2007年04月06日

(2007春:新)「鋼鉄神ジーグ」

激燃えた。OPのラストに水木アニキの声で『鋼鉄神ジーグ!』て!! 俯瞰のガッツポーズなジーグが背景で!! 今期のWOWOWロボットアニメ陣は「REIDEEN」で萌えて「鋼鉄神ジーグ」で燃えることに確定。リメイクでもできるもんだなあ。

何が素晴らしいって、ハニワ幻人なんとかせな! って思わされちゃうんですよ。だってTVの天気予報から九州地方が消えてるんですよ!!ああー、悪の埴輪たちによって巨大な暗雲に巻かれた九州(本作は邪馬台国畿内説不採用なのね)に住む人たちはどんな目に遭わされてるのか…ああー埴輪にされちゃってるのかもしれない(だから外部と通信できないのかも)。それでとうとうにっぽん本州にも魔の手が。巨大生物が暴れたことにより街が壊されてそれに巻き込まれる人々がくどくないけどなかなかリアルな描写。

次に素晴らしいのはヒロインのつばきちゃんがめちゃめちゃ可愛い。永井豪タッチのアクを絶妙に残しつつ洗練したキャラクターデザインは、動いたらさらに魅力を増していて、これはメインキャラクター全員に言えること。あと幼なじみの主人公を校庭で追っかけるのとかふた昔前の学園ドラマみたいでたまらない。

前作にさして思い入れはない(超合金おもちゃは家にあったけど、放送自体は当地ではなかったんじゃないかなあ)けど、アナクロさをきちんとくるみ込んで咀嚼したリメイクぶりがとても好感が持てる。ところで作画(余談ながら部分カット的にバイクにまたがったキャラも一緒に3Dモデリングしてたのは面白い処理だと思った)の方はまさか今回のレベルが保たれるとは思わないけど、これからも要所だけでもがんばってほしいです。
posted by 三和土 at 00:50| Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コードギアス#20/銀魂#49

「キュウシュウ戦役」:前回に引き続いてユーフェミアが発狂したかのごとく馬鹿。いや、ここまで場違いな行動と発言する子じゃなかったでしょ… ちょっとついていけない展開。そんな中、空飛ぶ戦艦(これなんだかとってもFSSちっく)から敵地へ発進するランスロットをナビするロイドの副官(名前度忘れ)のふだんと一線を画したぴしっとした口調がよかった。細部はいいんだけど、総論として妙なところが目立ってきちゃってるんだよなあ。

別ver.OPいいですね。うまいこと早口気味だし:きちんと第一期満了の謝意を示す律儀さが本作らしい。ここまで視聴者とのコミュニケーションを意識し続けている番組はアニメ全体でも、ましてやマーチャンダイジングの鬼であるジャンプアニメにおいては異色。二年目もどうぞがんばってください。EDに編集されていたより抜き名場面を見ていると、力のこもったフィルム作りがされていたとあらためて。あとゲストキャラのキャストまで全員クレジットしたのは今までありそうでなかった(と思われるんだけど厳密なところは分からない)。本編の方は伝説のギャンブラー・アカゲ(福本伸行キャラってやっぱりこすい顔してる(笑))を偶然の運で打ち負かした長谷川さんというオチにちょっとしたカタルシスが。ギャンブルと人生はこれだからおもしろい、って感じでしょうか。
posted by 三和土 at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする