2006年04月24日

(2006春:新)夢使い

植芝理一氏の作風(特にやたら湿度高いキスシーンが苦手だったなあ)をだいぶ灰汁抜きしてあり、思ってたより見やすい仕上がり。やまざきかずお氏の演出ぶり(レトロ看板がかけられた街並-ほら、異次元銭湯に行く回とかでああいうのあったんでない?-からの連想か「うる星やつら」アニメ版思い出したなあ)は、同期番組の中でも安定感抜群だと思いました。でもその分、新鮮味に欠けて地味にも感じるのだけど。それでも、深夜アニメの中でこういうマス視聴者層を多少なりとも意識している番組はいまや貴重だと思う。難をいえばOPとEDの曲があんまり…(笑)

しかし、強引な解決を図らずあくまでセラピー(夢判断が欠かせない彼女らはフロイト大先生の弟子筋といっても間違いでなさそうですな)に停めて去るという基本スタイルをいかに飽きさせずにシリーズ構成を組み立てていくか。その点が見ものかな。

posted by 三和土 at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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