NANA:「結界師」の宣伝タイミング早っ!! しかもCMが二種類ある。主人公の顔付きがなんだか地味だなあ。あとヒロインのキャスティングがやけに大人しめな声質に聞こえた。
さて帰郷編。奈々は姉もいるんだね。母のふっくらぶりといい、彼女には意外に肥満体質の疑いも出てきたね(父親の遺伝子関係もあるから一概には言えないが)。今回のトラネスコンサートの演出は、前々回のブラストライブの時より格段に盛り上がりが伝わってきて良かったと思います。二題目でEDに突入する流れ含めて。
「消えない祈り」:ケンプ(両耳を貫く形で鼓膜を自分で破っていたシーンの粗忽描写ぶりが惜しい。即死するからそれ!!)は今までで一番筋が通った人間として描かれていたかも。いかんせんそんなキャラほどあの世界観ではあっさりと死んでいくわけだが。その真逆として、活き活きと殺りくしまくるエルメイダ(台詞まわしの良さもあって今回はこのキャラの演技が一番光ってたなあ)もまたなんていいますか生物としてはけっこう正しい道を走っているようにも思えるね。人間としては『北斗の拳』の雑魚キャラレベルのアレですが。そんなわけで言いたい方向性はわりにストレートに伝わってくるのですが、手法がほんっとうに微妙なんだよ!! たしかに混沌さはリアルの一条件ではあるが、しかし娯楽作品でまで見たくないという気持ちもあるんだよねえ〜 正直、見ていてもうちょっと救いが感じられる流れがあった方がいいんじゃないかと。あとレベッカの最後こそ看取ったとはいえ、ゼッドは彼女がなんで精神の自由を理解したかについては全然分かってないわけやん。レベッカをケンプがかばった現場にいるべきだったと思う。そうでないと彼は成長できないし主人公としての存在意義ない。
まあともかくカードゲーム発売おめでとうございます。直前のCMでもなぜか日付け告知なかったけど、ぎりぎり7月中に間に合ったわけですな。カードの詳細情報チラ見したけど「遊戯王」的なものよりも対象年齢がやや上な、細く長く売るタイプに見えました。なるほどこういう感じなら、世界観を宣伝することのみクリアすれば良いああいうタイアップぶりでも納得できるかも。