しかし今回、脚本ひどい。そう思ってたら案の定本郷監督ご本人がクレジットされてるし。カニンガムの孤独な皇帝っぷり(周りに誰もいない玉座イメージシーン…)にロケット・ジョージ(っていうかロケットがファーストネームでジョージがファミリーネームなのか?)とカイザー監督との女をめぐる過去の確執(アンドレさまふつうに性格悪すぎ)とか。プロットが陳腐すぎる上にモノローグとしてもいまひとつぎこちない。ほんと思うけど、監督役職の人は脚本を自分で書かなければいいのに。っていうかなんで書きますか? シナリオとディレクションは、違う人がやってこそ妙味が醸されるものなんじゃないかなー。基本として。
でも、チーム・サトミのノリノリぶりには素直に感慨深いものが。通常の手法なら、シリーズ冒頭からこういう感じにパイロットとしてのキャラが固まってるはずなんだよね。そこをあえて外してきたところに本作の特色があることに関しては間違いないと思う。その是非は置いておいても。