2006年04月07日

(2006春:新)NANA

よく知らずに勘違いしてたままだった部分が明らかになりました。ようやく。

その1:奈々はナナをまぶしく見上げる形で物語は始まる。(最初は反目しあってまもなく意気投合という流れかと思ってた)

その2:相当にドリー夢上京展開。(もうちょっとはシビアに経済観念が取り扱われてるのかと思ってた… 再会した彼氏との温度差はリアルだったけど)

王道に近い少女漫画なんですね。普段読まないから、なんだか見ている途中は目眩がしたよ。でも懐かしさもあった。かつてはこういう半ファンタジー世界観に無心に憧れてた時期もあったしな〜

感心したのは、モノローグ含めてセリフをかなり多めにすることで、さほど集中力を使わずに観ることができるというマス向けの作り。

あとすごく気になったのは、奈々が駅のゴミ箱にいらなくなった傘を投げ捨てるところ。あれは傍目に見ている人がいたら、あるいは眉をしかめるほどの乱暴な勢いだったと思うんですけど、おそらくは二つの意味合いが込められた演出なのかなとあとで考え直した。一つは、見た目そのままに“雪深い故郷を離れられるという開放感”、そしてもう一つは“悪気はないけれど周囲の思惑をはかることなく自分の気持ちを表現してしまう世間知らずな奈々のお嬢ちゃん気質の表現”。

…それにしても奈々のコミカル顔の表現の古さが意外でした。まあおそらく原作通りなんでしょうけど。

そんなわけで。各話感想はたぶんアップしない方向になるかと思います。が、見続けるつもりはあります。

そしてそして、朴王路美さんのお姉系キャラ復帰(カナン・ギモスからこれまでの間に他にあった?)おめでとう〜! すごくいいです。
posted by 三和土 at 03:16| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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