2006年12月07日

コードギアス#5/NANA#34

「皇女と魔女」:騎士のごとく忠誠と敬愛を捧げるべき貴婦人と出会うスザク、妄念に取り憑かれた転覆者の宿命として魔性の者と行動を共にすることになったルルーシュ。台詞や場面を交互に構成してカップル配置を印象付ける演出が良い感じでした。以前の回と同じく、学園の生徒たちが虐げられた側の痛みに鈍感な描写があったけどコミカルな日常部分とそれらとがいつかは衝突してきしんでくる展開になるんだろうか。というかなってほしいと期待してる。ところで「オレンジ」ってまったくの口から出任せだったんですね。私は“つまりオレンジ通商における職権乱用の証拠をルルが握ってるとか?”とかとっさに連想したんだけどむしろスパイのコードネーム的に受け取られたってことのようで。

いちごグラスが二個とも割れた:ナナが壊れかかってる。蓮に頼りきるわけにもいかないというわけで、奈々の決断にもう一波乱あったりするんだろうか。つわりが治まったからとベッドに押し倒してくるタクミの口走るロジックが、力づくロマンチック神話みたいな少女漫画典型描写でなかなか趣深かった。現実的に想像するとふつうに屑男系。
posted by 三和土 at 23:33| Comment(4) | TrackBack(1) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする