2007年04月04日

(2007春:新)「桃華月憚」

とうかげったん、と読むそうで。耽美系ミステリー純愛もの?

というわけで、BS朝日での放送を試しに視てみました。ゲーム原作アニメは苦手なので、最初から理解することを放棄してはいたけど、清々しいほど描写の意味とかカット同士の繋がりが分からなかった(笑)

でも速水奨がスーツきた初老のおっさんの声を当ててるのとか、例によって若すぎるおかあさんキャラのセリフが凄すぎる(「お部屋はあたたかいのに私の心の中はさむいよ…」)のとか、完全に老人なのに絶倫という設定を示すために御簾の奥で騎乗位アンアンとか、伝奇っぽいミステリー部分とか、様式のごった煮ぶりとかになんとなくとっかかりに感じるものがあったので時間が合えば来週も視てみようかと。「サブタイトル さくら」と抑揚を消した中年女性の声で画面上の字を読み上げる演出は、音声放送の一種の無気味さを意識してるとか?
posted by 三和土 at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MOONLIGHT MILE#5/D.Gray#25

「星の街から」:おお、ここにも岡本真弥さんが。稚気を一部に残したかわいい大人の女がこれほど似合う声優さんも他にいない。今回は演出の良い回でした。ターニャは顔立ちといい、芸術への態度といい、とてもロシア人っぽさが出たいいキャラ。彼女の境遇はむしろこれからさらに堕ちていく予感もあったけど、それと引替えにする形で吾郎へのエールを人知れず送る、そんな姿勢に宇宙への憧れに命を賭けるアストロノーツと通ずるものがある。

「元帥の鎖」:これからの展開がシビアさを増していくことを遺憾なく示した好アレンジ。地獄を常に見ているアレンだからこそ、それ以外の面を大事にしようと思っているわけで。ただ、そんな努力の糸もいつかは切れてしまう予感もある。にしてもイエーガー元帥(持ち技がアンドロメダ瞬)は全然厳しいとこ見せなかったじゃん(笑) それと若き日の元帥を助けたアーチャーのエクソシストがかっこいい。もひとつ、蝶をおっかけてたティムキャンピーがかわいかったね。ひとときの凪を演出してて印象的だった。
posted by 三和土 at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする