サーバーが機械である以上、ループする世界にもやがて終わりがやってくる。ならば、それまでにガルズオルムが握る身体復元技術を入手することにせめてもの種としての望みをかけてみる。ようやく、ようやくセレブラムの最終目標が分かりました(いやまだ二重底があるかもしれんけど)ね。「青春時代が大きな破綻もなくずっと続くならそれはそれでいいかも」とは少なからぬ視聴者が感じる素朴な気持ちであると思うんですが、それに対する一つの防御線を張ってきた巧みさ(これはキョウが舞浜ワールドのループを意識して6回目という設定にも感じる。さすがに100回は無理だよな)は流石。しかしそこで、アビスの問いかけで不安混ぜっかえしですよ。…キョウは、はたしてガルズオルムが非道の敵だと実感して戦っているんだろうか。私からみると、まだまだ情報が足りてなくてどこかシマたちに乗せられてあるいは煽られて動いているようにみえてる部分もあるんですが。
さて今回は深夜の水泳メドレー(ハヤセが背泳ぎ、ウシオが平泳ぎ、カワグチがバタフライ、キョウがクロール)のシーンが一番印象的でした。ひねくれものな私でも、ああまで気持ち良い青春謳歌描かれるとふつうに感情移入してしまうわ。にしても高校新を狙えるメンツだったとはねー。あの学校、公立みたいだけどかなりの文部両道なんでは。施設レベルも凄そうだし。