2006年02月27日

ノエイン#19「オモイデ」

東京時代のかつての親友がハルカを覚えていなかったのは、最初はノエイン(ところで今までの筋としては未来のユウという設定の方が自然なんだろうけど、私はハルカの成れの果ての方が話として面白いと思う)の因果律干渉のせいかと思ったけど、その後のユウと二人での思いで談義と合わせた印象においては、単純な物忘れという線もある。そういった曖昧さが、シリーズに深みを与えているなと今回も感じました。

しかし気付けば、残り5話。これまではマジックサークル・プロジェクト本格起動による時空間混濁の瞬間が中盤のクライマックスにくると思っていたけど、この調子では阻止できるか否か自体に焦点が持っていかれそうですね。

で、アトリの覚醒(というか病態再悪化というか)は何を意味するのやら。行動原理のほぼすべてが「カラスうぜぇ」なわけだから(ああ、そんでコサギは過剰に警戒してるの?)大事な局面で足を引っ張ってくるとかかな。

次回、ふたたびハルカはラクリマ時空へ。今度はユウが頑張るみたい。にしてもクイナが再登場したのは驚いた。身体が量子化されているということは、再構成が容易だというメリットがあるのだという設定を初めて意識したかも。評議会への一喝はなかなかかっこよかったですよ! (ああいうヘタレのやぶれかぶれの前向きさは作劇においては嫌いじゃない(笑))
posted by 三和土 at 03:26| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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