2006年05月18日

牙#7「目覚めた思い」

15歳の特殊能力を持つ主人公の全力な追跡をわりと難なく振り払う老執事… おとりのにせものとほんものとそのまたにせものと… めくるめく超展開(これが話にきく井上脚本の魔力なんだらうか)の上に、アフロマニアのCMまで流れだして頭がどうかしそうです。これからは吹き出すのを我慢しなければいけないのはEDだけでなくなるみたいですよ… 

多世界設定ということで、同じジャウストという名の手合いトーナメントでもテンプラーとジーモットにおいては雰囲気に雲泥の差がある(敗者が落ちる場所が火焔と水堀だという描写でも比較される形になってましたね)のが新キャラ(悪眼鏡のカペーイさんはにゃんこ先生@GXの演技系か?)の顔見せと同時に描かれていたあたりは手慣れていると感じさせられるし、また大人が全能ではまったくなくそれぞれにバランスの悪い存在(ロベスのあれはなんていうんだっけ、あえて取る必要もないリスクのかかる行為に走る性質。デュマスにしてもやや世間知に欠けて不器用すぎるようだし)として物語上に配置されているのも野心的な手法で興味深い。

…だけど、やっぱり日曜の朝向けのアニメではないわな(笑) 個人的にはエウレカ並みに胃のあたりにしこりを感じる。
posted by 三和土 at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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