2006年03月12日

BLOOD+#21「すっぱいブドウ」

現金なもので、来月から主要ネット地域と同じ時刻で見られるとわかった途端にネタバレてしまう感想エントリを避けるようになったウホー。ところで先週感想でモーゼスのキャストが☆きゅんとか見当違いなこと書いてすいません。なんか脳内で情報ごちゃ混ぜになって確かめないまま更新してましたわ。

それにしてもロシア編から参加されている脚本家の砂山蔵澄氏、「ギルガメッシュ」にハマっていた者としてはなんとも懐かしいお名前です。特に今回なんて、宿命を背負った少年少女グループが暗躍する話だから構図がかぶってるんですよね。ともあれよいお仕事されてました。特にギー(この子ルックスがハウルみたいでもありロランみたいでもあり)とイレーネの短い会話シーンがいいと思った。

そういえばサブタイトルも、最近は無理矢理な少女口語体でつけるのやめてきたみたいですね。やっぱり今の方が自然でいいと思う。今回のはなんの隠喩でしょうね。ハジとは違って“あらかじめなりそこねて”(クローニングのような小手先よりも伝承に聞くところの昔ながらのアナログな行為の方が有効なんでしょうね、きっと)しまったシフたちの存在の苦さ、とか?

シフたちとハジの凄絶な戦闘アクション自体の出来、それと並行してのそれぞれのドラマの深化、合わせて真央&岡村の脱線まじりの調査道中やソロモンの超絶運転テクニックの片鱗などのコミカル要素。それぞれの素材が上手く合わさっており、エンタティンメント性の高い回となっておりました。
posted by 三和土 at 03:03| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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