2006年06月12日

蟲師#25「眼福眼禍」

坂本真綾嬢登板。娘一人旅を気丈に続けてるだけあってちょっとおきゃんなところがある周(あまね)のキャラには合っていたけど、やっぱりこの人いまひとつ演技にぎこちなさがあるね…

見えない不運を穴埋めしたら、見え過ぎる不幸がやってきた。未来が見えないことのやるせなさと、運命が読み解けることの虚しさ。どっちがいいとか悪いとか、ましだとかそういう問題ではないのかもしれない。要は“いかに事態を受容するか”その身ぶりそのものに重要性があるのであって。日本人という民族の(今はすっかり無くしてしまったかもしれない)美点をさりげなく提示してくれているからこそ、この作品には他にない癒しの雰囲気があるのだと思う。

視覚にまつわるエピソードだけあって、今回はめずらしく明るい感じの色彩設計でしたね。桃色の着物とか出たり。
posted by 三和土 at 03:41| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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