2007年04月09日

新番ピーク過ぎての総感

今月下旬のBS-i組や来月と再来月のCS開始組(そういえば「スカルマン」のBSフジ情報はまだだろうか。今月中に始まることはまずないのだろうけど)がまだ残されているものの、先週末を持って全国的に初回ラッシュは一息着いた模様。よってここで当サイトのスタンスを軽く記しておこうかと。

ということでこれまで視てきた中での初回におけるつかみ良好度

ジーグ>地球へ>エミリー≧精霊>鬼太郎>桃華>グレン

相変わらず、我ながら何の法則性も感じられない感性… そしてチェック数やっぱり少ないなあ(笑) まあ当地で視られるものは大方チェックしたようでもあるけど。

毎話感想を続けられそうな自信≠視聴継続予想については

 地球へ>ジーグ>精霊>エミリー>鬼太郎>桃華=グレン

「地球へ」は原作の定評が固まってるのと2クール構成ゆえに話がダれることはないだろうという予想。「ジーグ」は作画レベルをどこまで保てるかが鍵かな。でも1クールみたいだしきっと全話完走できるでしょう。「精霊」は何クールだったかな。架空紀行ものとしてのパートがゆったりしているのがやや不安要素。「エミリー」は主人公の一種我の強さが鼻につくか単純に名作要素に飽きてしまったらリタイアの可能性あり。「鬼太郎」は一年以上の長丁場が目に見えてるからなあ。視聴率が高いファミリーアニメは感想書きづらいものだしね。「桃華」は趣向の凝り様やネタ明かしに興味を持ってるものの録画意欲が続くかは謎。「グレンラガン」は第2話のストーリーの評価が巷で高いので初回に引っかからなかった事を保留中。カテゴリーを作るとしたら上位5つかなあ… もう数週様子見か?

今期はすごくダメなものはないけど、ズバ抜けた斬新さが感じられるものも無いという春クールにしては地味な印象。関東圏では何が一番の話題作なんでしたっけ。…グレンラガンだっけか? もうそれすらも分からない。もし私が関東圏にいればジーベックが総力を注ぐであろう「ヒロイック・エイジ」に注目すると思うけど、感想サイト界隈ではそんなには関心度高くなさそうだしなあ。個人的に好きなSFメカ系の「ギガンティック・フォーミュラ」や「キスダム」は現状や今後の少々の不安要素が目立つようだし。問題作となりそうな「ぼくらの」はどうなんだろう。鬼頭氏の漫画はアニメ化には向いてないような気がしてならないんだけどなあ。萌えアニメ系はまったく把握できなくなって久しい。ジャンルがそこにかぶってる「アイドルマスター」とかもだからよく分かんない。「Overdrive」や「ハヤテのごとく」はそれぞれあまり好きになれないタイプの少年漫画原作。当地でも遅れて放映がはじまる「BLUE DRAGON」、鳥山絵でなければ視たかも。もう氏の絵柄はおなかいっぱい。うーん「スカルマン」が石ノ森原作としての虚無感をうまく出せてればいいなあと思います。しかし石森漫画のアニメ化企画は途切れませんねえ。「ギルガメッシュ」みたいにもはや原作とは言いがたいほどの珍作(個人的には名作ですが。客観的にみればやはり。)がまた出てきたら面白い。余談でした。
posted by 三和土 at 16:27| Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

鬼太郎#2/少女コゼット#14

「ビビビ!! ねずみ男!」:根津三男社長が某有名アニメ監督に見えて仕方ない件。今週のMVPはキャンギャル姿の猫娘でもなくオカネタリネエぴきーんな鬼太郎のシリアス影付き顔でもなく、スパーカーにはしゃぐ子泣きじじいとぬりかべです。しかし三条陸氏(この人のOUTライター時のPNは須田留貧でいいんだっけ?彼の携わった企画は実に爆笑もの揃いでした)はいい脚本書きますね。ねずみ男が会社を救おうとした理由の明確さとか、鬼太郎の立ち位置の説明とか実に分かりやすい。あと今回の児童もの学習要素は「きちんと挨拶できる子になろう」でした。

「二人きりの旅」:旅の途中でBGMとして流されたED曲が沁みた。逃避行の中の一時のなごみ。それにしても幼女の心の機微をいちいち汲み取ることのできるヴァルジャンはエスパーか。コゼットにたらふく食わせる描写はこれまでの展開に心痛めていた視聴者へのサービスにもなっているのが面白い。ハイジが食べてたおんじ特製とろとろチーズのせパンみたいなのも出たよ!!
posted by 三和土 at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

REIDEEN#6/MOONLIGHT MILE#6

「神なる鳥」:がっかりした。脚本の悪さがぶり返したところにシリーズ構成があやしいのが重なって正直がっかりした。もっとも萎えたのは、星川メンバーの性格が急に姉御寄りになったこと+エスパー/格闘技マスターのご都合主義まるだし設定。次に自分の乗ってたライディーンが敵もろとも攻撃を受けたというのに淳貴が政府や自警隊へ不信感をまったく抱かないところ。もひとつ、パイロットスーツがダサい上に、なぜ搭乗時にこれまでの服のように消えないのか説明が全然ない点。もいっちょおまけに、まえたさきたろうがいつのまにか「才賀くん」じゃなくて「淳貴」と馴れ馴れしく呼ぶようになったこと。前者の方が萌えるのになー 唯一面白かったのはゴッドバード時に淳貴が水平姿勢になって背中上に翼の意匠が浮かんだこと。あと自警隊のごついおにいさんが単細胞でちょっと笑える。あ、迅雷は遠隔操作なのね。セリフで言われてようやく分かった。ああ、しかしキャラの性格が回毎に変わるのはきついね。かなりいやだ。

「ギャンブラーズ」:歓迎パーティー発覚展開はなんたるベタ。ちょっと唖然気味。宇宙飛行士たちをいちかばちかの人生ギャンブラーと例えるための、ケーブルが切れた新米クルー・吾郎の帰投時間を賭ける際に慌ても助けもしない描写はなかなかさりげなくて良かったし、宇宙開発にあまり興味がない人でも見やすい様に作ってある点はわりと好感が持てるものの、シリーズ全体としてもどうも一味足りないという感触もまた事実。
posted by 三和土 at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする