2006年07月16日

BLOOD+#40/エルゴプラクシー#19

「シュヴァリエの見る夢」:小夜は一年の間に乳が成長してしまってる。なんだか小夜らしくないよ!! やっぱり髪がベリーショートに近かった頃の制服小夜の方が好きだ。ところでやっぱり生きてたジェイムズさんが入ってた生命維持カプセルがやけに小さいのが気になったんですけど。四肢切断状態だったのだろうか。しかしあれです、黄瀬和哉氏作監の女子人気アクションTVアニメというとサムライトルーパー(あれも確か土曜放送だったよね)を思い出してしまうのです。というかディーヴァに急に吸血されるネイサンのシーンがエロかったんでお腹いっぱいです。血がパタタッと袖口にこぼれるカットとか、なんかなあ。家族で見ていたおうちにはご愁傷様でしたと言いたくなるけど。で、今回いよいよ離脱決定で家なき子となったソロモンは大体100歳ぐらい(第一次世界大戦はヨーロッパの人々の戦争への意識を決定的に変えたとよく言われていますね)で、アンシェルとは血の繋がった兄弟というわけではなかったと? 医師のかけだしだったという設定の意味はあんまり無さげだけど。

「少女スマイル」:はいはいメタフィクションメタフィクション。佐藤大佐藤大。ピノの夢(見るのか!!)に干渉してきたウォル、いやウィルグッドは笑顔の代理人なんだろうか。シリーズ構成的にはまったく重要性がないと思われる個別性の高いエピソードではあったけど、アメリカン・カートゥーンを再現してみせ(てなおかつモノクロ実写フィルムとの融合も演出し)た映像レベルの高さはなかなかのもの。あとゲストキャストの演技も意図をよく把握した堂に入ったものでした。機械の幼女が浮かべるこの上もなく自然な笑顔。迫る世界の終わり… 終末の光景とは、こうした倒置の構図が頻発するセオリーがあるのかもしれないね。 
posted by 三和土 at 04:02| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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