2005年12月05日

東向きの窓にカーテンが

付いた(というか防寒対策として母が勝手に付けてくれた。なぜか娘の部屋に関しては独善で動く人)。それが予想以上に室内が暗くなってしょうがないんじゃよ。もう朝か昼か夕方も分かんない。西以外三方に窓があって日当たりの良さだけが取りえだったもんで、気になって気になって。

一歩、自室に踏み込むと、まず遮光カーテンあたりの圧倒的な重量感さえある闇に威嚇される。まるで蟲師#2でいうところの「二つ目の瞼」を閉じるがごとし。この軽いパニック感覚… これはかつて勤めていた印刷会社製版部にて原版フィルムの現像室に入った瞬間と同じだ。

…たしかに冷えの方はやや改善されたけれど、ちょっとした日中の着替えにさえ室内灯を付けねばならんというのも嫌だしな。…あ、どうもカーテンは一旦付けたら横には引けない仕様なんだわ。色々状況があって。

それにしても、色々とすれてきて昔ほどこわいものは無くなったと思ってたけど、純度の高い闇に関しては別格ですわ。あの恐怖の質は、外側に向けられたものではない気がする。自分の精神の内側から、冥いかたまりが瞬間的にぶわっと膨張する感じ。
posted by 三和土 at 18:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 閑話雑記/更新情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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