「危険な高校教師」:へび関係や髪型、名前がブソレンの最初の敵キャラに似てるよねーなたつみ教師役は大川透氏。この人のサブキャラ登板率の高さに関しては認識不足してました。あいかわらず術の見せ方が律儀で分かりやすいのはいいんだけど、今回の演出は微笑ましくもちょっと古めかしかったかなー(笑) 最後の時音にモーションかけるたつみのシーンとか監督つながりで「シティハンター」思い出したり。ところで百合奈の友人が、でぶ子とのっぽ子というのもなんだか現実にありそうというかかつての少女漫画セオリーみたいというかでこちらもなんだか微笑ましい。特にのっぽ子の顔に可愛気がないのがなんかいいですよ(笑)
2006年12月05日
妖奇士#9/結界師#9
「面と怨」:逆に考えてみた。もしかしたらBONESは作画レベルを死守するために脚本上がりから突き詰める行程を犠牲にしているのかもしれない。つまり、そろそろ小言感想に自分自身で飽きてきたというわけで。だが乗りかかった船からは今回は降りませぬぞよ さてサブタイトルは「おもてとうら」と読む。けどその意味はさっぱり。だって宰蔵の思惑が一切明かされないんだもん。元女形役者(こやつの過去語りにより、またぞろ生臭い背景が見えてきたよオイ)からの聞き取りで足がかりが付けられたとはいえ、メインキャラなんだからフォローしておいた方良かったと思うなー。あとはやっぱりツッコんでおくべきなのは、取り憑かれた宰蔵からお面を取るなとか最初に子供にぁゃιぃもん食わせたん誰だよと小笠原に逆ねじくわせる、やけに訳知り顔な往壓。腑に落ちないんですわ。だってそれが直観によるものなのか、推理思考なのかすら全然ほのめかされてないもん。行間が描けてないんですよ、とにかく。…やぱり小言しか出ん。あっ、バニラ姐さんに狐猫役あててたのはGJ。あと美人狐(妖夷なのか日本伝来のもののけなのか分からんかったけど)がしっぽをあらと隠すシーンが愛嬌あって良かった。
「危険な高校教師」:へび関係や髪型、名前がブソレンの最初の敵キャラに似てるよねーなたつみ教師役は大川透氏。この人のサブキャラ登板率の高さに関しては認識不足してました。あいかわらず術の見せ方が律儀で分かりやすいのはいいんだけど、今回の演出は微笑ましくもちょっと古めかしかったかなー(笑) 最後の時音にモーションかけるたつみのシーンとか監督つながりで「シティハンター」思い出したり。ところで百合奈の友人が、でぶ子とのっぽ子というのもなんだか現実にありそうというかかつての少女漫画セオリーみたいというかでこちらもなんだか微笑ましい。特にのっぽ子の顔に可愛気がないのがなんかいいですよ(笑)
「危険な高校教師」:へび関係や髪型、名前がブソレンの最初の敵キャラに似てるよねーなたつみ教師役は大川透氏。この人のサブキャラ登板率の高さに関しては認識不足してました。あいかわらず術の見せ方が律儀で分かりやすいのはいいんだけど、今回の演出は微笑ましくもちょっと古めかしかったかなー(笑) 最後の時音にモーションかけるたつみのシーンとか監督つながりで「シティハンター」思い出したり。ところで百合奈の友人が、でぶ子とのっぽ子というのもなんだか現実にありそうというかかつての少女漫画セオリーみたいというかでこちらもなんだか微笑ましい。特にのっぽ子の顔に可愛気がないのがなんかいいですよ(笑)
2006年12月04日
「コンスタンティン」('05 米/監督:フランシス・ローレンス)
続編製作決定の報が流れたばかりの偶然ですが、WOWOWにて視聴。
アメコミ原作のオカルトミステリー・アクションだけど、登場人物全員にいわゆる眼力が感じられるように撮っているのがすばらしいです。特に印象が強烈だったのは劇中で『ハーフ・ブリード』と呼ばれる存在の半天使であるガブリエル(聖書の大天使の分身?)と半悪魔であるバルサザール(こちらは聖書の東方三博士から名前のみの拝借かと)。前者の清らかすぎて紛い物にみえる美しさと後者の幼さと老練の入り混じったようなセクシーさは、まさしく俗的な天使と悪魔のイメージ。あとは美術セットがほどよくクラシカルだったのも良い印象でした。全体的に、ポップさとシックさとのバランス抑制が効いている。
脚本面も演出やヴィジュアル構築と同じくらい満足度高かったですけどね。ヒロインのアンジェラが命を賭して双子の妹の魂を救いたいと思う動機の発露や、コンスタンティンが乾坤一擲の決断を下した結果も納得のゆく展開になっているし。ラストシーン(エンディングクレジットの前後に二種ある仕様)のベタに流れない寸止め感も、いかにもPV出身の監督らしい粋さでした。
アメコミ原作のオカルトミステリー・アクションだけど、登場人物全員にいわゆる眼力が感じられるように撮っているのがすばらしいです。特に印象が強烈だったのは劇中で『ハーフ・ブリード』と呼ばれる存在の半天使であるガブリエル(聖書の大天使の分身?)と半悪魔であるバルサザール(こちらは聖書の東方三博士から名前のみの拝借かと)。前者の清らかすぎて紛い物にみえる美しさと後者の幼さと老練の入り混じったようなセクシーさは、まさしく俗的な天使と悪魔のイメージ。あとは美術セットがほどよくクラシカルだったのも良い印象でした。全体的に、ポップさとシックさとのバランス抑制が効いている。
脚本面も演出やヴィジュアル構築と同じくらい満足度高かったですけどね。ヒロインのアンジェラが命を賭して双子の妹の魂を救いたいと思う動機の発露や、コンスタンティンが乾坤一擲の決断を下した結果も納得のゆく展開になっているし。ラストシーン(エンディングクレジットの前後に二種ある仕様)のベタに流れない寸止め感も、いかにもPV出身の監督らしい粋さでした。
2006年12月02日
「シュヴァリエ」休映のため雑話など
『24人のシュヴァリエ』第13回 色彩設定 広瀬いづみ
この企画、話題が具体的なことが多くてとても面白いです。今回は監督がドレスのフリルの事までオーダー出してるというのが意外に感じられて面白かった。もちろん人や場合によるんだろうけど、色彩設計は基本的に担当の人におまかせがアニメ制作のセオリーかと今まで思い込んでたから。あと、当時の服の素材まで考えて色味を決めているというリアリティ追求のベクトルが、いかにもI・Gらしいなあと感じました。そういうの、些細なようで実はスタジオカラーの決め手にもなりうることですよね。
ところでマクシミリアンとデュランがともに真白いブーツを履いているのには先週気付いてたんだけど、まさか後者が前者をまねていたとは思わなかった(笑) 私のイメージとしては、逆の方がありそうな話です。…というかそういえばマクシミリアンは何歳なんだろう。かなり不詳ー
この企画、話題が具体的なことが多くてとても面白いです。今回は監督がドレスのフリルの事までオーダー出してるというのが意外に感じられて面白かった。もちろん人や場合によるんだろうけど、色彩設計は基本的に担当の人におまかせがアニメ制作のセオリーかと今まで思い込んでたから。あと、当時の服の素材まで考えて色味を決めているというリアリティ追求のベクトルが、いかにもI・Gらしいなあと感じました。そういうの、些細なようで実はスタジオカラーの決め手にもなりうることですよね。
ところでマクシミリアンとデュランがともに真白いブーツを履いているのには先週気付いてたんだけど、まさか後者が前者をまねていたとは思わなかった(笑) 私のイメージとしては、逆の方がありそうな話です。…というかそういえばマクシミリアンは何歳なんだろう。かなり不詳ー