2006年10月30日

ケモノヅメ#12「珈琲味のキビ団子」

ラス前ということで、テーマの煮詰めがより激しかったようで描写に込められた意味が一見して分かりにくかった。が、おそらく刃(意外に堕落したというか享楽的にゲーム三昧な日々を送っていたのは面白かった。人は環境によって変わるもんなんですな)は春美への恋情や義理の娘である利江への愛情を自分自身で封じ込めていた(絵本『桃太郎』で錯乱が治まるのは彼の人生スタンスの縮図を肯定できるから)ゆえに腑抜けとなり、利江は愛情の器としての自分の居場所にこだわりすぎたために大葉に足元を掬われ、一馬は元々は利江や俊彦からの幼少時の庇護に報いたいという気持ちから闘争心をいい様に転がされる結果となった。次回、最終話は俊彦がそんな彼らの無念を背負う形になるんだろうけど、鍵となるのはやはり由香の決戦における役どころかな。ところで今回のボカシ処理はネタなのか純粋に放送上の配慮なのか微妙だ…


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シュヴァリエ#11「聖都の雨」

エリザヴェータがエカテリーナと語らうアヴァン、これはもうちょい前の回に入れておくべき描写だったと思う。そうしておけば今回のピョートルへの叛旗がもっと自然にみえてかつ盛り上がったはず。まあエカテリーナを助ける従士がつねにそばにいたことは描かれていたけど、それが単に反ピョートルの錦の御旗がわりなのか、彼女の内なる剛胆さが配下を引き付けていたのかが判別できないわけで。自然に考えれば前者に思えるんだけど、それならこれからは身内とも闘っていく覚悟でエリザヴェータの改革の意志を継いで行くという、悲壮な決意の表情みたいな演出を入れないと物語が浅くなるわけで。どうもここ2、3週は序盤と比べて演出が物足りない。それはマクシミリアン(やっぱりデュランとも顔見知りだったと判明)という黒幕キャラの見せ方も同様で、どうもいまだ小物臭が抜けない。もっと凄みのあるロベピーが見たいんだよー あ、先生の「なーんちゃって」はすごくよかったです(笑)。先生は飲み会の盛り上げ係とか上手そう。
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妖奇士#4/チャングムの夢#20

「生き人形」:今週も腑に落ちない描写やモチーフ扱いが多いなあ。見終えた後モカモカするよ。冒頭からして、往壓が夜中に川まで行った理由がさっぱりわからないんだけど。水を汲みに行ったんじゃないだろうし(井戸が長屋そばにあるはず)、魚釣りに行ったとしても竿も持ってないし。ほかにも表向きの組織内で上手く立ち回れてないことを気にやんでいるらしき小笠原の苛々も唐突でついていけないし、アトル(数えで15だったら当時なら『粋な女』で通るのは理解できるけど、デザインの頭身が小さすぎて実質すごい微妙。11、12にみえるんですけど)が大して話し込んでない往壓に向かって自分を先入観で視るなとか訴えてもなー。とにかく、おいてけぼり感が拭えない。いや、まさかBLOOD+よりも娯楽未満ストレスフルな微妙アニメがやってくるだなんて(笑)。さすがは竹P枠。こちらの予想斜め下をいくチグハグぶりを打ち出してくる… 最初に甘くみすぎておりましたわい。このままでは、作画レベルが高いだけに切るに切れないエウレカルートでずるずる冴えない感想言いながら一年付き合うことになるけど、とりあえず非會川脚本回の到来にはかない期待を繋いでみようかなと。

「風変わりな料理人」:これ、あと六話で終わるのかな?だとしたら宮中を追い出されて→性根を変えて(いまココ)→再び女官見習いの身分に戻る:よしがんばろう!! って感じで最終回かな。もしそうだとしたらつくづくおとぎの島チェジュド編が足を引っ張ってたよ。というわけで本編感想はナシです☆
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「怪〜ayakashi〜」#1〜4

CSフジ721で一週二話形式で放送開始。よって二週分貯めることで第一章「四谷怪談」四話を一挙視聴。恋愛ホラーとして大変楽しめました。ホラーには必ず笑えるシーンがあるものですが、かの戸板返しの過剰な趣向にやはり爆笑。あと伊右衛門のしゃあしゃあとしたロクデナシぶりもすばらしい。自分かわいさが当たり前だから、他人に非情なのも妻から心変わりするのも、プライドのために嘘つくのも外面だけ整えるのも全然平気。こういう人現代にもいっぱいいるよ。そんな思いっきり卑近な性格描写を天野喜孝デザインの典雅なキャラクターでやるんだから笑えてしかたない。…いえ、けなしてるんでなくて、江戸時代のお芝居というのは筋が平気でとんだり(なんでいきなり野原で鷹探ししてるの?)、展開上必要なキャラクターを揃えるために不自然なプロット入れといて平気だったり(直助はかりそめの夫婦生活を何ヶ月耐えてたの?)、ジャンルのお約束として心情の流れを早送りしたり(伊右衛門父の自害覚悟速っ)とまさしく超脚本そのものだったのだなと認識を新たにさせていただきました。ジェットコースター感覚ですなあ。当時の演出や舞台立てそのままの「東海道四谷怪談」をいつか生で観てみたいなと思いました。しかしラストシーン、あれは四世鶴谷南北はお岩さん萌え萌え説ということでよろしいか? ビバ虚構愛。
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2006年10月26日

銀魂#27/009-1#2

鬼道丸は中田譲治様編:作画が微妙でも、なんちゃって時代考証でも、きちんとこうして人情時代劇として後味さわやかな娯楽コンテンツにできる。分かりますかB○NESさん、聞いてますかA川先生? とりあえずゆっきーのキャラ設定のモデルをマダオさん(38)にしてみろ。それだけで大分違うから。おっとまた別番組へのぼやきになっちゃったよ閑話休題。この回さー、先週流れた予告みた段階では売れっ子から転落しそうなおつうちゃんがキャットファイト興行で奮戦するアニメオリジナルエピだと思ってた。でも実際本編を見てみてたら、全然おつうちゃんいないのな(笑)  前衛すぎてかっこいい。かっこいいといえば今回は銀さんが決めすぎ。なんかちょっとキャラ違うかもと思ったぐらいで。普段なら子供の頭なでなでとか赤子あやしたりとかしないよなとか。…漢たるもの、時にキャラクターを使いわけろって感じですかの。むしろ、普段の方が努力してゆるキャラ演じてジャンプ読んだり甘味むさぼったりしてるのかもね。まあ、ほんと実にオーソドックスに完成された回だったんで特に感想もこれ以上ないんですけど、個人的にはあまり好きになれない沖田が年若い武士らしいかたくなな正義感を見せていたのに好感持ちました。あと、神楽が沖田の憎まれ口受けて「あいつ絶対わたしに惚れてるアルうぜっ」ってほくそえんだ自意識過剰ネタ最高だった。カメラ目線演出ってああいう感じに使うべきなんだな(笑)

「聖夜」:前回がミレーヌ(名前からしてラテン系とゲルマン系のハーフでしょうか。む、無敵っぽい)の能力説明回だったとしたら、今回は世界観とミレーヌの立ち位置開陳回。クリスマスに幼児おっかけまわしてる軍人たちを描くことで、作品内世界では“西”も“東”も内実的に大差ないことを示している。んですよね? ポッケに手を突っ込んだまま傍観者決め込みまくりな斬新ヒロインにほれた。とんでもない固ゆで女王様がやってきた。
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イノセント・ヴィーナス#12(終)「世界」

仁の述懐部分だけでも高得点をあげたい。なんてこった、中盤プロットやミリタリー描写があれだけ微妙だったこの作品にこうまでまとまった最終話が付けられるとは。大西信介氏、もしかして今がノリノリ期?

アクション面では草薙少佐ばりの超人的な身のこなしだった虎二の強襲シーンがスピーディーでかっこよかったですねえ。

まあ精神世界展開でメカニック部分のオチをごまかした嫌いも無きにしもあらずですが、なんとなく納得できたということとこれまでの描写も大体そんな感じだったことからいってシリーズ内での統一性は保たれてたと思う。なんにせよ、メインキャラたちそれぞれの気持ちの決着を付けてなおかつグラディエイター悲憤の開発史に終止符を打つところに持っていけているだけでも評価はできる。

獣のように自我を持たないうつろな無垢さを持っていた丈に、虚栄心にまみれた自分の上昇志向の対極をみて惹かれながらも強く嫌悪した仁が、自我を崩壊させて虚無としかいいようのない表情を浮かべたあとに死ぬ。そして丈は(仁の手引きによって)出会った沙那を守るという目的を見いだしたゆえに自我を得て、今度は自分自身の感情により涙することを知った。

叙情的ではありますが、ハードな設定とのミスマッチぶりがなかなかにオリジナリティを醸し出しておりました。ラストシーンもさわやかだったし。うむ、総合的にけっこう高得点をあげたいシリーズとなりました。あと、音楽が非常に美しく独創的だったのがこのアニメにおける大きなアドバンテージだったことを、ここに重ねて記しておきたく思います。
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2006年10月25日

妖逆門#30/D.Gray#3

「華麗なるミックの逆襲」:はなおぼろにすでに取り憑かれてるミックの現状もなかなか恐ろしいが、正人に陥落される寸前な三志郎の無防備ぶりにもハラハラする。だってついに「やらないか」発言出たんですよ? にしても今回は笑いが止まらんかった。恋人という単語を単なる異性のともだちとしか捉えてないのが丸分かりな三志郎と、その事にいちいちつっかかるミックとのギャップ、鬼仮面と似て非なるなまはげ仮面、いつになく積極的にツッコミ要員を果たすフエ。これまでの滑りがちだったギャグ面がなぜここまでレベルアップしたのか。折り返してからのこのアニメに一体どんなプラス要因がやってきたんだ? しかもギャグ回とみせかけて、「灼銅の鬼仮面」が本人の意思ではなく仮面自体に操られている事を示唆(もちろん火の世界に安置されていた仮面なんでしょうね)。正人の真の意図に、さすがに鈍い三志郎も気付きはじめる予兆描写なども入れてシリーズ構成面にも抜かりなし。この調子でこれからも作っていってほしいです。

「マテールの亡霊」:ララとグゾルの関係性は、クロウリーとエリアーデ(OPで彼女が色っぽく描かれてないのはちょっと残念)のそれと並んで好きな部分なんで、アニメ版でこんな早い時期に見られるのはとてもうれしい(…というかクール毎にOPを変えてくるつもりだとすれば、この後にミランダ編とクロウリー編をこなして#13あたりまでに充てるということなんだろうか)。
さて。今回の印象を先に述べれば、アニメスタッフお見それしました、と。というか本気で売り出しているなあと。あるいはデスノの方とさほど違わない制作予算力を感じます。#1と比べても隙がない出来で、たとえば見せ所の戦闘シーンも良いコンテだと思ったけど、列車の一等室やその廊下のモダンな雰囲気なんかも抜群に醸されていて原作の持ち味を極力引き出しているのがすばらしい。あと演出上でいいなあと思うのはアレンが好もしい主人公として明確に打ち出されている(ファインダーが目の前で狙い撃ちされた瞬間に音声が全カットになるオーソドックスながら効果的なシーンとか)点ね。神田のクール美形キャラぶりもそれによって更に引き立っているあたり巧く噛み合っている。

追記:初回から「画面が暗くて見えづらい」との感想を散見しますが、私の環境(ブラウン管モニターでBSデジタル受像)では他のアニメとさほど違和感がなく不思議に思っていました。2ch本スレでも話題となっていましたが、むしろ液晶モニターなどの発売の新しい製品の方がこのアニメの場合は向いてないとの意見もありますね。原理は分からないけど。
posted by 三和土 at 17:52| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ケモノヅメ#11「その雨は苦かった」

今までの話数とくらべると、今回の仕上がりの印象は「湯浅テイスト」より「マッドハウス色」が勝っている。その意味ではあるいは#7の小林治氏担当回よりもイレギュラーかもしれない。

しかし検尿シーンは洒落にならないギリギリレベル。これまで一番いやらしかった(笑) その後のBパートで大葉久がどしふん姿で身動き取れない利江に近付いてきた時はほんとにどうしようかなと思つたよ。尺が押し迫っていたこともあってエロ方面に展開しなかったことに心底安堵した。そういう一定のラインは守られている作品なんだよなあ(例外はリアルグロ画像を加工したと思われる以前の回のアヴァン。あれは瞬時に切り替わるカットとはいえやりすぎてた)。

大葉の警察権力までも巻き込んでの企みは、異端児として生まれたぼんへの愛情に起因していたというのは良い感じにサプライズでした。不思議に唐突に思われなかったのは、これまでの回で「憎しみ」の裏には「愛」があると描写をきちんと重ねてきたためでしょう。

さてさて、現状でもっとも精神的に追いつめられているのは、利江を殺めてしまったらしき由香とその異父弟の一馬。この二人、そういえばナイーヴなところがあるのが似ているなあ。あと空気読むのがあまり得意じゃないところ(笑) 

つつじないふ(なんだこの名前)がピンチだー!!(っていうかたぶんもう
死んでるが) このキャラ、気遣いがこまやかそうでけっこう好きだった。あと道場メンバーで好きだったのは口が猫というか尻みたいな男。でももう出てこないな、きっと。
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2006年10月24日

チャングムの夢#19/結界師#3

ちゃんぐむ:超展開に近い急展開。王の期待と信頼を得たチャングムの慢心の芽生えを、はやめに摘もうと厳しくあたるハン尚宮。なにやら過去の軽いトラウマを思い出して切なくなるぜ… 注意してくれる人がいる内が“華”なんだぜ・・・“チャングム”ちゃんよ?!・・・ビキビキッ まあ、これまでのキャラ描写からいってチャングムがそこで省みるわけでなく、ひたすら前を向いて急ごうとしてしまうのであった。あ、ヘヤ医女が助かったのは良かったです。

けっかいし:萌えキャラ登場かと思ったら速攻で腹黒化。テンポはえー。というかメジャー少年誌に連載されているにしては、女性描写がリアルに感じられるのが未読者にとって興味そそりますよ。このアニメのかすかなマイナー臭、たぶん気に入った。OPも地味に動きとかエフェクトとか見どころ多かった。にしても時音は見事に父親似なんですね。それはなおさら可愛がられていたことでしょう。あと『結』の応用で蓋をされた落とし穴から横方向に脱出する展開が分かりやすくて面白かった。
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2006年10月23日

(2006秋:新)つまみぐい編その2/DEATH NOTE 他

Fさんが二便目を。だうも〜だうも〜

ですの:第3話まで。OPで月と対峙するLの前屈みっぷりが何度見ても笑えます。あとOP直後のスポンサー表示画面の背景画像のジョジョ立ちっぽい月と。本編の方はちょこちょことアレンジが入っていながらも粗方は原作通りにすすむので、まだ原作の記憶が新しい身としては、案外退屈に感じた(アクションものじゃないしなあ)り…途中ちょっと寝オチしたり… キャラ数が増えてきてからが正念場なのかも。ところで幸子が原作よりやや若返ってる件。

働きマン:キャラ紹介をテロップで済ませ、初回からお仕事満々。梶さんはもう出てるのね。23歳女子社員と気軽にしゃべるキャラだったけか? 作品感想はあまり出ナス。原作の雰囲気に忠実ですね、とかぐらい。

バーテンダー:おっさんの すごい 逆恨み過去 バーテンダー、全然悪くないのに(笑) 流し見でも話の勘所がわかるように、適度に多い台詞をもりこんであるシナリオ仕事がいいかもと思いました。深夜にたらりんとチャンネル合わせてカクテルうまそーと思わせてくれる、癒しアニメという感じ。

REBORN:(これのみ自分でBS放送を録画した番組です)しろうとさんや新人さんが主役コンビってこんなつらいものだったとは。あと演出の空気がすかすかで、なんだかとってもアニメ版封神演義の悪夢がよみがえりんぐ。ちょっとたえられず早送りしました。ごっきゅん役の人は心配してたほどあれな発声じゃなかった印象。しかしこのアニメ版はたぶんもう録画しません。原作はわりと好いてるんでちょっと無念だけど。

コードギアス#2も視ることができました。ランスロットの動きっぷりに痺れた。しかし実際に作品をみる前に得た情報からも思ってたけど、ルルがとっても月とだぶる。ところで、ブリタニア皇帝ってどうも公妃が何人もいるんですね。OPやEDに出てるピンク髪の娘はルルの腹違いの妹なのかな。兄弟が20人ほどいるっぽいしねえ。んでもってこちょこちょと感性的に引っかかるものも感じてるんですが、これはこだわりを極力捨ててみるのが一番なアニメだと思うんで、基本的には思い入れとかしないで(というかたとえ出来なくても)緻密なドールハウスを眺めるような気分できれいだな、かわいいなーという感じで観ればいいかなと。コスチュームプレイアニメですね。 
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2006年10月22日

シュヴァリエ#10「王家の詩」

作画崩れが気になったものの、これまでのWOWOWアニメの中盤ダれ具合を味わってきた私にとってはまだまだー

今週はいよいよ目立ってきたマクシミリアンにまんぞく。微妙なツラ具合でも「ああ、生活に苦労してきたのがちょっと顔に出てるんだよね」と脳内補正で無問題。しかしかなりのオカルティストぶりですね。こりゃ一方の黒幕決定か(つうか今日届いたWOWOWガイド誌のあらすじ欄が毎度ながらひどいネタバレ〜…)。

エリザヴェータ様は最期まで女傑でした。むぉとぉこぉー!! キャスティングが全般的に実にいいですよ。マク役の櫻井氏にしても、こういった腹にいちもつ役の方が私は合ってると思う(その点ではイノヴィの仁も最高)し。

来週はロシア編最終エピソードらしい。今回DV被害者を極めていたエカテリーナたんの啖呵なんぞ見られたらいいなあと期待しております。(訂正追記:ロシア編最終エピは再来週の模様。かんちがいすんません)

あと良かったのは、アンナへと届いたデオンからの心をきちんと開いていた手紙とボロンゾフを煽るカリオストロですね。剽軽な顔つきといい、良い狂言まわしに機能していると思う。
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妖奇士#3「華江戸暗流」

ちょ、妖夷鍋ってつまり開化のころの牛鍋の寓意なんじゃん! ってことは妖夷とは“毛唐”… うは竹Pクオリティんぐwwww あちらがわから搾取しにくる奴らを逆に食ってやれってか。

そして解説役はモブキャラもこなすのか。なんかもう意表をつくことに血道を上げたいだけな気も…

しかし小笠原まで肉に夢中気味なのは確かにけっこう気味悪い(笑) 結局誰ひとり堅気とはいえないっつうか。でも肉食というのは、確かに嗜好性がかなり強いし、自然な描写といえばそういえるのかも。

今週も脚本的にはほのめかしばっかで分かりにくい傾向なんだけど、演出面ではそれなりにフォローされてた気がする。お江戸風俗もなかなか細やかだったし、神社への隠し口もディズニーランドのアトラクションみたいでちょっとワクワクした。作画もこれまでと比べるとやや薄味で見やすかった。江戸元の立ち居振る舞いがわりと男っぽいところも見えてたりして全体的に演技の付け方も良かったし。

けどたえさんと央太が下総(群馬あたりですか?)に行っちゃったのはちょっと惜しかったかも。ここで往壓が身を固めてても良かったと思うんだけどねえ。所帯を持ちながら、本性的に捨てきれない異界との関わりを持ち続けるというのもアリかなとも思った。
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2006年10月21日

(2006秋:新)つまみぐい編その1/コードギアス 他

Fさんのご厚意により、毎期のお楽しみが今回も手元に届いております。その中から多少の興味が持てた新番組の感想など。

コードギアス:OP(一番好きなのはC.C.がシナプス空間を翔ぶシーン)、いやアヴァンからして惹き付けられる文句なしに魅惑的な出来ですね。こういうクオリティの初回だと、モチーフへの好悪関係なしに今後が気になる。来月からのアニマックスでの視聴を楽しみにしたいです。設定面では、ブリタニア帝国のモデルをアメリカとするのでなく、あえて19世紀の覇権主義ヨーロッパの混合体として現実との緩衝剤としていた娯楽的配慮に感心しました。あとED担当のALI PROJECTが、今回は和風(バンカラ?)で責めてきているのが目新しいっすね。それにしてもCLAMPと木村貴宏氏の“相性”がああまで合うとは。コーディネイトした人すごくね?

オリンシス:すべてが古くて、新鮮に思える部分がまったくなくて、そのミキシングぶりがかえって新しいような気がオラしてきたぞ! でも頼むから服飾デザインは本体と別に付けてください(自分が番組視ないのになんだけど あとOPの煙エフェクトが、自分が小学生のころにアニメで見たような感じだったのにいたく衝撃を受けました。

すもももも:ヒロインが小猿っぽくて、主人公がガリベンかつそこそこ顔がいいという設定がなかなか新鮮。OPとEDが元気よくていいですね。これ、夕方にやればいいのに。

ケンイチ:関智声のいじめられっこ主人公が顔かわいくて萌えるんですけど。むしろ掘られたらいいのにと思た。あとヒロインの乳がまんまるなのもDT御用達誌テイストって感じですてき(この場合むしろ褒め言葉)。スタンダードだけど、けっこう面白く見られました。歳とってくると、単純に面白い出来のありがたみが理解できるのです。

金色のコルダ:ゆめ太カンパニー制作というクレジットに惹かれて。ヒロインがさばさばしたタイプなのが、乙女ゲーものとしては目新しく感じました。あと存在意義と立ち位置がわりと不明そうな先生が、マイネにおける子安っぽくて微笑ましい。

ヤマトナデシコ:いかにも自己中心的そうな唇の赤い美形たち(週フレテイストでしょうか)が、けっこう気使いできるタイプばっかで意外。ファミレスで群がる女の子たちの上に書き割りボードが倒れてくるネタおもしろかった。

蒼天の拳:あれっ私これは「北斗の拳」の続編かと勘違いしてましたよ。なにやら時代設定は満州事変前後ぐらいなんでしょうかね? で、ケンシロウは中国人なんだ? 山ちゃん声は「カバちゃ〜ん」とか言ってるとこでようやく気付いた。あのレストランのシーン面白いよね。テーブルのふっとび方も、原哲夫っぽくて最高。網膜に焼き付いた。にしても津幡佳明氏がデザイン&総作監とは〜 案外作画は保つかもよ。

武装錬金:カズキのリアクションってちょっとばかしうざいな。と実は改めて思った。福山潤声が苦手なせいもあるかも。腹黒キャラならOKなんで、ルルーシュの方が大丈夫そうなんだけど。ともあれ本筋の方は、まさしくボーイ・ミーツ・ガールであり不可はないです。桜の花びらの使い方が、日常と非日常をつなぐ演出上の小物として用いられていた点がもっとも印象に残りました。

RED GARDEN:すごくGONZO的尻すぼみな予感がした初回。ネタ出し勝負というか。あとお手軽オサレ感がちょっときつい。そのせんたくばさみでわざわざつまんで寝たような唇がいらいらするんだよう! それとEDの本編フィルムのいじり方、嫌だなあ。あ、でも初回としてはストーリーに興味をそそられる出来で悪くなかったと思います。

まあ、大体こういう感じでしゅる。
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2006年10月19日

(2006秋:新)009-1 #1「潜入者たち」

原作者のビッグネームとクオリティがめずらしく釣り合った、これはDVDがよく売れそうな幸せなマリアージュ(@神の雫)ですね。スチールで見た時は過剰に思えて一人ひそかに引いてたぼいんきゅっばいんぶりも、実際のフィルムにおいては素直に眼福でした。諜報員たるもの、あれぐらいのボリュームがなければな!!ギミック仕込めないし。

OPとかED、ファッション設定にBGM、はたまたラストシーンのカフェの演出など60年代映画的といった感じでしょうか。とにかくスタイリッシュでワクワクしました。これ、録画しなかった自分をかなり責めたくなった。しまったー

ヒロインが、リーダー然としていながらも他メンバー三人(一番気の若そうな娘に井上麻里奈なんだから渋いよなあ)との連携プレイがばっちりなとこがいいなあと思いました。009シリーズの自己パロみたいな作品かと思ってたから、意外にこれからへの楽しみ広がりんぐ。
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銀魂#26/イノセント・ヴィーナス#11

たかちん:たかちんこはまだしもたかちんぽはねえよ(笑) しかもわりかし微妙な出来(それでもいくつかのネタで吹いちゃうんだけど。このアニメでの自分の沸点、明らかに低いわ)の回で。なんだか急に少年誌的というか走れメロス調になっててやや戸惑った。オフビート感が抜けてくるとなんか不安になるんですよぅ でもいい話だったけどね。一緒に脱糞してやれってのは精神論的な意味においてだよね? ほんとにしちゃ駄目だよね?

「美神」:アヴァンでいきなりガチムチ男体のふんどし姿はねえよ(笑) それはさておき、ローマ神話のヴィーナスのあまり知られていないような瑣末な伝承を設定のバックボーンにしていた点にちょっと感心。ついでに言えば本編に出てきたそのモチーフ絵画は、EDにおける主役三人の構図の元ネタっぽいですね。しかし仁のプチ月(とかいてらいととよむ)ぶりが引き続き面白い。あとこの期におよんでまたまた空気読まない足引っぱりヒロインに転落した沙那もうざおもろい。
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2006年10月18日

妖逆門#29/D.Gray#2

亜紀カコバナー:三志郎に向けてすぐに「だから男子って子供っぽくて嫌なのよ」とやたら言い放つ亜紀が、実は親にかまってほしいがために金銭に執着していたと分かるお話。自分の家にまだお金が足りないから父も母も働きすぎるのだという単純思考がとてもかわいらしかった。小5の頃ってそんなもんだろうし。あと、五行エレメントの内、金属性のアヤカシたちは誇り高く鋼のように堅いお互いへの忠誠心を持つという設定説明が同時に為されていたのが渋かった。しかし正人はわざと亜紀をあおだかすために玉石のありかを教えたね?

「黒の教団」:小さいスミ文字を本編画面の隅に浮かばせるサブタイトルの出し方、かっこいいですね。かっこいいといえば音楽が適度に重厚なのも雰囲気良いです。前回が主人公紹介編で、今回は所属集団紹介編。オーソドックスな造りで分かりやすく見られました。…しかしエクソシストはたしか人間しかなれないんだよね? ヘブラスカは寄生型イノセンスを使っていた人の成れの果てということだったりするんだろうか。ところで、「ちょっと呪われてるけど僕は人間ですよぅ」と言いながら木人間みたいな門番をぽかすかするアレンが可愛かった。リナリーが神田を止めにくるところのカットは、ポップ調背景処理でなくてふつうに可憐さを演出する手法で見たかったかも。
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ケモノヅメ#10「人の不幸は密の味」

大葉おじさんによる企みと悪事が本人の口からあきらかに。俊彦サイドも一馬サイドも追いつめられた。しかし一番気の毒なのはとばっちりを食ったコンビニバイトくんだ! ああ、あのときポン刀を背負った不審な男が来店さえしなければ…

今回において、並列して進んできた俊彦と由香の逃避行と一馬や利江たちによる愧封剣運営との道筋がようやく合流した。次回から三話分は決着編として盛り上がりもさらにヒートアップすることでしょう。安定した構成ぶりです。

体調も悪くて寝たり起きたりらしき一馬が、精神までボロボロになっていく様子が実にかわいそうで…萌ゆる!! 今となっては利江が俊彦の方に惹かれていた理由(余談ながら由香が岳人と別れたのはつまるところ相性の問題とさらりと説明されていた前回の箇所、あれもリアリティ感じました)も分かるけどね。一馬はもろすぎるし、純粋すぎて世の中を渡っていくには不向き。本人に自覚がなくてしかも努力家だからさらに痛々しい。で、あの可憐なルックス。これじゃ利江みたいな性格の女はああいう状況にて捨てられないよなー …アフロや小柄で頭のとがった幹部候補生はあれからどうしたんだろ? 道場に残るのかな。

あー、脚本も演出も作画もすばらちー。これは「作画アニメ」ではあるけど、断じてこれまでの枠組み内に収まる「作画アニメ」ではありません。
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2006年10月17日

超ワクテカ自分用メモ

『「しばわんこの和のこころ」特選 』

11/2(木) AM1:30〜3:22 NHK教育


俺、今度の再放送があったらブッチの話が見たいんだ…
(しかし目的の話は選漏れしているというガッカリフラグ)
posted by 三和土 at 22:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 閑話雑記/更新情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

(2006秋:新)「結界師」初回一時間SP

いきなり別の番組の名前出してなんですが、同じ和風異能力アニメとしてついつい「天保異聞 妖奇士」と比べて視てしまったわけなんですが。私はけっこう妖奇士を気に入ってるんだけど、それだけにへこみましたわ(笑) プロデュースも脚本も演出も、時間帯の近い番組(しかも製作が在阪局という共通点も)なのに格段にこちらの方が娯楽性が高い。続けて観ていって果たして飽きないのはどちらかはまだ分からないけど、初回のつかみとしては明らかにこちらの勝ちだと思う。原作をまったく知らないどころか、むしろサンデー漫画が全般的に苦手な私でもそう思います。もうこうなったら妖奇士は錦織監督にがんばって抑えてもらうしかないなあ。でもあの人はそういう剛腕タイプでもないよな…

結界師の役割や能力をきちんと分かりやすく説明すると同時に、中高生視聴者向けの意図をはっきりと打ち出してきている主人公とヒロインの関係性の明快さにすごく感心した。時音のいうとおり、たしかにやたらくっついてくる良守は見ようによっては(あとあの年頃独特の執着性がほのみえるだけに)「気持ちわるい」。けど、良守の決意という名の思い込みにもきちんと感情移入できるようにシナリオが組み立てられているのは、サンライズさすがだなーと。老舗の看板は伊達じゃなかった。正直、基本的に対症療法っぽくみえる結界術という設定ではたして広がりのある展開ができるものかなと懐疑的ではあるけど、良守と時音の仲の進展部分だけでもしばらくは楽しんで視られそうな予感がするわけです。

…しかし、彼らの開祖はその霊能力の高さが災いして、護るつもりが逆に支える大名家を滅ぼしたわけでしょ? えらく業の深い設定に思えるんだけど、その辺りは今後どう本筋に絡んでいくのかなあ。

あと良守の同級生たち、彼らってなんか古き良き高橋留美子テイストって感じの性格描写ですね。というか「デリカシー」と「テレパシー」の言いまちがい吹いた。

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妖怪人間ベム#26(終)「希望の灯火」

久しぶりに視聴。“人間とはなにか”というテーマ性が明確な作品だったんで、終わりどころは気になっておりました。

結論を先にいえば、その点においてはまずまず手堅くかつ分かりやすくまとまっておりました。終幕ナレーションとして「これで『魔の世紀』が終わったわけではない、だが(後略)」と述べられていますが『魔の世紀』とはどういうものかというと“人として追求するべき理想の姿が見失われた時代”という現実の世情を投影したものなのではないかと。それゆえにベムやベラはシリーズ中盤から自分たちが目指していた人間への道は空虚なものではないかと悩むし、また自分の欲望に簡単に右往左往する人間たちも繰り返し描かれてきた。

そのアンチテーゼとして、子供たちの共鳴しあう純真さを持ってきたのは古典的である(し、いじめっ子たちまで単純にベロ助力に名乗り挙げてた武上せんせい脚本クオリティ部分は強引すぎた)けど、雲英ちゃんというキャラクターの可憐さが大いにフォローしていました。母のいうなりに聞き分けのよい行動を取って心優しいながらもお嬢様然としていた少女が、最終回にて活動的な服装と髪型に変わってベロたちが逃げ込んだ地下水道に向けてメッセージとして皿にのせたろうそくを落とす。そのシーンの叙情性はかなり美しいものでした。演出でベタなシナリオがカヴァーされることってあるもんですね。

前シリーズは未視聴なので比べることはできないのですが、今回の新シリーズにおいては、ベムたち妖怪人間が人間に近付いたというよりも、人間たちが“自分たちもまだまだ『人間』の真の意味に届く生き物ではない、だから一緒に道を歩んでいこう”と頭を謙虚に垂れる可能性を提示したという形で希望を示したのだと思います。希望や理想のあるとなしでは大違い、という事を表現できていたという意味で、けっこうきっちりオチは付いたんでないかな、と。

なんだかんだで、ベテランによるシリーズ構成は大外しすることはないのかもなと思ったりもしたのです。でも、くどいけど序盤のマイナーなまでにおどろおどろしいサイケな色彩のホラー演出が影をひそめたのは残念でした。あれが貫かれていれば、もっと特異なシリーズとして面白くみられたと思う。
posted by 三和土 at 00:03| Comment(1) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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