2006年01月06日

ガイバー#15「ギュオー出陣」

前半は村上さんによる人類=ゾアノイド素体論講釈、ギュオー閣下の名セリフ「おはよう諸君!」(爽やかな高原の朝食後にピクニックシートに車座してるところを全身タイツ謎アーマーなおっさんに突然あいさつされるなんて… シュールとしかいいようがないze?)を挟んで後半は味方側不利な戦闘編。

なんとかやりくりして後半に動画枚数をまわすことでどうにかアクションものとしての体面を仕立て上げている。こういう製作上の計算があるいはOLMというスタジオは得意なのだろうか… ちょっとだけ見てた同じくOLM制作の「モンキーターン」ではCGでモデリングされた競艇が目を引く出来だったけど、今回もクリーチャー部分はオールCGで行くぐらいの思いきりがあれば吉と出たかもよ?

台詞まわしはあいかわらずパッとしない(特に村上さんが若いというか、因縁の敵ギュオーに対して直情的すぎてなんだかなあ。とてもルポライターには見えんわ。むしろスポーツインストラクターとかそういう感じ)けど、それでも今回は瑞紀の描写がよかったんで満足度はそこそこ。疎外感と状況へのいきどおりがごっちゃになって小宇宙大爆発。逆走して仲間に迷惑をかける(でも今回の場合、戦闘能力を一時的に失った晶とともに戦線離脱してたのは結果的には有効だったんだろうけど)というリアルな心情表現は、これってもしかしてシャクティ@Vガンよりも先駆けてたんではないだろうか。
posted by 三和土 at 01:56| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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