2006年03月23日

マイネwie#9「逃亡」

「私にかまうな…!!」とすばらしきツンデレ開花への予感を誘った次回予告から一週後、たしかにルーイ様へと見えない敵の魔手による罠が突然に迫ったのでございます。“こんなこともあろうかと”ばかりに素行の怪しい生徒しか知らない秘密の地下通路をエドの案内によって仲良しグループ5人組は、国王直轄部隊の逮捕の手を逃れんと先を急ぐわけ(中世テイスト設定の本作において地下水道跡のような舞台はよく似合います)。そんでもって、新シュトラール連に親切もされたりした後、ちょっとした剣戟(おまいら真剣持ってるのかよ! 部屋からとっさに取って出てきたの?)を見せたりしてアイザックの“裏切り”-つうか前作とは見違えてきっちり諜報員活動してるのに驚く。ほんとに同一キャラですか?- をエドが目撃してしまって、今回はおしまい。

クライマックスにあたるシーンは「お前が無実だと信じているからだ」とまっすぐルーイの目を見て有無を言わさず手助けを申し出るオルフェ。清々しくて好感度がさりげなく上昇。理念によって人を動かす精神の貴族。そういえば真下監督の異色作「EAT-MAN」のED曲『WALK THIS WAY』の歌詞にこういう一節がありましたっけ。

ほんものの 力は みんなを動かす “信じる”こと…


ともあれ、キャラ同士の関係性とその外郭にあたるストーリーとがきちんと同時に展開されてる様は安定そのもの。面出氏がここまで巧みなシリーズ構成をされる方だとは、これまであまり知りませんでした。作画レベルもあいかわらず高値安定。ビィートレインの制作力、昨年あたりからいっそう上がってる印象がある。

…って、わにさんの感想や2ch本スレで今回は作画崩れ指摘されまくりじゃん! 私とうとう乱視まで始まったのかなあ。そういや確かに顔のパーツがりんかく線にくらべてやけに中心にまとまりすぎなルーイ様アップとかあったな
posted by 三和土 at 03:31| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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