2006年09月11日

ケモノヅメ#5「女の隠し味」

他の幹部候補2人に比べて世間知に乏しい梅田(アンドロ梅田の影響からアフロヘアの方かとばかり思っていたが、マッドハウスはタツノコ分派じゃないので違ったのだった)が、突然の一馬からの指名(「梅田も大丈夫だよな?」って台詞、状況的にリアルですごい印象に残った)に戸惑いつつ、一時金も入ったしなんか気持ちモヤモヤしてるし、仲間の置いてったスポーツ紙に可愛い風俗嬢の顔写真載ってたし…と歌舞伎町にくりだす端緒から、純粋ゆえに盲目な恋情の行く末までといった流れが説得力抜群。今回はやたら笑えた(特に一馬の熱のこもった組織改革演説に反応薄かったところ)し、なによりシリーズ中盤に入っても衰えをみせないクオリティに驚嘆。贈り物のペンダントを付けた(源氏名)姫子に顔を寄せられてうっとりする梅田という同じカットを二度使った効果なんて痺れました。あと梅田の獅子奮闘ぶりのアクション描写は今まで一番かっこよかったと思う(というかバスタースーツ改のもろさにも笑ったなあ)。

今回ひさしぶりに目立った利江だけど、そのまっとうさが十蔵の隠し部屋(狭さが絶妙でいいなあ)で知った秘密以降も保たれるのかが一馬の体の変調(上月一族の金髪は天然なのか!!)ともども気になる。

それにしても主人公カップルのアホアホぶりってば。どうも食人鬼には格別な魅力が備わるみたいなのな。…単に俊彦が特別好色なだけかもしれんけど(笑)
posted by 三和土 at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする