2007年01月31日

結界師#12/コードギアス#12

妖犬ロデオ丸:ロデオで深まる主従の絆。というか長尾やっぱりかわええ。「アホンダラ!!」なぜ(笑) このアニメって基本的にアクション作画のレベル高くて、かえってその良さが目立ってないのがもったいないというか。あと今回のよっすぃーは少し男前度が高まるエピソードだっただけに、きりっとした顔が多くて見直しましたよ。でもやっぱり土台の地味さというかぶs(略

「キョウトからの使者」:ニーナの例のシーンが胃にごろりと。消化できneeee-- つまり、スザク転入の時に見せていたイレヴンへの差別意識らしきものは自分自身の人種優越意識の裏返しで、皇女ユーフェミアへの劣情はそのいびつな一表現… でも、カワグチ湖観光の時にミレイに「今度は一緒にいてあげるから(大丈夫)」みたいな事言われてたあたりからして、さらに具体的なトラウマ体験が仕込まれてそうな。あー、もうキョウトサイドの事はどうでもいいような気してきた(笑) 予告で「桐原さえ始末すればすぐにふつうのこましゃくれた学生ルルタンに戻れるモン!」ってなかんじでご丁寧に理解へのフォローを重ねてくれてたのには感謝した。そういうことか。あと会計係にてきとうに指名されてる扇タンがラブリー。ふつう、右腕というか補佐役にそういう事務方やらせるもの? っていうか戦略要員としてはあまり重要視してないってことなのかな。まあかといって玉城(たましろじゃなくてたまきなのね)に財布にぎらせておくわけにも確かにいかないか。あのイマイチ影のうすいおねえちゃんにやってもらえばいいのに。 
posted by 三和土 at 13:38| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

シュヴァリエ#20「殉ずるものと」

終盤までは、「ああ、会話の渋みでみせる地味だけど味わい深い回だな。ちょっとほんわりするし」とか思ってたのに…

最後20秒のサプライズはあんまりっちゃあんまりですよ!! おかしいですよテラゴリーせんせい!!! この部分はウッソ調でよろしく!!!!

贅沢をいえば、今回は前回から二週開くことなく見たかったですね。デュランとテラゴリーの選択した生き様がこうまで対照的だとは、今に至るまで想像できなかっただけに。

・ジョージ三世を詩人たちと王座から解放するためにメアリ=シャロットはデオンたちに協力していたと判明。その姿は利己的に感じなくもないけど、何より確かな夫婦の情愛が感じられる。さてフランス宮廷の主たるもう一組の夫婦の方は…こちらも、対照的な実態をさらす展開になりそう?

・サンドウイッチは失脚、ゲルシイは逮捕(デュランは護ると決めたもののためにはほんとに冷徹だ)、そしてヘアピース閣下ことロバート・ウッドは好評だったずれカツラの功名か特に失うものもなかったようで。イギリスの空は本日も穏やか。ところでサンドウイッチってけっこう美おやぢだったよね。苦みばしってて。どうでもいい話(笑)

・うぉぉおい、公式の相関図、ロビンのほにゃららなそれを明かし過ぎでしょおぃ! 今の段階でそれは… ロビンが騎士の生き方に納得できないのは、あるいは平民の血筋ゆえの自然な筋道かもしれない。それに時代は移り変わりつつある… つまり、けしてデュランを違う意味で慕っていたからとか腐女子発想に流れてはいけない…!!

・すっかりミラクルマジシャン・ロベピーの美女アシスタントをこなしているロレンツィア。デュランの剣で胸元に直接記したのは、何の文字かよく見えなかった… まさか「nqm」でデュランの霊を降ろす気か? でもそれをやったら、リアはもうマクシを許さないはず。

・さて、リア殺害の瞬間がとうとう描写されたけど、牢の中の人物にうれしそうに走りよったところをその当人に刺し貫かれてる。やはり先生が実行犯なのか… オルレアン公とぐるの芝居を打ったってとこかな。すくわれねえ。それならリアが成仏できない(その言い回しはおk)のも納得。

いやはや、オル様再登場を祈念されていたmayu様におかれましてはおめでとうございますと述べたいところなのですが… 劇中状況の複雑さがそれを少々言いづらく… 何はともあれ疾風怒濤に伏線回収中でございます。デオンは信じぬくべきものを見いだし、守ることができるのか? そしてアンナとの愛の成就は? また来世ー! ちがった また来週ー!
posted by 三和土 at 03:57| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月29日

デルトラ#3/コゼット#4

「黄金の騎士ゴール」:キャラ作画も相当に良いけど、ゴールの鎧や葉っぱといった3D処理部分も非常に豪華な印象。予算けっこういいんだろなーとついつい思ってしまったり。しかしリーフの影、というかキャラの薄いことに段々気付いてきた… ジャスミンの方は調整型のカリスマ性があるみたいですね。思ってたよりずっとしっかりした、ファンタジーにしては珍しいタイプのヒロインに感じる。さてジャスミン母は死亡しているのが確定したけど、捕われたあとどんな目にあったかについてはスルーなのね。そのあたりやっぱり児童文学。しかしトパーズゲットで、一瞬バルダの危機(ぶっすり刺されてたふうなのに血の一滴も描けないのはいつもながら不自然な局規制)を忘れたリーフってのはある意味リアルではあるけど、あまり教育的ではないかも(笑)

「お母さんの手紙」:エポニーヌは内心では器量でコゼットにかなわないと知ってるから意地悪するんだなと、村の男友達との絡みで自ずとわかる構成に。しかし初対面なのになんと食い付きのいいことか(笑) コゼットもファンティーヌも自己主張が激しくないのに同性に疎まれるタイプなのかも。ファンティーヌの方も同僚につらく当たられそうな予兆が。私生児うんぬんという取っ掛かりはなしで展開していく気がするけど、さて。今回の〆は前回と対照的に希望のほのみえる暖かいものに。自分の名前が手紙に書かれてると実感できたことだけで絆を感じるというのは、識字率が低かった時代ならではで良い演出だったなあと。あと、ジャヴェールが元公証人に一線を画するシーンは敵役ではあるけど悪役ではないと示してて、作劇的にもテーマ的にも明確さが。これ、なかなかの意欲作ですわ。コゼットがただ耐えるだけでなくイビリを時にやり過ごしたりするのも、現代性を加味してかつての枠消滅からちゃんとマーケティングしてるってことっぽい。
posted by 三和土 at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月28日

妖奇士#16「機の民」

1クール時はもう何がなにやら計りかねて笑う余裕もなかった感じなんだけど、最近は前番組ぶらぷら並みに楽しく笑えるようになりました! 今回はまずゲストキャラ・マスラオの初登場シーンで爆笑ですよ。江戸の小路を、黄色い筒袖の上に赤い変わり羽織を着て鹿皮の沓を履いた鼻眼鏡の若者がきらきらした瞳で歩いてる。どこの異次元ファンタジーでしょうか。ていうか馬七くるくる円盤は足代わりに気楽に使いまくりだし。すっかりSF-JIDAIGEKIになりました。走りながら鉋けずってすごいロボットからくり作るトンデモ展開や「そういえばあそこには江戸元と宰蔵が…!」といった素人くさくも白々しい台詞まわしなど、ほかにも見どころは尽きません。あ、アビ姉が山の神に攫われるシーンも日本昔ばなしテイストでやたら牧歌的すぎて吹いた。

おまけ:普通に良かった点。ギミックいっぱいでちゃんと子供視聴者にもアピール。でも緊縛アビで違う層にも目配せしてたのはどっちかというと余計かもー…  それと、韓国スタジオのグロス回だったのに、ほとんど見劣りしないレベルに監修してたのはさすがBONESといった感じ。あとマスラオが逢坂さんデザインだった事。(余談ながら、元ネタ作のヒヲウではマスちゃんもっとワイルドな雰囲気だったとおも)
posted by 三和土 at 22:28| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月27日

東京魔人學園#2「桜下春怨の遭遇」

『二カ月前』とかそういう字幕だしての話数順序替え、実質初回。パーカー少年・たぶん合気道使いの龍麻くんが学園に転校して→番長くんと拳を交えて仲良くなり→なんとなくグループめいたものも誕生したような→旧校舎で怪異遭遇!→ピンチによって覚醒 というテンプレテンプレ。10代のころ布団の中で菊地秀行小説読んでた自分にはもはやのすたる爺ー (いまねむいのでにほんごでおk) エスパー髪した不良くん(声がやや老けてるのが妙に萌える)がお嬢様キャラへのあてつけに悪ぶってみせる台詞で「人間だって獣とおなじだ… 殺して食って、女をヤる(ニヤリ)」とかいってなんかかーわいー  これで実は童貞でしかもお嬢さまたんが嫌いなのは単に貧乏だから、とかだったら萌ゆりまくる。パーカーくんも癖のない童顔でかわいいし、レスリングくん(部員仲間のルックスが…アフロとかもやしとかマスクとか)の純情キャラぶりとかベタながらいいね。好きな子に気を使ってレスリングスーツの上から制服ズボンをあわてて履いたりとか、あくまで学園の生徒って意識が作り手にあるみたいで。うん、第二話にしてみるみる萌えてきた。でもこれがシリーズ初回だったら、私はひねくれものだからヒいてたと思う。狙ったのはいらんとか言って。

と、まあ第一話に劣らず、あえて説明不足なシナリオをリアル寄りの丹念な作画や煙に巻くようなミステリ性を意識した演出でくるむ、古い革袋に新しい酒をそそぐって感じの。これでシリーズを統一しつくしてたらすごいわ。正直、今の時点においてはアニマックス単独放送なのがもったいない出来。脚本やシリーズ構成を担当している根元歳三という人が気になって検索してみたら、ぴあフィルムフェスティバルのページにヒットしましたが、どうも自主制作フィルム畑の人みたい。サブタイトル画面のコラージュ文字やカメラ揺らしなんかにもろにその空気が出てるわけで、納得しました。斬新な作品になることを期待したいです。
posted by 三和土 at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

気が付けばまた視聴アニメ数/週が10本を超えましたが

現在は、曜日によってカテゴリーが色分けされてるのが図ってないだけになかなか面白い。

月・火:ジュブナイル(「結界師」「妖逆門」「D.Gray-man」「コードギアス」)
 水 :女性人気、一般寄り (「銀魂」「NANA」)
金・土:伝奇/サスペンス(「東京魔人學園」「妖奇士」「シュヴァリエ」)
 日 :キッズ/ファミリー(「デルトラクエスト」「少女コゼット」)

まるで、週はじめには学齢期の子供たちにエールを送り、週なかばには女性社会人に息抜きをアピールして、週末には非現実につかる気分の余裕に対応したコンテンツ、そして親子そろう休日には格調を意識した作品を… なんていうこじつけも成り立ちそうなほど。(まあ地上波プログラムで視てる人が大多数な以上、ハァ?な話ですが(笑)) なんにせよ、こうして似た雰囲気の番組が固まってくれてると、視聴姿勢が組み立てやすいような気がします。

にしても今期(1-3月期)はわりと個人的に豊作。自分に合った面白いアニメが多いのはありがたいけど、感想更新はまたもやちと気ぜわしくなりそうな予感。
posted by 三和土 at 03:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 閑話雑記/更新情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月26日

銀魂#39/NANA#38

幾松の下ごしらえ具材は本気でショック映像だった:完成品が美味しそうなだけにきついわあ。今週はなかなか傑作回だったと思います。エリザベスがかつらを通行人にむしられて目からビームだすところで、通行人のリアクションが出る前に場面切り替わるのとかツボった。全体的に抑制の効いたテンポで印象深い。しかし幾松のあのふすまの開け具合は完全に誘ってるでしょ(笑) 桃色の間接照明… そういえば桂の『狂乱の貴公子』ぶりっていまひとつよく分からんよね。今回も冷えたチャーハン顔にぶつけただけじゃん。さて次回予告の件。何事ですか、あの力の入れようは。

いちごグラスをもう一度:ちょっとしたタイミングのすれ違いが、認識のこじれを呼ぶ。こういったささいな心の動きって、やはり女同士ならではなんですかね? なんとなく理解できるような気もするし、反面強引な展開という気もするし。なにはともあれ、表面上はとらえづらい心理の動きがある少女漫画をきちんとアニメ化してるのはなにげにすごいと思います。
posted by 三和土 at 01:37| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

妖逆門#42/D.Gray#15

「妖たちの反逆」:たぶん今回の件も鬼仮面きゅんの自作自演なんだろうなあ。そんなにきみどりを一人占めしたいのか…さびしいこ!! 昭和晩期の夕方の公園できみどりと遊んでやったのって天狗のじっちゃんだったの? ボーッと見てたのかなんだかよく分からない部分もありましたが、とにかくステージがまた変わったのと、『あやかしぎゃもん』とは妖たちを苦しめる者という意味のきみどりの通り名らしいことは分かった。

「吹雪の果て」:前回の傑出台詞『父さんは私の顔を見なくなった』という軸があったために、その関門がクリアされてとりあえず親子の心理的問題にケリが付き、アレンたちはイノセンスを入手してどちらもめでたしめでたしと。しかし芝美奈子さんの作監回のレイアウトの美事さは今回もあざやか。在るべき位置に、然るべき角度で、最適なサイズのキャラが収まってる。きもちいい〜 それとラビのよくわからない大判小判の技が、ケレン味あるアニメートでよかった。ギミックはやはりよくわからなかったけど(笑)
 
posted by 三和土 at 01:02| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コードギアス#11「ナリタ攻防戦」

スザクの胸板がまた拝めたぞウヒョー。わし、年若い男子キャラのきれいなむないたが大好物。その点においてルルよりスザク派。というかルルはキャラクターとしては好感が持てるけど別に全然萌えないなあ。でもアニメージュの人気投票ではルルーシュが首位だったらしいっすね。小賢しいおのこキャラが不得手なのって私だけなのかにぁ

今週はコーネリア閣下が初めて劣勢に陥る話で手に汗握りましたね。ルルーシュの作戦が成功するのを願いつつも、ユーフェミアの苦悩やスザクの奮戦の方もなんとかなってほしいと思わされる、まことに微妙で独特なバランスを成立させた意欲的な娯楽アニメだと再確認もした完成度。でも、まあこれは嗜好の範囲だけど、C.C.とルルの心の近付きあいはちょっとばかりストロベリーすぎましたが(笑) 本名は何でしょうな。全然見当つかない。

・「黒の騎士団」は「日本解放戦線」とはまったくの別組織なんですね。でもいちおう協力関係にあるんだろうか? それとも敵対行動は取らないだけって感じ?

・藤堂班の活躍は、やはりとても地味だった(笑) まあそこが味なのかも。

・だれかオレンジを車に乗せたげて〜

・C.C.さらに万能キャラ化。能力インフレは不安事項かも。

・きれいごとキャラをそのままにはしておかないあたり、竹Pアニメらしくなってまいりました。スザクは普段はかなり父親に関しての記憶を抑圧してるんだね。

・今回はいちおうコーネリアに一矢報いたけど、でもいまだに勝ち誇って高笑いするルルタソの絵面がないような。月みたいなどえらいやつを一発たのんま。

・一番感心したシーンはロイドの放言にキれるセシル。表情を見せないで、あやまるロイドの泣き声とフレームがぶれて切れる通信という絶妙な演出で、ベタに流れないギャグと戦場の緊迫感とを同時に描いてる。すばらしいです。

posted by 三和土 at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月24日

デルトラ#2/コゼット#3

「森の少女ジャスミン」:リアルな森の薄暗さで終止する中、リーフたちとジャスミンとの一時的に縮まったりまたちょっと広がったりする距離感がセリフ上で表される。地に足が着いたつくりは小説が原作であることを存分に意識させられて引き続き悪くない印象。特にジャスミンはもっと萌えキャラを意識した演出をつけられるかと思ってたから、意外性を感じました。モンスターたちもファンタジーとしての定番テイストでなんだか嬉しくなってくる。

