2004年06月15日

週刊少年ジャンプ第29号

全体的に読みごたえのある号になってたのは、もはや大御所的存在となった荒木氏が帰ってきたことによる諸作家陣の緊張感が高まったせいかと勝手に邪推。

「S.B.R.」:扉絵のにょほの人がそこはかとなくセクスィー。あのポージングは女性モデルが原典っぽい。サンドマンは受付の人になんかしたから気にしてるんだろうか?

「BLACK CAT」:センターカラー掲載にて最終回。打ち切りという感じはなく、言うなれば自然終了といった様子。最終ページの演出に物足りなさは感じたけど、さわやかにまとまったので割にすなおに次回作に期待してみたくなった。髪を切ったイウ゛も可愛かったし。

「NARUTO」:サスケが大蛇丸と同化したがってる理由がいまひとつ分からなくなってる。それとも同化する事になるとは思ってないんだったっけ?

「ONE PIECE」:ロビンがめずらしくミニスカ。やっぱり美女ですね、この人。

「D.Gray-man」:腕が勝手に体を引きずってるコマ以外は、主人公の悲劇的なバックボーンがよく描けたと思う。でも、もうちょっと後の話数でやった方がいいエピソードではないかしら。

「ぷーやん」:『男十郎の刑』とかへそで思考してるのかと思ってしまうワケの分からなさ。でもテンポもいいし作画ももしかして第1話より安定してたかも。キャラクターの心情を追いやすいのも読みきり版からの改良部分かも。ところで誤植発見『生徒の鏡』→『生徒の鑑』

「DEATH NOTE」:今号表紙の小さいLカットは来月頭発売の単行本表紙からの引用かも。そしてLはオカルトがまったく理解不能なゆえに大の苦手としている人かも。ミサは美少女という存在からあるいは大きくズレた人かも(コマから漂う演出からのなんとなくな不穏な予感)。

「BLEACH」:遺族的なポジションなのに、疑似加害者意識を持ってしまうということは現実において往々にあることで、今回のルキアの過去エピソードはなかなか説得力があったと思う。ルキアはデザインもキャラ設定もいいっすね。

「テニスの王子様」:手塚ラケットのガットが切れた描写が間違い探し並にわかりにくい。それにしてもいつのまにやらえらく掲載率が悪くなってる。(それでも中盤だけど)

読みきり「オレがゴリラでゴリラがオレで」(ゴーギャン):なんかけっこう好きなギャグ系新人。もしかしたらミスフルの代原(事前告知あったっけ?)掲載。不器用なのか器用なのか判断つきかねる微妙過ぎる空気がツボ。

「リボーン」:ツナへの表情が豹変する獄寺くんが萌えなので、隼人たんがメインの回なら、これからもなんでも良し。

「マンキン」:ネタバレレスで知った『マグナがドリフみたいなやられ方をして』という部分が気になってたけど“水の入った金だらい(ひも付き)が落ちてくるとかか?”ぐらいしか予想できず。実際は電撃骸骨透けネタでした。ネタバレ師、記憶力いい人なのな。というかそこそこ年齢いってる? さてオパチョの能力ってなんだろう。未来予知とかかな。近未来含む。

「ジャガー」:ピアニカから出て来た怪人に釘付けなジャガーさんが可愛い。語尾がズェの人はマルコ@マンキンとヤガミ@絢爛舞踏祭を足して割ったようなキャラだと思う。

今期の新連載は、すべて始まってみると意外に安定してるような感触。

posted by 三和土 at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画媒体感想(更新終了) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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