2006年01月26日

地獄少女#16「旅芸人の夜」

女団員に乗り換えられてしまった偽ジョブズ(エウレカに出てくるスキンヘッドグラサン)の諸々を押し殺した表情が忘れられん。高揚したイベント感を売りにしたサーカスの内部事情の複雑さという“外堀”を埋めることで、団長の少女虐待の唐突感を少なくした造りの工夫は、ターゲットへのミスリード共々けっこう成功していたと思う。

それにしてもはじめちゃんは、娘の変調も関わっているせいなのか序々に挙動不審者になっちゃってるかもしれんね。とうとう今回では一目連(モックの女殺し!)や骨女(つぐみに放置プレイかまされた)と接触してしまってるし。

さて、ご丁寧にエンドカードを「姉さんに詫びるんだあぁ」輪入道にしてくれるスタッフよありがとう(笑) おかげで後味の悪さもすっきり失笑で流されました。あらためて、少々のネタを仕込んで中和を狙ってくる基調演出の親切さに感じ入った。
posted by 三和土 at 00:26| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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