたし、まだ今回も好漢であったベルニスを自ら手に掛ける形となったデオンがしっかり嘆いていた。こういう細かい点もわりと重要なポイントだと思うんです。
posted by 三和土 at 01:54| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする