2006年09月24日

ケモノヅメ#7「利江の甘い香り」

シリーズ史上最高の濡れ場率。しかしなぜだろう。小林治氏の描くエロシーンには湿度が足りない… いやまあそれでも十分エロかったですよ。特に利江のシャワーシーンは。おっぱいもちあげる量感もすごかったけど、その後なにかが映った気がするよ。でもおいら近目だからわかんない!!

利江がふっきれた。もう敵はない感じ。守りたいのは好きな男というよりも自分の居場所というあたりやら、和やかに話しつつもしっかりテーブルマナーチェック(たしかに箸の持ち方微妙に危うかった)していた抜け目なさやら、利江はほんとーに手強そう。一馬ぼっちゃんの脇の甘さと好対照。しかし俊彦…… なんで常に盛っているのやら。

観覧車から降りてきた後、軽いジャブからはじまり序々にピッチが上がっていった女二人の言い争いから、間を置かずに由香の元カレが来襲するという展開の畳み掛けが見事でした。あまり痴話揉めで引っ張られてもすぐ飽きるし。とっとと次の局面に入ってもらった方がストレスなく楽しめる。
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シュヴァリエ#6「王の騎士」

口数の多い御者のおっさん再登場。リアドレスへの褒め殺しと並んで笑えた。先週のEDクレジットで『御者 兄』となってたのはそういう事か。

今週は釣り針多め。ロビンの初々しいショタぶり、デュランも同じく案外に純情(っていうか王に真意を伺いに行きそうになったデオンをとどめる手の握り方がなんとも<腐>)、そして王妃に言われるままにドレスを身に付けヘッドドレスを髪にかざりあまつさえ紅までひくデオン!! 誰かに見られたら大変じゃあ。

今回は耽美に流れすぎない抑制の利いた倒錯性がとても印象深い。シリーズの一つの山場を越えた印象。女装しても骨格に生硬さが拭えないとゆー写実性がすばらしい。IGの底力がはたらいた様子。他にもリアとアンナで重ねられた演出の涙の粒のリアルさ、水銀によって蝋人形のような状態のリアの亡骸の唇にキス(デオンは本人が自覚しているよりもずっと危ういバランスで立ってる。それはつまり、あの時代に騎士で通すという事と同意義ということのようで)する背徳性の表出の確かさ。…一回だけ言ってもいいかな。「BLOOD+」もこういうレベルの演出で見たかったよ…

しかし、リア殺し実行犯はもう明かされたも同然では。「王家の詩」をリアに持ち出させるほどに信用させ、なおかつ『あの人がどうして』とまで執着させ、死してなお強い怒りと嘆きにリアを暮れさせる相手は、ロシアに渡ったという。ずばりボロンゾフじゃん? (わかりにくいボケ例)

付記:危険な任務に赴く前に息子の墓前へむかうテラゴリー先生。墓石に刻まれた年代は『1725-1746』。息子さんはデオンやデュランと同年代だったんですね。いつか息子が死んでむにゃむにゃ年、とか言ってくれると現在年を特定できるんだけどなあ。

付記2:Production I.G公式サイトで読める企画コーナー『24人のシュヴァリエ』は必読です。スタッフの士気の高さが伝わってきます。
posted by 三和土 at 03:56| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする