さて。人間関係というかそれぞれの立場・立ち位置の把握がけっこう難しくなってきた。マクシミリアンがデオンがテラゴリーから監視を受けている部屋にやってきて丁々発止にならないことが不思議に思えたり。よく考えるとおそらく納得できるのでしょうが。そんな肚の探り合い的な宮廷策謀劇の中でも剣戟シーンの力の入れ様は変わらず。レイピア系の細身の刀をここまで本格的に殺傷道具として描いたアニメはもしかして初めてかも。
・オーギュストはなかなか気遣いができるようになってきたみたいで。しかしこの子の「余は」って一人称かわいいなあ。
・マクシは紫より黒の方が似合うかも。というか終わるまでにぜひ剣士としての腕を奮うシーンが見たい…
・先生は最愛王の軽さが許せない、と。太陽王も経済的にはあまり良い采配を振るわなかったとか目にしたけど。しかし要は息子を必要性の不明な戦役に追いやったという、いわば私怨。今回「騎士でもないのに口出しするな」と言われたロビンが決定的に傷付いていたように、人が暗い決断をする陰にはやはり大義よりも私怨が先立つ。
・正直、骸骨ちゃんのママ探しは伏線回収されずに終わりそうとか思ってたけど… マリー王妃とポンパドール夫人の対峙はこれまでの対決の中で一番こええ(笑) しかしオーギュストに「H∴O」は確かにやりすぎ。王妃は言葉通りにむしろポンパドールの心は傷つけずに追い出したかったんでしょうね。
次回予告、サン・ジェルマン伯爵が凄い形相でテンパってたのにびっくり。小物化速すぎー そして(ナレーション担当した)マリー王妃の示す夫への愛に注目です。