2006年04月17日

妖怪人間ベム#2「地獄への馬車」

妖怪たちが出るシーンでの背景美術の、70年代アニメ再現を狙った“半端レトロ”に圧倒される。父母にベロを友人として認めてほしい雲英のまっすぐなけなげさといい、自分の存在が人間に受け入れられると無邪気に信じているベロのいたいけさといい、このアニメの濃さは半端ない。かつてはこういうテイストが受け入れられる世情だったんだよなあ。

今回のゲストモンスター・デュラハン(別名「首なし騎士」だっけ?)の気持ち悪さもまた半端ない。3DCGをきちんと有機的にみえるように作られてるよー 禍々しい顔も去ることながら白い蓬髪の一本一本がリアルすぎてなんともいえないよー 

しかしそんな中、前回同様にコミカル描写の部分もきちんと盛り込まれてるあたり、いかにも娯楽番組を意識してるなあと。これは今時にはめずらしい正攻法の製作姿勢が取られているという意味においても、異色作といえる気がしてきましたですよ。
posted by 三和土 at 14:53| Comment(0) | TrackBack(1) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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妖怪人間ベム 2
Excerpt: 妖怪人間ベム 2
Weblog: DVD Check
Tracked: 2006-05-19 20:59
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