前シリーズでオルフェが姉の死というトラウマに自分の中で一区切りをつけた以上、“画面仕上げがクリアになって色調の彩度が上がった”のも“女性キャラの実在感が増した”(エリカやウェイトレスが活き活きとして見えるし、なによりカミユ-この子がヒロインでしょ?(笑)の清廉な色気が格段に増しているのは、メインアニメーターが女性から男性に交替したことの如実な効果かと-)ことも構成上の明確な意図と受け取るべきなのだと。オルフェは「もう一人ではない」んだね。
ナオジを口説き(だってそうとしか聞こえねーよw)ながら手合いするルーイ、花にこんこんと語りかけるカミユ、女学生みたいな実害があるかないか微妙な意地悪を仕掛けてくる男性教師、そのオルフェたちの危機を救わんとクラシックカー(プロップデザインになかなか力入ってますね)でやけに派手に乗り付ける美形眼鏡教師-このキャラの声優さんが「ギャグマンガ日和」でハジケた演技してた人だと気付かされた時以来、がぜん応援したくなりました。名前まだ覚えてないけど。ジェラルドだっけ?-などなど、前シリーズから引き継ぐマイネ節もいよいよ本調子。面白くなって参りました。旧眼鏡教師と新校長の関係性も気になる。このひとら40前ぐらいの年代かな?