ソーニャのロシア娘ぶり、その可憐さと比して際立つ翼手(やはり吸血鬼には韜晦さがなくっちゃね)という生物のグロテスクさ。北の森というゴシックホラー伝統の舞台の雰囲気がよく活かされた好編でした。
現代のハジが言葉少ななのは、目覚めて間もない小夜との距離感を慎重をはかりつづけているせいなのかな。
ところで結部でリーザがふつうにリクと連れ立ってやってきていたのには軽い違和感。前回でジュリアに見せた不敵な笑みとつながらない気がする。
前回感想追補:小夜が戦うことに躊躇がなくなった理由は、私が見逃した#14に鍵があるようですね。香里との絆を確かめあって、人々の日常を守るという目的を見いだしたとか…(wiki該当ページを参照しました)