「新しいともだちシュシュ」:いじめが個々人の性質によるものであると同じぐらいに、社会構造上の自然産物であるという意識が感じられるあたり、今回の脚本は面白い仕事されてるなあとなかなか興味深く。今回のクライマックスは拾った子犬をかばってコゼットが寄宿先の女将にほうきで折檻される場面。それに至るまでに、あてにならない亭主(どうも、へぼ絵描きで一時的に従軍してたのが自慢の甲斐性なしって設定に思える)を横目に旅籠の経営に苦労する女将、姉エポニーヌがコゼットの苦境に含み笑いするのを見て自分も真似をする幼いアゼルマという描写をさりげなく入れることで展開に現実味を増していました。頭に血がのぼった女将の執拗な殴打におびえて泣くアゼルマ、思わずもういいと叫ぶエポニーヌ、淡々と打算のみの亭主と、憎まれ役である一家にも丁寧な解釈があるのはいいですね。ヴァルジャンサイドも、直接関係がないはずの街の落ちぶれ者に憎まれてしまってるマドレーヌ市長という描写が“勝ち組の悲哀”ってニュアンスで面白かったり。あーやっぱ見ちゃってますね。視聴リストに入れとこ。そうそう、今回はじめて最初から見たんですけど、「ハウス食品 世界名作劇場」と飾り枠付きタイトル見るとやはり気分が盛り上がりますね。OPも良かった。以前の感想で斉藤由貴の歌にけち付けてしまったけど撤回します。
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妖奇士#15「羅生門河岸の女」

あー、なんで京都でもないのに『羅生門』かって、鬼女みたいな荒んだ遊女が袖を引くからという連想かーとか歴史うんちく部分に素直に感心できたり、「わっちゃ蝶なんて嫌いさ」とうそぶく清花(前回感想では『あちき』と一人称を間違えました。すいません)の次の瞬間のカットで彼女の蝶の柄の帯をアップにする台詞外演出における視線誘導の自然さ、いきなり自害しようとする清花というシナリオの唐突さを彼女を無我夢中で抱きすくめる市野に感情演出を焦点させることで補っていたりと、今回は演出面がなかなか。しかし脚本はやはりよく分かんね(笑) 往壓と並んで走ってる市野がいきなり蝶怪人になった描写はおもしろすぎる。どうせならウィー!!とか叫んでほしかった。えーと、結局今回の妖夷の生態って何だったんですか? 連続殺人犯は清花と市野のどっちだったの? 清花が「最初の女」だった市野はいくつなの? 最後のはどうでもいいか 蝶のさなぎの中身はどろっどろっだという科学実習シーンはへぇーと思ったけどさー、だから何? って感じではあったし。大見得きってアトル逃がした狂斎の作戦は単なる入れ替わりだけで杜撰を極めてたし。ほんとに脚本なんとかなんないのかよー しかも来週は自意識過剰な作家がだれしもやりたがるアレをやるつもりだよ… 

ところでアトルの件で小笠原が往壓に釘さしてたけど、「おまえは妖夷になる」ってのは年が離れすぎた少女に懸想するのは外道だという意味でいいのかな。どうもこの枠は伏線や前説なしの展開があたりまえに為されるもんだから、なにかトンデモ設定(異界接触者同士が近付きすぎると何かが起こるとか)があるかもとか思ってしまう。(追記:異界に惹かれている者同士の傷の舐めあいでかえって病膏肓に入るぞっていう忠告かもという可能性に遅れて気付きました)

遅ればせながら、EDの良さがだんだん分かってきた。今回はアトルが浮き世の機微を理解しはじめるという話だったから歌詞とマッチしてたし。
posted by 三和土 at 16:03| Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月23日

銀魂#38/結界師#11

雪祭り&冬花火:(略)アームストロング砲(略)は原作では部分モザイク付きだったように思うけど、そちらの方がいかがわしい印象だったなあ。今回は二本とも原作以上のものにはなってないレベルの出来だったと思う。後半は『塚にこい』で思い出した。小ネタが冴えてる作品だよなあ。でもこの話、万事屋は何もしてなくない?

ほんと斑尾がわるいだろ、あれは:良守の冷静なツッコミに笑った。人間に惚れるゲイの犬霊、犬役にアゴで使われる桃太郎役とめずらしいものが見られるアニメだなあ。あとキジ妖の正面顔がかわいかった。それにしても前回の予告みて「良守の兄が出る回か」と思った私は何を勘違いしてたのやら。
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妖逆門#41/D.Gray#14

鬼仮面見習い、里村修参る!:冴えない色の仮面だったにゃー。しかしなんか今回の灼銅の鬼仮面さまは分かりやすい外道セリフが多かったぜ… といいますか、対撃の途中からという導入がなかなか斬新。修は心理面がもっとも屈折してる子だから、二回分に分けてやっても良かったかもね。だってあと残り9話はあるんだろうし。仲間たちは他はみんな現実に帰っちゃったし。ともあれ、今回の個魔とぷれい屋の愁嘆場には泣かされましたよ。ムガの口数の少ないキャラが存分に活きてた。でも機関車型アヤカシを押しとどめてる時の顔は少々切なげすぎ。「修どの〜〜!!!」って。その表情ではちょっと…(笑) 修は見かけは優等生系クール美形とされてもおかしくないキャラなんだけど、本作のコンセプトはおそらく小中学生に等身大として感じてもらう人物造形だから、現実に帰って最初にやることはスイミングスクールでビート板バタ足をがんばることなんだよね。てらいなくそれを描ける姿勢はえらいと思う。EDは前回のロンドンスペシャルから変わってレギュラー画面に。個魔とぷれい屋たちのふれあいカットに差し替えられていた。元気な曲調がかえって効いて逆にじんわりくる。

「復活の葉」:オリキャラ少女は画風が作品の持ち味とくらべて大雑把に感じられるなあ。髪型のギザギザぶりがらしくない。プロットの方はそう悪くないかな。『(弟が火事で死んでから)父さんは私の顔を見なくなった』っていうニュアンスのこもったセリフはけっこういいと思いました。あとスキーのストックが長い一本の棒だったのがちゃんと19世紀風。
posted by 三和土 at 01:29| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月21日

(2007冬:新)「東京魔人學園剣風帖 龍龍」

『龍龍』は「トウ」と読むそうです。ゲーム発の息の長いマルチメディア・シリーズとして愛されている作品のようですが、私は今回のアニメ化で初めてタイトルを知りました。放映話数はどうも2クールらしい。

意外だったのは、主人公が学園に転校してくるところから始まるのだろうというセオリー予想が外されたこと。すでに全員が力と使命に目覚めている。一瞬『第1話見逃した?』と思うこと請け合い(笑)

他にも、主人公が感情の読みにくいというかとらえどころのない性格の少年らしいので感情移入しづらいのとか、場面つながりがブツ切りにもみえて展開を理解しにくいきらいもややありますが、今回の場合はそれがスタイリッシュな効能に働いていて感触はけっして悪くないですね。企画プロット自体はジュブナイル系伝記ホラーとしてありがちなものだけど、味付けは思ってたよりスパイスが入ってるというか変化球系。あと作画レベルがかなり高い。どこまで維持されるのかは心配ですが。とりあえず、一番印象に残ったのは小蒔(こまき)という粋な名前のねえさんの弓術。格闘系にいちゃんと主人公は、どちらも得物なしで戦うみたいだけど双方の違いが現在時点では分かりませんでした。
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「にんげんドキュメント」『対話がアニメを作り出す 〜 監督 神山健治』

NHK総合チャンネルで1/19(金)22:00から放送されました。再放送は火曜深夜にあるそうです。

来春からBS2で放映開始が予定されている「精霊の守り人」の宣伝といまや世界に誇れる国産商品としてのイメージが定着した日本アニメの内幕を見せるのとを同時にこなした印象。…それにしてもアニメ制作の様子をブラウン管でながめている時に感じる落ち着かなさ、これは何なんだろう。単なるオタクとしての自意識過剰なんでしょうか(笑) プロダクションI.Gなぞは、環境も待遇も比較的整えられてるらしいから社員たちの見栄えも言ってみれば他業種とそう変わらない印象なんですよね。それでも何やら『ふつうの人はこのドキュメンタリー内で説明されてる事柄に付いてけてるのかな』とつい考えてしまう。…結局、二次元キャラに自己投影も時にしつつ魂を込めていくという作業に、偶像崇拝的な背徳感の印象を持ってしまうせいなのかなあ。

