2006年08月07日

(2006夏:新)「ケモノヅメ」

もしかしてOPとEDはどちらも「ギャラリーフェイク」担当だったユニットなんでは。OP映像は昭和歌謡調に統一されているんで、相乗効果で持ち味が活かされてます。勝手にしやがれ(すごいバンド名)はこう使うべきなんですよなあ。

いや、おもしろすぎた。笑えるしエロいし。WOWOWはやればできる子。

湯浅アクションがこれでもかと何シーンも楽しめて、ちょっと信じられないほど豪華なつくりだと思いました。演出もすごいですよ。ヒロインの由香が初めて俊彦の前に現れた時の、彼の目からみた彼女の美人ぶりの印象の強さ、その動きぶりが網膜に焼き付く様子が丹念に描写されていて、その数十秒だけでひとめぼれの説得力がきちんと生まれている。

で、ほんとにいい感じの笑いがあるんですよ。八方からボールを飛ばす俊彦の訓練の様子なんて、本人の真剣さを俯瞰してなおかつここぞとばかりに動かしまくってるから可笑しくてたまらんかった。萌えキャラであるらしき一馬くん(刀のビス抜かれてさらには袴までほどかれるってw)を翻弄したサルに向かって俊彦がいきなり「なにかをおれに伝えようというのか!!」とか思い込みで追いかける流れも最高。そういう性格なんだなあ。

これ、今期イチオシかも。

ところで私は湯浅政明氏の活躍ぶりをこれまで知らなかったんですが、今回じっくり観る機会を得て「あ、クレしん劇場版の人か」とようやく名前と印象とが一致しました。
posted by 三和土 at 04:10| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ/TV番組感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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