2006年05月31日

IGPX#21/妖怪人間ベム#7

IGPX『決意』:ヤマーはいさぎよくコーチに転身とかの方が「レースが好き、でもずっとなんてあり得ない。だからいま、この試合に勝ちたい!」というエイミー(いいキャラになりましたね〜)の台詞がより活きてくると思うんだけど。と言っている私は実はプレーオフという言葉の意味を知らないだけです。今回はホワイトスノーのザナックが初めてタケシにイッポントラレた。急に漂いだす小物臭(笑) これからが楽しみですね。っていうかもうシリーズ終盤だけど。

ベム『ホムンクルスの涙』:前回に続いて、ベムたち三人の「人間になりたい」という目的の根底を揺さぶるエピソード。私もこのリメイク版を見るまで誤解してたけど、本作における「人間」とは“世間に馴染んでふつうに暮らせる社会構成員”という定義ではないのね。啓蒙主義的な“より良き心と信念でもって到達する存在”としての「人間」。でも、寿命5年のホムンクルスを作っておいてなんら説明責任を果たさなかったあの錬金術師が言っていいお題目じゃないという気もするぅ〜 老師は殺されてしまったけど、何をやろうとして人造生命を研究していたかについては今後のフォローが劇中であることを望みます。さて今回のメインゲストモンスターであるホムンクルスは人造人間らしいまるでギリシャ彫刻のように鼻筋が通った端正な容貌。サブの方のキマイラは獅子の体に蛇の尾という伝承情報に忠実ながら両方の眼球を上半身を乗り出す山羊としてケレン味を追加。このアニメは文芸設定面もなかなか凝っていて好感持てます。
posted by 三和土 at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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