まあともあれ、オーソドックスな手法論に沿って生真面目なまでに脚本家たち(菅正太郎さんが名前テロップ入りで目立ってた)とディスカッション(和やかそうでした)を交わして作品を構築していく神山監督は、これまで目立ってきたカリスマ監督たちとはやはり毛色の違う、新世代だなと思ったりしました。番組の〆では監督が実家(ご両親がそろって腰の低くて良識の高そうな感じのとてもいい…)に里帰り。「ガンダム」とタイトルロゴを真似て手書きしたカセットテープ(ビデオもない時代に音録りしたものらしい)を学習机から発掘して、中学生のころは人と交わるのが苦手だったのに、今はこうやって対話の中でアニメを作ってますとか語ってたのが印象的。「精霊の守り人」でも、ヒロインが他者のためになにかをやりたいと段々思っていくというモチーフが描かれるそうで。自分の中の青さを隠そうとしない人なんだなあとまたもや思いました。しかし問題は、その「精霊の守り人」がこの番組内で紹介されてる分を見るだけではあまり面白そうに思えなかったこと(笑) 精神論を語るまったりドラマが多そうで、アクション活劇度は少なそうに見えました… でも背景美術は緻密で凄かったなあ。水田が美しかった。
posted by 三和土 at 02:53| Comment(4) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月19日

結界師#10/NANA#37

ラテン系式神と洗い髪欲情編:瞳がキラキラなガチオヤジっていうと、別チャンネルのアニメを思い出すなあ(笑) しかし今週はちょっとバイオレンス(ヤクザもんが無抵抗な人を殴ったり蹴ったりするシーンに良アクション作画もってくるのはちょっと悪趣味に感じた)だったり急にうれしはずかしラブコメ色強くなってたりなかなか混沌としていた。だめだめ、地味なままの君(とかいてけっかいしとよむ)でいて!! と思ってたら、次回は良守の兄が登場してシリアス度増すようで一安心。

ああーシロガネーゼ奈々と新OP見逃した〜:一時期はOPもEDもトラネス担当という形だったけど、これでどちらもブラストが巻き返したことに。今回はどうもナナがバンドで有名になることで奈々への友情を証明しようと決意する話だったようなんで、タイミングがあってますね。
posted by 三和土 at 06:52| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コードギアス#9、10

「リフレイン」:おお、OPがマイナーチェンジ。新規カットは1/3ほど? と少なめだけど印象にアクティブさが増してこれはこれで。今回の話は即物的な描写が多くて(特にホットドッグ屋が暴行受ける展開)げんなりしたけど、クライマックス部で麻薬『リフレイン』(19世紀の中国都市部に蔓延したアヘンの暗喩でもあり、現代日本に流行中の昭和ノスタルジーへの揶揄でもあり)に溺れる人々のベタな台詞まわしには笑わされました。高度なコントアニメでもあるような気がしてきた。カレンの父親はほとんどまったく具体的な描写がなかったけど、必要のない部分はなるべく削って展開を急ぐという選択には潔さが感じられる。まさか、実の母が逮捕→入院のまま起訴→懲役20年確定とまで話が進むとは思わんだわー しかしカレンは良いキャラですね。誇りをなくしたように見えてしまう母への苛立ちから、つい冷たく当たってしまい、自分自身にも嫌悪してしまうという思春期ループがさりげなく描けてたと思う。かと思えば「くろのきしだんー」と寝言いう脇の甘い描写が直後に来たりしてたあたり、本作独特のバランス感覚がうかがえた。

「紅蓮、舞う」:前回の『カレンさんの家庭の事情』や「黒の騎士団」が民衆に受け入れられていっている描写を受けての大規模作戦開始回。藤堂組の参入が持ち越されたのにはやきもき。傍らにいる地味な若手男女の活躍とか見たいよー しかし紅蓮の攻撃で、ナイトメアに熱伝導させて内側からはじけさせるというのは、味方側のギミックにしてはエグイなー。あるいは現実的な発想ともいえるのかもしれないけど、カタルシスという点においてはどうでしょうね。とはいえ、カレンのイレブンとしての意地が昇華された回という意味では十分面白かったです。
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D.Gray#13/銀魂#37

「団服<コート>と共に」:ラビは前回終盤からの登場だけど、ミランダ編とかぶってたこともあって印象薄め。原作ではアレンと年齢を言い合うところで雪だるま作ってて、18の割には子供っぽいというキャラ付けなのかなあと思った記憶が。そういったニュアンスのみで伝えようとするぼかされた演出がシェイプされているのは、アニメ版の特徴ですね。今回はアレンがエクソシストとして戦っていく決意を再度固める話。泣いていた少女がAKUMAとして銃口を向けてくるというインパクトのある描写が挿入されてたりして、心理の流れ重視エピソードという地味さへのフォローが入っていた。ところで特に作画レベルが際立っていた回ということでもなかったけど、冒頭のロードと昔のアレンのパートだけやけにキレ味のある仕上がりだったように思う。

年初めの放映がクリスマス回になっちゃったBS視聴者の哀しみ:まあ別に真正面からメリークリスマス!な話じゃないからいいけど(笑) しかし神楽はほんとに銀さんにとっては子供扱いなんだなー ほとんど養子に近いな。でも肉まん買ってくるの拒否したらボコられたりするのかもなー にしてもトナカイが着ぐるみ姿のいまひとつやる気ないおっさんというのは、なぜかギャグまんがのテンプレになってるよね。二本立ての後半は服部全蔵とのジャンプ合併号争奪戦。こちらは赤マルジャンプ発売時期だけにピッタシなタイミング。
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2007年01月17日

シュヴァリエ#19「紅に染むるまで」

デュランの命数が尽きる回だとは予告バレしてたも同然なんで意外性はなかったけれども、タイミングで驚かすのが本作の十八番。ガーゴイル化した仲間に襲いかかられても、まだ「剣士の命である腕は斬り落とせない」と言いつのるデオンの男気が切なかった。しかしマクシの「君だけはそばにいてほしい!」はやりすぎだよ(笑) ぶらぷらの時から、I.Gたんの腐女子転がしはぎこちなさすぎー

・『王家の詩』は予言書、あるいは預言書… これは思い付きそうで思い付かないネタでした。
・nqmの印がH∴Oに変化するということは、二つは同根?
・しかしマクシはどうしてデュランに仲間を襲わせるような非道い手段を取らなければならなかったのか。そこが今の時点ではよく分からない。
・「やめて!!」という絶叫。リアはデオンとの融解が進んでるのかどんどん生前の彼女らしさを取り戻してる印象が。
・リアを手にかけたのはマクシでもデュランでもないらしい。となるともう一人、容疑者がいましたっけね……

次週はお休み。まあクオリティを保つのも大変でしょうから仕方ない。最終話までその後は休映週ないみたいだし。




posted by 三和土 at 02:54| Comment(3) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

妖逆門#40/妖奇士#14

ロンドンは本編では音痴でありEDではそうではない:ロンドン・ラストステージ。後半の作画がとみによろしかった。バンダナの外れたロンドンかわゆす。人目を気にして思いっきり演奏できなかったロンドンが、戻ってきた現実において放ったシャウト。度肝抜かれるソウルフルな叫びでした。ED(男人気のあるきみどりと女人気のあるロンドンのデュエットという非常にあざとい企画(笑)でも実際かわいいしかっこいい仕上がりになってるんで文句はないです)での歌の上手さといい、齋賀みつきさまの男前ぶりは尋常ない。ところで相生召喚と上位召喚の違い、たぶん分かった。前者は属性の違うアヤカシ同士の合体で、後者は属性が二乗されるってことだしょ?

「胡蝶舞」:あちきって一人称で眉の太い女郎さんが道で殺されてるの見つかったって導入かと思ったけど、どうも別人だったみたいで。しかし好きな子の落としたあめ玉を本人の前で拾って口にいれる狂斎もなにやらヒヒ親爺に近い感じしたけど、じじい呼ばわりされただけで子供をおめえ堀にたたっこむぞと遠回しに脅したり、アトルへの接近に目敏くなってるゆっきー(39)のキモさにはやっぱりはるか及ばねえ(笑) 江戸元らが来た時に床脇棚に腰を下ろしてたのも、ちょっとあーあって思った。OPでアトルに手をさしのべられるカットも、よく見ると彼女『しょうがねえなあ』って顔してるよー
posted by 三和土 at 01:48| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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