2007年04月17日

少女コゼット#15/桃華月憚#3

「二人の絆」:『シュークリーム』は日本でしか通じないと聞いていますが。では本場では何というお菓子があたるかについては…忘れた。検索した。フランス語では正しくは『シュー・ア・ラ・クレーム』だそうですよ! …でも本作上みたいにコース料理のでデザートで出てくるような感じでもないような。あとあまりにも見かけが現代と一緒だったのもちと疑念が。…とまあそんなどうでもいいモチーフ話でお茶を濁しているのは、出てくるキャラ数がぐっと少なくなってしまったがためにドラマの進展が鈍く感じられる故です。こうなったら、はやく成長したコゼットがみたいわあ。

「剣」:前回イベントの『上巳の歌会』が翌日に控えているという劇中台詞により、前人未到の遡り型シリーズ構成を仕様されていることがここに明確となった。前回で気付けていた視聴者がいたのにはほんとに驚いた。ぜんぜんわからんかったわー… しかしなんという意欲作。今回なんて母と息子の前戯ごっこ描写が。糸引く唾液描写に唖然。なんというエロアニメ。そして作画レベル崩れず。この手の絵柄は苦手だったのに段々魅せられてきてしまってます。春の宵の雰囲気がとても印象的。「桃香に振られた」と謎の美幼女にからかわれて、本気でむっとして平手打ちする桃花というくだりは、おっとりと天然ボケした彼女の意外な一面と、直後に雰囲気を和らげるコミカルな表情を付けてくるバランス感覚のある演出(これは母子前戯シーンのBGM選曲にも感じられた)とで、二重に秀逸な描写でした。

posted by 三和土 at 03:13| Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする