今回はシナリオの出来がよくて不意を打たれました。原作では描かれていなかったオリジナル部分としての、過去回想の使い方がしっかりキャラクターのバックボーンを補強しておりまして。“絶対的な支配者となって誰よりも強くありたい”という観念にとりつかれている顎人は非情ではあるけど、不純ではないんだよね。そのことを正しく見抜いてもおり、また祖父からの恩義すりこみという側面もあり、そしてそれらとは独立した“女としての感情”が何より強く働いて志津の信念は髪一筋ゆるぎない。そんな彼女に色んな面で感化を受ける瑞紀(空気読めない度大幅アップ。原作ではもうちょっとクレバーな子なんだけど…)の心の揺れは、今後の展開への布石ともなっていくわけで。今回はまさに女性ライター(小林靖子氏。この人確かにすごいのかも)ならではの仕上がりでした。一言でいえば志津さん偏愛されすぎ。一応褒めてます。
2005年12月02日
ガイバー#12「それぞれの決意」
一途な愛に生きる女(としか言い様がない)志津さん登場回。根谷美智子をあててくるのはヤバい、絶対に水樹奈々を喰っちゃうよと視る前には思ってたけど、絶妙に抑えた演技できちんとバイプレイヤーの役割を果たされておりました。やっぱり上手い声優さんを要所要所に持ってくるのは大事だと再確認。
今回はシナリオの出来がよくて不意を打たれました。原作では描かれていなかったオリジナル部分としての、過去回想の使い方がしっかりキャラクターのバックボーンを補強しておりまして。“絶対的な支配者となって誰よりも強くありたい”という観念にとりつかれている顎人は非情ではあるけど、不純ではないんだよね。そのことを正しく見抜いてもおり、また祖父からの恩義すりこみという側面もあり、そしてそれらとは独立した“女としての感情”が何より強く働いて志津の信念は髪一筋ゆるぎない。そんな彼女に色んな面で感化を受ける瑞紀(空気読めない度大幅アップ。原作ではもうちょっとクレバーな子なんだけど…)の心の揺れは、今後の展開への布石ともなっていくわけで。今回はまさに女性ライター(小林靖子氏。この人確かにすごいのかも)ならではの仕上がりでした。一言でいえば志津さん偏愛されすぎ。一応褒めてます。
今回はシナリオの出来がよくて不意を打たれました。原作では描かれていなかったオリジナル部分としての、過去回想の使い方がしっかりキャラクターのバックボーンを補強しておりまして。“絶対的な支配者となって誰よりも強くありたい”という観念にとりつかれている顎人は非情ではあるけど、不純ではないんだよね。そのことを正しく見抜いてもおり、また祖父からの恩義すりこみという側面もあり、そしてそれらとは独立した“女としての感情”が何より強く働いて志津の信念は髪一筋ゆるぎない。そんな彼女に色んな面で感化を受ける瑞紀(空気読めない度大幅アップ。原作ではもうちょっとクレバーな子なんだけど…)の心の揺れは、今後の展開への布石ともなっていくわけで。今回はまさに女性ライター(小林靖子氏。この人確かにすごいのかも)ならではの仕上がりでした。一言でいえば志津さん偏愛されすぎ。一応褒めてます。
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