・こまめに王宮で働く(王妃の着替えをごく真剣な表情で手伝ってるあたりに時代考証の重みが感じられた)アンナの描写が新鮮。しめっぽい手紙を書き直す彼女は本当に聡明だし、明るくあたたかい人柄だと納得させられる。
・ゲルシイの忠誠心のバランスの取り方は現代人っぽい。彼もまた憎めないキャラクターだ。日和見主義者だけど。
・デュランぼけっとしすぎ笑た。あれはぼんやりしているを通りこして惚けている顔だったわ。
・唇を血が出るほどに噛み締めるデオンはこれまで一番熱血漢にみえた。うん、こういう男っぽい描写もっと見たい。同じく涙をこぼして耐えるロビンもいじらしかった。
・実はホワイトヘッド卿がへびくん@少年エスパーねじめに見えてしまって困っている件。あっでもしんだんだった。
・囲まれてからのデュランは動きも表情も良い作画。あとマクシミリアンが心配そうに支えるシーン、美味しゅうございました。
今回は仕草や構図に特に細心な演出が払われていた印象。そういう地味な部分が作品クオリティを下支えしていると思いまする。