キョウの親もリョーコの親も声のみでの登場というのは、サーバーにそれだけの“設定”しか存在していないということだろうか。演出上の措置で大人の姿が描かれない(PEANUTSなんかそうですね)ことはあるけど、“そういうこと”になってるから出ませんよ、という設定はアニメではめずらしいかも。
シズノの愁いのこもった台詞から察するに、世界はもはやかつてあった時空観念から逸脱しており、未来は存在せず時間は円環状にめぐるばかり? 今日の次にくるのは今日、なのだろうか。だとすると切ない世界だなあ。キョウは、絶対的な虚無感に襲われる気の毒な主人公ということになるだろうし。
次回予告ナレーションはルーシェンが担当。中華系トリオの出自も少し分かりそうな内容みたいね。