2006年03月08日

地獄少女#22「悔恨の雨」

はじめちゃんが地獄少女の存在を頑なに否定する理由をシリーズ大詰め前に明示するために、炸裂する超脚本の数々。

結婚式の途中に中座して重大ニュース取材奪取に飛び出す新夫…新婦をないがしろにしているというよりも単なる非常識な人。というか誰かひとりでも引き止めるふりでもしてくださいよ(笑)

スクープ狙いで張っていた代議士のドロドロの不倫相手がなんと番記者の妻だった…ちょwwwww 奥さん、幼児がいる専業主婦なのにどこで知り合うんだか。はじめちゃんを陥れんとする誰かの罠だったとか、なにかしらの説明いるよこれは。

まあ、はじめちゃんがかなりの自己中心的な思考パターンの持ち主で、かつあまり社会人としてのスペックが高くない人であるという事は理解できましたよ。対照的にしっかり者なつぐみの苦労はこれからも絶えないでしょうね。

で、今回の地獄落とし依頼についてなんですけど。初めて理不尽に感じました。男転がしで小金を貯める女は確かに下品で罪作りではあるけど、その程度の軽い詐欺でいちいち地獄に落とされていたのでは、それこそ社会の根底が揺るがされかねない。また感情としてもちょっと罰が重すぎる。女は人を殺してはいないのに、依頼者の男はその女を地獄に落としてしまってるわけだから。

あいの「いっぺん死んでみる?」という決め台詞もどこかつらそうに自分の疑問を押し殺して口にしているようにも聞こえた。臨界点は近いのかもね。
posted by 三和土 at 18:32| Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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地獄少女 第22話
Excerpt: 副題「悔恨の雨」  こんな思いをするのなら、出会わなければ良かった。  あんな人は いなくなって欲しい。  それは呪いの言霊。  呪いが現実になったとき、人は何を思うのか――。..
Weblog: 月の静寂、星の歌
Tracked: 2006-03-13 05:50