2006年07月03日

IGPX#26(終)/妖怪人間ベム#12

「結末と、始まり」:シナリオ主幹部分はやっぱりすっかすか(タケシはマックスに先輩としていい事言ってるんだけど、精神的成長の過程がいまひとつ粗かったのでちょっと白々しいし。リズへの告白もまた同様)なんだけど、演出と作画の完成度の高さでかっちりフォロー。なかなか良い雰囲気の最終話でした。ヘタレ道を地味に極めたザナック、(急な変貌に違和感があるものの)隠れ女王様属性を小柄なルックスとのギャップで魅せたマックス、孤高な人生が響いたのがやはりふつうに変人だったカニンガムの不気味さ(彼の今後が不安です。というかギャグキャラで落とすのかよ!!)、1クール時のクライマックス同様に裸乱舞イメージ戦闘の極上動画の中でも一際目を引いた猫耳しっぽエイミー等々見どころは多々あり申した。メカアクション面では、夕焼けを機体に映した趣向が決勝戦をより印象付けていたものの、反面何が起こってるのか単純に見づらかったきらいも。OPとEDは通常通りの扱いで入ってましたが、通常OPは省略してEDクレジット時にOP曲を流して他チームをカーテンコール的に顔見せさせるなどのサービスも正直欲しかったところではあります。結局このアニメってアクションやテーマよりもキャラの魅力でどうにか引っ張ってきたもんだと思うし。

呪われたギター、というと鬼太郎の定番エピでもありますね:バタンQ、ムナシーなどのステキもじりバンド名にオタク系ルサンチマンがほのみえて微笑ましいですね!! 今回は基調明るめのエピソードで、空の兄姉である陸と海のあっけらかんとした性格に好感が持てる回でした。MXテレビでの放映も決まったというし、こういう軽いタッチの回が多めになっていくのかも?
posted by 三和土 at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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