2006年09月02日

BLOOD+#47「すべての血を超えて」

ソロモンが今週も力一杯に対女子視聴者用の釣り餌キャラにされてて笑わずにはいられなかった。んでもあの死に方の(作劇上の)タイミングのまずさはさすがにかわいそうだべ。モーゼスに続いて単なる「消去」でしかないべ。もうせっかくだから、ホームレス調になるほどに路地裏に潜伏させておいて、ここぞ(もちろん最終回である)という時に小夜の大ピンチを救って、そして儚く華々しく散ってほしかったね。のちのモンソロ蝶である。(ヤヴぇ脳内麻薬出とる) あ、そういえば死にどころを間違ってたのはジェイムズも同様。というか、ディーヴァ側のシュヴァリエは結局アンシェル以外全員が精神に変調来してるじゃねーか。全然超人じゃないよ。

それにしても も う 何 も 期 待 で き な い 

でもあーくんは真央をゲットできるといいね。

あやかしあやしの番宣来てました。なんか一部でMUSASHIMUSASHI言われてますがおいらには分かりません。
posted by 三和土 at 22:26| Comment(4) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゼーガペイン#22「ジフェイタス」

今回はミナトライトアップときたか。まあこちらはまだしも妥当かな。ガルズオルムからの寝返りだとシズノの口から明かされたシマの正体(幻体クローンというのはよく分かんね。ダミー個体に近いんだろうか。FSS的に言えばエイリアス?)をオケアノスクルーたちが知ったことでみんなの気持ちもすっきり。それを更にシマに並々ならぬ恩義や想いを抱いているミナトがまとめあげるという展開は、納得がいくものでした。特別EDもまるでミナトの乙女心に合わせるかのように可愛らしいイラスト、ロッキーチャック(このユニットのアレンジは好みだ。サントラ買わないけどこの曲は欲しい…)の新曲とサービス感あるものだったし。

ただし、ここ数話はやや演出に物足りなさを感じているのも事実です。どこがどうとは言えないですが、余韻が以前ほどなくなったような。作画もいまひとつ冴えないし、制作現場は押してるっぽいなあと。

シズノの正体は最終回まで引っ張りそうですね。「私はガルズオルムなんかじゃないわ」とまで言ってたけど、だとするとシマ以上に特別な存在、もう人間の範疇でははっきりない出自なのかな。人類が実体を取り戻した時には、彼女はどうも存在し続けられないっぽいし。
posted by 三和土 at 02:06| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シュヴァリエ#2「四銃士」

勇気凛々りんりきーりりんだるたにやーん。即席四銃士結成ナリー!! デュマの「三銃士」はおそらくもう出版されてたんだよに? この時代から100年ほど前になるのかしら。しかしデュラン役の成田剣氏の声量豊かな美声に聞き惚れる。堅いキャラが多い印象のある声優さんだったけど、伊達男役がこんなに堂に入ってるとはー。

なんかあったまわるいコメントしか出てきませんが、これも「ケモノヅメ」同様に褒めどころが多すぎて何を言っていいか分からないのです。もうただただフィルムを眺めていたい。それに尽きますわ。脚本と演出と作画のアンサンブルが揃っている作品に感想なぞ不要…「とにかく見るべし」に尽きます。特にOPは必見でしょう。感覚的エモーションと論理構築的演出がこうまで高いレベルで揃っている作品は今時めずらしいですよ。何より品位があってうっとりする。というかなんてキャラクターたちがチャーミングなんだろう。その時代や個別の状況において、人物がいかに懸命に生きているかをわざとらしくなく描きだせるという点において、自分は古橋監督の手際に魅せられているのだなあと再確認しました。ちょっとした意味のないような仕草(今回だとロビンと酒場で話してるデオンがカメラに背を向けたまま頭部をかすかに揺らすカットとか)が、積み重ねられることで独特の実在感が生まれている。

あと脚本の傾向上で好感を持ったのは、基本として死者への敬意が払われているところです。第一話ではデオンの居室でカロンに殺されたメイドが簡単な描写ながらちゃんと悼まれていたし、まだ今回も好漢であったベルニスを自ら手に掛ける形となったデオンがしっかり嘆いていた。こういう細かい点もわりと重要なポイントだと思うんです。
posted by 三和土 at 01:54| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする