ブッチが出てくるお盆の話は泣いたわ。これは見逃したのが悔しかったので、季節外れになっちゃったけど視られてよかった。双子パパのおばさんに「ブッチ、ブッチなの?」と呼びかけられると、しばわんことみけにゃんこ相手にはしゃいでいたブッチが「おかあさん…」と懐かしむようなハッと何かに気付いたような一声を上げて姿が掻き消える。死者の霊の無垢さと哀れさ(「消えた猫」といわれていることからもして、ブッチは不慮の事故で死んだのだと思う)が簡潔に描かれた目覚ましい演出でございましたのです。この「お盆編」は、ゆきちゃんという新しい恋人ができた双子パパが親戚に後妻の顔見せをしつつ前妻の墓参りをするという描写も盛り込まれていたり、通常の「くらしの知恵」アニメから一歩踏み込んだテーマ性の高いエピソードでした。ブッチ〜かわいいよ〜 ぶち猫大好き。
2006年11月03日
「しばわんこの和のこころ」一挙再放送
視ました。既放送分まとめて(5分足らずの同テーマのミニエピソードを二本立てにして前後にOPとEDを付ける形式)22話分。まったりした。スローライフへのあこがれが掻き立てられます。蚊帳のある日本の夏、いいよねえ。
ブッチが出てくるお盆の話は泣いたわ。これは見逃したのが悔しかったので、季節外れになっちゃったけど視られてよかった。双子パパのおばさんに「ブッチ、ブッチなの?」と呼びかけられると、しばわんことみけにゃんこ相手にはしゃいでいたブッチが「おかあさん…」と懐かしむようなハッと何かに気付いたような一声を上げて姿が掻き消える。死者の霊の無垢さと哀れさ(「消えた猫」といわれていることからもして、ブッチは不慮の事故で死んだのだと思う)が簡潔に描かれた目覚ましい演出でございましたのです。この「お盆編」は、ゆきちゃんという新しい恋人ができた双子パパが親戚に後妻の顔見せをしつつ前妻の墓参りをするという描写も盛り込まれていたり、通常の「くらしの知恵」アニメから一歩踏み込んだテーマ性の高いエピソードでした。ブッチ〜かわいいよ〜 ぶち猫大好き。
ブッチが出てくるお盆の話は泣いたわ。これは見逃したのが悔しかったので、季節外れになっちゃったけど視られてよかった。双子パパのおばさんに「ブッチ、ブッチなの?」と呼びかけられると、しばわんことみけにゃんこ相手にはしゃいでいたブッチが「おかあさん…」と懐かしむようなハッと何かに気付いたような一声を上げて姿が掻き消える。死者の霊の無垢さと哀れさ(「消えた猫」といわれていることからもして、ブッチは不慮の事故で死んだのだと思う)が簡潔に描かれた目覚ましい演出でございましたのです。この「お盆編」は、ゆきちゃんという新しい恋人ができた双子パパが親戚に後妻の顔見せをしつつ前妻の墓参りをするという描写も盛り込まれていたり、通常の「くらしの知恵」アニメから一歩踏み込んだテーマ性の高いエピソードでした。ブッチ〜かわいいよ〜 ぶち猫大好き。
今週のNANA
定期更新はやめたものの、(先々週を除いて)見続けております。
で、今回はこれまでいまひとつ捉えどころのなかったナナの奈々への独占欲がノブとの会話の中で明らかになるお話。
タクミから引き離してノブとの仲をそれとなく持たせたのは、自分の手の内に奈々を置いておきたいため。
今回の描写により「もしかしたらこれは『女同士の変質しない友情はありえるか』がテーマの作品なんじゃないだろうか」とようやく理解できた気が。
けっこう前の回でミサトがナナにベタベタした時に奈々がぶんむくれたことがあったけれど、その分かりやすい単純さに比べて、ナナの独占欲はえらく陰にこもっている。今回は、中盤でノブの口から「ナナの事は女とは見れない」と述べられていたけど、つまり条件がたまたまあえば異性同士の友情もあるのではないかと事前にほのめかしておいて、その矯めの後にナナのノブへの思いもよらない述懐。少女漫画独特の繊細な心理描写が効果的に発揮された回だと思います。
人を信じやすすぎて自分の欲しいものがわからなくなりがちな奈々、その反対に人になかなか心を開けないことによってあるいは誤解されそうな方向に行動を持っていってしまうナナ。彼女らが理解しあえるかどうかの方が、たぶんそれぞれの恋愛模様よりもさらに中心にあるテーマなのかなと今回は目から鱗が落ちるようでした。
で、今回はこれまでいまひとつ捉えどころのなかったナナの奈々への独占欲がノブとの会話の中で明らかになるお話。
タクミから引き離してノブとの仲をそれとなく持たせたのは、自分の手の内に奈々を置いておきたいため。
今回の描写により「もしかしたらこれは『女同士の変質しない友情はありえるか』がテーマの作品なんじゃないだろうか」とようやく理解できた気が。
けっこう前の回でミサトがナナにベタベタした時に奈々がぶんむくれたことがあったけれど、その分かりやすい単純さに比べて、ナナの独占欲はえらく陰にこもっている。今回は、中盤でノブの口から「ナナの事は女とは見れない」と述べられていたけど、つまり条件がたまたまあえば異性同士の友情もあるのではないかと事前にほのめかしておいて、その矯めの後にナナのノブへの思いもよらない述懐。少女漫画独特の繊細な心理描写が効果的に発揮された回だと思います。
人を信じやすすぎて自分の欲しいものがわからなくなりがちな奈々、その反対に人になかなか心を開けないことによってあるいは誤解されそうな方向に行動を持っていってしまうナナ。彼女らが理解しあえるかどうかの方が、たぶんそれぞれの恋愛模様よりもさらに中心にあるテーマなのかなと今回は目から鱗が落ちるようでした。