2006年01月10日

地獄少女#13「煉獄少女」

西園悟氏ってこういうホコリくさい生活感のあるシナリオもこなせるんですね。

さて本作も1クールが終わったわけだけど、まあ『化けた』といっていいんではないでしょうか。シリーズ構成の大まかな見通しもついたような気がするし。「煉獄」というキーワードはラストシーンのあいの台詞「地獄も広いから」と呼応しているのかもしれませんぜ。怨みの質と度合いによっては、地獄の前段階にて“執行猶予”期間を過ごすとか…

今回は状況設定や場面演出に、様々な邦画からの影響が感じられた。それにしても、都心ビルがわりと間近にみえるのに空き地だらけという(私も都電に乗ってああいうところをぶらぶら歩いてみたいです。観光みたいなもんで)ロケーションが印象的だったこと。

画家の奥さんは、手込めにされたことにショックを受けたというよりも、その後の感情的なごたごたに疲れたんだろうなとか想像する。そういう意味では、画家もまた自罰的な気持ちが多々あったんではなかろうか。
posted by 三和土 at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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